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かぐや様は告らせたい216話感想 伊井野!伊井野!頑張れ伊井野!

伊井野回だ!伊井野回です!

 

頑張れ伊井野!

 

週刊ヤングジャンプ23号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい216話 「四宮かぐやの無理難題 仏の御石の鉢編(1)」

 

伊井野かわいいぞ!

 

私は伊井野大好きです!

 

思えば私がかぐや様の感想ブログ書き始めたのは伊井野が素晴らしいと思ったからでした。

 

伊井野頑張れー!

 

 

3週間ぶりのかぐや様、最初読んだときは予想外の伊井野回で驚いてテンション上がりました。

 

でも感想はちゃんと落ち着いて書きたいです。

 

 

 

まずは巻頭のカラー扉絵です。

 

伊井野、2度目の単独カラー登場です。(前回は130話/単行本では14巻140話)

 

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この作品で単独でカラー扉絵に描かれたことがあるキャラは今のところかぐやと伊井野の二人だけです。

 

藤原早坂白銀もメインで登場したことはありますが必ずかぐやと一緒でした。

 

なんか特別って感じがしていいです。

 

 

で、その記念すべき扉絵は、3連ピアスな彼女。いやこれは4連って言うの?

 

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いつも彼女は耳を見せてないから、一瞬「あれ?伊井野って実は耳ピアスしてるんだっけ?」とか思ってしまいましたが、これは、今週の本編を読んだあとで見返すと、これが彼女なりの悪い子のイメージなのかなって感じでした。

 

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(伊井野はノーピアス)

 

そしてなぜか八重歯。でもそこもかわいくて素敵です。

 

 

 

ただサブタイの「四宮かぐやの無理難題 仏の御石の鉢編(1)」は(2)の間違いですよね。

 

(1)は179話(単行本では19巻189話)が相当する筈。

 

そして、今週号は伊井野が動き出す話だったのに、なぜこのサブタイなの?

 

大仏が今後大きく絡むってことなのでしょうけど、はたしてどんな形で???

 

 

 

さて本編の感想。

 

実は初めて読んだときは今週の伊井野の行動は変に感じたのですが、よく考えたら何も変じゃないと思い直しました。これは後述します。

 

あと、前回は担任教師大林の話だったのが不意に伊井野回になってて、これからはいろんなキャラの話がこうやってザッピングされて描かれてくのかなってのが、ちょっと気になりました。

 

 

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冒頭は白銀とかぐやが屋上でお弁当のあーんでいちゃついてて、それを伊井野が覗いてるところ。

 

いちゃいちゃいちゃいちゃ。でも、やりたてカップルが誰もいない屋上でいちゃついて、盛っておかしなことを始めないだけ二人の理性は大したものです。

 

伊井野はそんな理性的で理想的ないちゃいちゃに当てられたと。

 

それはきっと特に、誰になんと思われようが堂々といちゃつけるところに、でしょうね。

 

 

 

その足で生徒会室に行ったら、石上が食事&仕事してました。

 

食べてるのは焼きそばパン&サプリ&プロテイン。

 

ササミジュースや金魚の餌に比べたら圧倒的にまともな昼食です。

 

でも伊井野にとっては「野菜足りてないんじゃない?」な昼食。

 

それを見て彼女は自分が石上に弁当を作ってあげる妄想します。

 

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さっきのかぐやがやってたような愛情弁当。

 

いじらしいです。

 

でも相手の昼食の予定を確認せず「予告無しで突然手作り弁当」はたとえ好きな相手からであっても、その、迷惑になる危険が大きいのですが、伊井野はそこに気づかないあたり、そういうことに全く慣れてない感じがして、それはそれでかわいかったりして。

 

 

 

そこにやってきたのは藤原。

 

石ミコ派の藤原。嬉しそうに伊井野に「石上くんのこと好きなんでしょ」と構います。

 

女同士だったらやっぱりこういう恋バナ、素直に話してくれないと不満なもんなんでしょうかね。特に藤原はこれまで散々でしたもんね。石上が子安好きだったのも、白かぐが両想いだったのも全く蚊帳の外だったし。

