ここ数回の選挙戦は伊井野ミコと白銀御行の2人を中心に物語が描かれていたので四宮かぐやは影がうすかったんですが、今回は彼女の心情などをメインにした回でした。
どうやら心身ともに限界だったようでぶっ倒れてしまいます。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい59話 「かぐや様は呼ばれない」
早坂は相変わらず己が主の筈のかぐやをぞんざいに扱います。
寄りかかるかぐやをよしよしと優しく抱きとめてあげたかと思えばその直後に廊下に突き倒すのが笑えます。
(かぐやと早坂が主従関係なのは誰にも秘密なんでしたっけ)
廊下で倒れ(倒され)てるところを藤原が見つけて保健室送りになりました。
白銀は伊井野と対峙して話し合っています。
伊井野は白銀が自分を助けてくれてたことを理解していて自分の未熟を改めて思い知ったようです。
白銀はそんな伊井野とメガネ少女(いまだ氏名不詳?)を生徒会に勧誘しますが、メガネのほうはあっさり固辞。
せっかくのこの漫画のレギュラーになれるチャンスを不意にしてこれでますます本名とメガネ外した素顔がわかる日は遠ざかってしまいました…。
伊井野のほうはもちろん自身が生徒会長を目指してるのですから経験を積める最高の機会なのですが、モジモジしてしまってこの場ですぐに返事できないところはちょっとかわいいです。
いっぽう生徒会役員を続投したいけど入れてもらえるのか不安なのが石上と藤原。
白銀はビシッと決めて2人を任命します。
あれ?藤原を入れちゃってもいいの?大丈夫?
かぐやは保健室で早坂に愚痴りまくっています。
白銀が見舞いにすぐに来てくれなくて不安がって、自分が今回いろいろ票集めの裏工作をしてたのが白銀にばれて軽蔑されたのではないかとか、いつも通りのかぐやです。
なにより前回白銀が伊井野のことを思ってわざわざ自分の票を減らすような助け舟を出したことがショックだったようです。
あ、やっぱりショックだったのね。
白銀にとって自分だけが特別なんじゃなくて他の女の子にも優しくしたことが今回倒れた最大の原因だったようです。
その不安を解くのはやっと見舞いにやってきた白銀本人でした。
白銀はかぐやがすぐ横にいるそういう時こそ自分は困っている者に手を差し伸べないような人間であってはならないからああしたのだと。
(石上に頼まれたのもあります)
汚い陰謀を張り巡らしてたかぐやとは好対照ですね!
そしてかぐやに「副会長になってくれ」「俺にはお前が必要だ」と言ってのけて、かぐや様はご機嫌になれましたとさ。
めでたしめでたし。
さて選挙に勝って第二次白銀生徒会の組閣です。
伊井野が生徒会室に訪れて、新メンバー入閣となるようです。
これで選挙編はようやく正式に終了でしょうか。
そして伊井野ミコ祝レギュラー入り。
彼女はこれからあの融通の利かない性格がギャグになり、おそらくはその性格も少しずつ険が取れていき、白銀との関係をかぐやに勝手にヤキモキさせる役目を担っていくのでしょう。
がんばれ!