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スナックバス江7巻感想 最高傑作を収録

ヤングジャンプでフォビドゥン澁川が連載してる「スナックバス江」。今日現在で153話まで連載されていますが、私がこれまでで最高に面白かったと思うのは132話です。

 

それが先日発売された7巻に収録されてます。

 

何度読んでも「見事」の一言ですこれ。

 

 

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というわけで7巻も買いました。

 

当然今回も紙の単行本です。

 

(※ 私は漫画は電子書籍派なので紙を買うのはとても珍しいことなんです)

 

 

表紙の意味の分からなさ、統一性の無さは7巻も健在!

 

これまでずっと裏表紙担当だった小雨が表に初登場!

 

左上にいるピンク髪の女は5巻96話に出てきた「カキタレガールズ」の桜井夢子だと思ったのですが今確認してみたらちょっと違うので別人っぽいです。誰やお前?

 

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(桜井夢子)

 

 

 

さて、本編のほうは、準レギュラーキャラの出番がそこそこあってバラエティ感あるような気がします。

 

その中でも特に素晴らしいのがその準レギュラーカワちゃんが出た132話です。

 

「カワちゃんは芸能人をさん付けで呼ぶタイプ」って話なのですが、それをたった8ページのショートコメディに、導入からオチまで話を広げて締める構成が本当に完璧で、とんでもない完成度だと思います。

 

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これまでにも名作はいくつもありますが、最高傑作はどれかと聞かれたら私はこの132話だと答えます。

 

それくらい好き。

 

あと、ママが披露した落語「饅頭怖い」を小雨が徹底的にディスる139話も素晴らしい。

 

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小雨はバカで物を知らないキャラで、だからこそ世の中のありふれたものでも新鮮な視点で解釈できる独特の感性の持ち主です。

 

ひいてはこんなキャラを描ける作者フォビドゥンがすごいです。

 

 

 

そして毎巻恒例の単行本描き下ろしおまけページは、今回は「ことわざをもじって安易なタイトルの漫画を考えるコーナー」でした。

 

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柿崎さん、高校を8年目ってことは普通に考えれば22歳な筈ですが、よく見たらその高校8年生すらも自称なわけだから実年齢は一体いくつなんでしょうね。

 

桃田と栗林はなんだかんだと柿崎さんと仲良くなって友情ほっこり系な方向性でいったら完璧にきらら。

 

 

 

もう一つの恒例、ゲストページは今回はクール教信者

 

 

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この企画、「ママの若い頃の想像図」ってテーマは正直かなり難しくて描きにくそうなのに、快く寄稿してくれる作家たちはみんな優しくて気前がいいなあって思います。

 

これについてはもっと「今回はこの作家のゲストページあります!」ってのを大々的に宣伝に使えばいいのに。

 

 

あとがきページでは、5巻のあとがきに一度出たDくんが再登場。

 

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かなり強烈なキャラなので、本編に彼をモデルにした客の男を準レギュラーにでもしたらいくらでも話が作れそうな印象が湧いたのですが、そうはならずあとがき漫画に使われたってことは、そうするのは無理だと判断されたってことなんでしょうかね~。

 

 

 

今回も満足でした。

 

次の8巻の発売は来年の2月か3月ごろかな?

 

それまでは死ねません!

 

 

 

 

 

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