 

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しかし今回はさすがに伊井野も藤原に心を開くことができました。

 

何気ないことですが、かなり重大な転機だと思います。

 

 

 

伊井野は藤原に「ガンガンいこうぜ」と焚き付けます。

 

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他の女に失恋したばかりの男に、即彼女として立候補はしなくとも、アピールして票田を耕すことは今すぐにでもできるし、そうすべきだと藤原は説きます。

 

そうやって下地を作っておけば、いざ時が来たらあとは一気にズドンでオギャーだと。

 

それを聞いた伊井野は、何かのスイッチが入って、すぐに行動を開始してしまいました。

 

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その日の放課後?教室で石上に「一緒に生徒会いこ?」と。

 

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私は最初ここ読んだときは、驚いたとともに変に感じました。

 

いやいやいやお前はそれがず~っとできなかったからこそ苦しんでたのに、なんでこんな急にできるようになれるのよ!?と。

 

 

でもちょっと考えてみたら、すぐ納得いきました。

 

これまで伊井野の恋はほぼ孤立無援で、唯一心を開けて味方になってくれたのは白銀だけでした。

 

それだって石上が他の女に惚れてた時期のことで、いわば「叶わぬ恋の苦しみを慰めてくれる相手」だったのですが(そのせいで伊井野は白銀に変な形でなつくようになってしまったのですが、そこは今は置いといて)、今は状況が変わりました。

 

石上はもう、ちゃんと振られました。

 

ならば?ならばどうする?って話です。

 

そこに現れたのが石ミコ派の藤原って話です。

 

 

 

伊井野はこれまで背中を押してくれる味方がずっといなかったから、何も行動できなかっただけだったのでしょうね。

 

そして、このたび初めて藤原がそうしてくれたから、スイッチが入って一気に行動を起こせるようになったと。

 

なるほどねえー。

 

伊井野は文化祭のときキャンプファイヤーを実現させるためにすごい行動力を発揮したような、なんかそういう異常な瞬発力が元からあるのでしょうね。

 

で、白かぐの人目を気にしないいちゃいちゃを見、藤原に焚き付けられ、一気にこんなことができてしまったと。

 

うひゃーです。

 

私はもう「すごいぞ伊井野!」「頑張れ伊井野!」です。

 

 

 

しかしこれは様々な不安を掻き立てる展開でもあります。

 

まずこういう伊井野の行動力は、危なっかしさにも繋がってて、見ててハラハラもします。

 

それに、教室での伊井野の作戦開始を大仏が見てます。(同クラだったのね)

 

大仏はこれを見てどうするんでしょうね。

 

サブタイを見る限り、何か関わってくるんですよね?

 

でも今更反対するともちょっと思えないしなあー。

 

もう石つばは破綻したわけですから、今からでも親友の恋の応援をしても筋を外れるようなことにはならないと思いますが。何かあるの?

 

 

あともう一つ、伊井野は初登場の時に選挙で、男女交際の禁止を訴えてたことも忘れちゃいけないことだと思います。

 

他人には恋愛禁止を訴えてた風紀委員が、次の有名人の男子に恋愛アピールなんて始めたら、校内での評価は暴落するとしか思えません。

 

「他人の目を気にしない」とは言っても、来年の生徒会長になる夢を捨てることになってしまってもいいんでしょうか?

 

そのへんも私はどうも気になります。

 

あ、あとは石上本人の気持ちも。

 

現時点で彼は伊井野に欠片も恋愛感情を持っていません。

 

 

 

私は伊井野大好きで頑張れと応援はするものの、彼女が石上と幸せになるには、かなりの険しい道のりになるのではないかなって気も、どうしてもしてしまうわけです。

 

伊井野回になると感想ブログがついつい長文になってしまいます。

 

 

 

君は人のために死ねるか

君は人のために死ねるか

  • アーティスト:杉良太郎
  • 発売日: 2004/09/29
  • メディア: CD
 

 

 

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