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藤井聡太四段に噛み付く大竹まことの言い分が何一つ分からなくて面白い

大竹まこと藤井聡太四段のことが気に入らないようで、テレビ番組で吼えたらしいです。

 

私はこの番組そのものを視聴していなくてそれを伝えるスポーツ報知の記事を読んだだけなので全貌とか詳細は分からないのですが、記事を読んだだけでは大竹の言ってることがサッパリ分からなかったのでむしろ笑ってしまいました。

 

www.hochi.co.jp

 

藤井四段といえば連勝中のとにかく超すごい棋士で喝采を浴びまくっていますが、そういう素晴らしい成果を出している人に対してなんか水を差したり「俺はこういう奴嫌い」って言う人が出てくることそのものはあってもいいことだと個人的には思います。

 

もし自分の大好きな人を貶されたらもちろん気分悪いものですけど、それを差し引いても賞賛の中にも批判的なことも混ざるほうがなんか言論的に健全な感じがします。

 

だから大竹が藤井四段に噛み付くこと自体は別にいいんですが、その内容が本当にものすごかったのでした。

 

記事から大竹の発言部分のみを引用します。

 

「29連勝だっけ? 本当に誰か負かさなきゃいかん、本当に。これ以上勝たせてどうするの?」


「77歳の爺さんが、14歳のガキに『どうもすいません』ってあり得ないだろ。ルールを変えなきゃダメ。勝っても若者なんだから『戦わせていただきまして、ありがとうございました』って若いヤツが言わなきゃ」


「ガムテープで出来たみたいな財布から、きつねうどんみたいな金払うようなヤツ。革の財布持てないヤツがだな、ネクタイちゃんと締めろ。そういうヤツに77歳の爺さんがボコボコじゃないか。これ以上調子に乗らすな。誰かシメてやれ!俺はそういう意見だ」

 

……うむ!すごい!わからん!

 

 

なんとか解釈しようとすると…大竹の目には藤井四段が「調子に乗ってる」とうつっているようです。

 

それは14歳のガキが傲慢で生意気だから。

 

77歳の爺さんが14歳のガキに負けて「どうもすいません」と謝罪させられて、しかもガキのほうは対局後に礼も言わないから。

 

将棋に詳しくない私でも棋士同士っていざ対局すればどんなに歳が離れていても立場は対等で、始めと終わりにはお互いに頭を下げて挨拶するものでそれは礼儀であり謝罪なんかではないというのは知っていますが、大竹に言わせればそんなルールは変えなきゃダメで、ガキはもっともっと平身低頭であるべきだと語っています。

 

あとマジックテープでバリバリってやるアディダスのサイフもネクタイの締め方も気に入らないそうです。

 

 

 

例えばハタチ過ぎてる大人が中学生が持つようなサイフ使ってるのがみっともないとかいうわけじゃなくて、中学生が中学生らしいと感じさせるような様子を見せることも癇に障っているようです。

 

 

……いやもうただただひたすらとにかく大竹は藤井四段のことが気に入らないんだろうなあーということがものすっごく伝わってきます。

 

もうこの際理屈だとかこの言い分の正当性なんかどうでもよくて本当にガキが大人や爺さんを負かし続けることに腹が立って怒りが収まらないということが。

 

普通ならたとえ思ったとしても公に発言することなんてまずできません。

 

それほど怒ってます。

 

ただ勝ち続けてることに。

 

 

 

藤井四段もいつかは必ず負ける日がきて連勝がストップすることでしょう。

 

その時きっと大竹は歓喜するのです。

 

すごいわ大竹。

 

 

 

 

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