前にニンテンドー3DSの「SHIFT DX」ってゲームがセールで200円になってて、ギフト券もあったことだしなんとなく買ってみました。
単純なルールのパズルゲーム結構好きです。
で、遊んでみたら予想外の大ボリュームで驚きました。
つうかプレイ中は次から次へと問題が出てきて「これ全部で何問あるんだ?」と拷問を受けてるような気分でした。まーそれが楽しかったのですが。
買船(COSEN)というメーカーが発売してる3DS用のソフトです。2016年発売?
外国のゲームを日本語に翻訳して発売したもののようです。
たまに出てくる絵のテイストがいかにも外国のコミックって感じ。
主人公の被験者42号という女性が、どっかの研究機関の実験を受けることになって、そのテストを延々とやらされるという謎のストーリー。
42号や研究機関は何者なのか、どういう経緯でテストが始まったのか、詳細は一切謎。
ゲームの随所に、テストルームにいる42号にアナウンスでもしてるって設定なのか、研究機関の男がちょくちょくメッセージを入れてくるのですが、これがまた、なんだかよく分かりません。
洋ゲーを直訳してる感が強いし、パズルに集中するとメッセージが頭に入ってこないし、ボリュームありすぎるから初期のメッセージとか忘れてしまうし。
パズルの内容は、言葉で説明するのは難しいタイプのやつです。感覚で理解するタイプ。
主人公42号は、白と黒の部屋に閉じ込められてて、彼女はシフトという能力を使って、その部屋の白い空間と黒い足場の天地を逆にして黒い空間と白い足場に切り替えることができます。
それと、足場を出したり消したりするスイッチ、足場を動かすスイッチ、重量の向きを変えるスイッチを駆使して室内のどこかにあるドアにたどり着ければゴール。
ゴールしたら次の部屋(問題)、それを250回繰り返して250問全部解いたらゲームクリアです。
これが、やってみたら、ものすっごいボリュームでした。
全250問。
(一度クリアしたらステージ選択できるようになります)
250問のうち簡単なのは数秒で解けますが、難しいのは何時間も頭を悩ませて(疲れたら中断してときには何日かけてでも)解かないと次に進めません。飛ばせません。
さらに初プレイ中は、いつゴールなのかも全然分かりませんでした。
公式サイトとかにも全部で何問収録されてるのか載ってませんし。
マジ拷問です。
このゲームをちょっとやってみて自分に合わないと感じた人には苦痛以外の何物でもないでしょうから薦めませんが、合うんならこの拷問は楽しいものだと思います。
一番難しかったのは239問目。
解き方が分かるまで何日もかかりました。
この面はシフト能力を最低24回使うだけでクリアできるそうですが、私は347回使ったことが記録されてます。
ジャンプは最低12回で済むのが223回。
世の中に攻略サイトがあるのかは知りません。
私は全部自力で解きました!
「押したら駄目なスイッチ」と「正しい順番で押す必要があるスイッチ」をトライ&エラーを何度も繰り返して覚えるのがクリア方法です。
で、ここからはエンディングのネタバレです。
全ての面をクリアして、研究機関からの脱出を果たした42号。
彼女は何者なのか?なぜテストを受けてたのか?メッセージの男との関係は?
それら一切、全く説明がありませんでした。
エンディングは文章は一文字もなくて画像が1枚出てくるだけで、この画像も、42号の隣の男が誰なのか、絵の右側はなにが描かれてるのか、サッパリ分かりません!
途中のメッセージを全て記憶してたら分かってたのかなあ~???
でも本当パズルに必死でとても覚えられませんって。
しかし、これ「意味分かんない!遊んで損した!」とは私は思ってないです。
250問を解いた達成感はハンパないですし、42号も男とハッピーエンドになったっぽいことだけは分かりますし。
これで200円なら超大満足ってもんです。
普段は500円。
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