初代iPhoneが発売されたのが2007年6月29日。
今日で10周年だそうです。
私は一度も買ったことがないままなんとなくちょっと欲しいなあーと思い続けるだけで10年たってしまいました。
いや、初代は日本未対応だったから正確には10年ではありませんでした。
でもスティーブ・ジョブスの例の黒のシャツとジーンズの姿で立つプレゼンは脳裏に残り続けています。
日本で発売されるようになったのは翌年の3Gからでした。
ソフトバンクだけで販売されて、でも私は長年ドコモのガラケーで乗り換えることになんか抵抗があって、あと確か本体も通信費もすごく値段が高かった印象で結局見てるだけでした。
iPhoneどころかスマホ持ち始めたのもかなり遅くて、ずっとガラケーでした。
というか今も2台持ちでドコモガラケーは使い続けています。
通話とショートメールだけにしてあんまり通話しなかったら月1000円だけで済むので重宝してます。
電池も長持ちだし。
スマホよりも先にwifiタブレット(dtab)を超安く買える機会があったのでアンドロイドOSはそれで初めて触れました。
アンドロイドアプリの便利さに感嘆したものでしたがそれでも持ち歩くのはガラケーのままでした。
ようやくスマホに変えようと思ったのはSIMフリースマホという安くて便利なものの存在を知ってからでした。
値段を比べたらiPhoneは本体だけだとどこで買っても10万円くらいの計算だったけど、SIMフリースマホだと安いので2万円しないで買えるもんだから、このときもiPhone欲しいと思いつつもSIMフリースマホxperia e dualを買ってしまいました。
高いんだよなあーiPhone。
それでしばらくいたらアンドロイドのSIMフリースマホはどんどん安いままで高性能化するっていう超進歩してしまって以降に買うのもずっとアンドロイドのSIMフリースマホ。
iPhoneを買う機会をどんどん失っていきました。
いまだに一度も持ったことがないまま。
日本でiPhone一度も買ったことない人ってどれくらいいるんでしょう?
女子高生とかには「iPhone以外みっともなくて持てない」みたいなブランドのような存在になってるんでしたっけ。
機械のスペックだけで考えたらやっぱり割高に感じるブランド品っていう感じはあります。
そういえば最近プラダが1個2万円のクリップを発売したってニュースもありました。
長さ6cmくらいの金属クリップならダイソーあたりで108円で買えそうなものですが、これはプラダだから2万円の価値があると感じる人にはあるわけで、同じようにiPhoneも10万円というのはブランドの価値なんでしょうか。
私は他に安くて同等機能のいわゆるジェネリック的なものが他にあるならついついそっちを選んでしまいます。
そうし続けて約10年。
iPhoneは私にとって永遠に「買うことはないけどなんかちょっと欲しいと思い続ける物体」なのかもしれません。
あるいはiPhone8とかが超超すごくて私でも一気に飛びつきたくなるような未来がくるでしょうか?