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「フォビドゥン澁川は「〇〇大好きおじさん」の発祥者的存在なのか」問題

「何々大好きおじさん」というネットミーム……いやネットミームとまでは言えないか……定型句のような言葉があるのはご存じでしょうか。

 

意味はそのまま、何かのことが好きなおじさんがそう自称したりあだ名をつけられたりする現象のことです。

 

それの発祥者のような存在が、「スナックバス江」「パープル式部」の漫画家フォビドゥン澁川なのではないかって、なんか私は前々から思ってて、今日は彼がこれまで生み出した「大好きおじさん」シリーズをちょっとまとめてみます。

 

2015年7月 「干物妹!うまるちゃん大好きおじさん」

ヤングジャンプ本誌。

 

 

 

2016年5月 「テラフォーマーズ大好きおじさん」

単行本「てらほくん」収録。

 

 

 

2016年11月「えびなちゃん大好きおじさん」

ヤングジャンプ本誌。

 

 

 

2019年12月 「ガンダム大好きおじさんたちの一年戦争!」

ヤングジャンプ本誌。

 

 

 

2022年12月 「かぐや様は告らせたい大好きおじさん」

「『かぐや様は告らせたい』ラスト公式ファンブック

秀知院学園卒業パーティー~かぐや様は祝われたい~」収録。

 

 

 

2023年3月 「白銀ノエル大好きおじさん」

ヤングジャンプ本誌。

 

 

以上。2024年1月現在で私が確認できてる大好きおじさんは6作です。

 

このおじさんは要するにフォビドゥン澁川が他作品とコラボとか寄稿とかする際に出てくるキャラクターです。

 

 

 

普通にその作品の絵なり漫画なり描けばいいのに、こういうおじさんをわざわざ介すことでゲテモノ感をちょっと出すのがフォビドゥンに求められているものだと、おそらくは当人もコラボ相手も読者も思ってるんだと思います。私もちょっとだけ思ってます。一方で普通に描けばいいのにともほんの少し思ってますけど。

 

てゆうかその例外も一応あります。

 

 

2023年に「浦安鉄筋家族」が連載30周年達成した際に、彼は週刊少年チャンピオン本誌でおじさんではなく普通に小鉄とのり子を描いて祝ってます。

 

でもこれも、もし寄稿の形式が数ページの漫画だったらおじさんが出てた気もします。

 

 

 

さて。この大好きおじさんシリーズは最古は2015年。もうかなりの年季です。

 

当時はうまるちゃんが大人気で、このスピンオフ漫画もかなり反響があったのを記憶してます。

 

私は「何々大好きおじさん」という言葉がここでネット界隈に認知されたのではないかって気がしてます。

 

似た言葉で「子供部屋おじさん」「港区おじさん」とかいうのがあるのですが、こういうのも「うまるちゃん大好きおじさん」以降に生まれた言葉で、もしかしたら、これらを広めたネット民の頭の中に大好きおじさんが存在してたからそういう言葉が生まれたのではないか、って、私はどうも思ってるんです。

 

もちろん何の根拠もありません。ただなんとなくそう思ってるだけ。

 

フォビドゥン以前2015年以前になんらかの「大好きおじさん」が話題になった事実が確認できれば反証になるんですが、でも期間指定してgoogle検索してみてもこれと言ったおじさんは存在しませんでした。

 

うーむ。というかそもそもこんな「大好きおじさん」「おじさん」は流行とか定型句とか現象とか言うほどのもんじゃないでしょうかね???

 

 

 

それはそうとこの大好きおじさんシリーズは、まとめて見るとかなり胸やけしますね。たまに見るくらいがちょうどいいんだと思います。

 

スナックバス江の森田以上に毒性が強いかもしれません。それにかつてフォビドゥンは「てらほくん」の宣伝でおじさんをXで描いたことがあって、「うまるちゃんより普通にテレフォーマズが好き」と言わせてて、あれは不快感強かったですし。

 

年イチあるかないかくらいの頻度で見たいキャラクターです。

 

 

 

あと、フォビドゥン澁川関連でネットでちょっとでもバズったものと言えば、他に、「ハーブかなにかやつておられる?」「お姫様は女の子だけの専売特許じゃねぇぜ!」なんてのもあります。

 

あと「人の心とかないんか?」はどっちかと言うと呪術廻戦のほうのネタ。

 

 

 

 

 

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