モンエナの新作、「ウルトラバイオレット」を飲みました。
なかなかおいしかったしカロリーゼロだしいい感じでした。なによりウルトラバイオレットというネーミングセンスが面白いです。どう面白いのかは後述します。
さて。モンエナは本当に活発に新作を発売しますね。いや大手エナドリメーカーはどこも活発ですかね。フットワークの軽さを感じます。
それで発売してみて人気が出なかったやつは当然ながらすぐに店頭から見かけなくなってる気がします。
なので新作が発売されて興味があったら早めに買っておくのが賢明です。いつ消えるか分かりませんからね。
人気が無いのなら消えるのは当然のことですが、そういえば私がかなり気に入ってる緑色の缶のウルトラパラダイスが最近置いてある店が減ってる気がして寂しいです。栄枯盛衰の盛者必衰の諸行無常です。
話を戻してウルトラバイオレットなのですが、この商品名は本当に面白いです。
そもそもultravioletは普通に紫外線のことです。UVと略すあれです。
でもこのドリンクのコンセプトに紫外線はなんにも関係ありません。
モンスターエナジーって、詳しくない人にはどれがどれか区別つきにくいと思うのですが、もともと「モンスター ウルトラ」って言うカロリーゼロのシリーズがあるんです。
ウルトラは普通に以前からモンエナで使われてる言葉なんです。
そこにたまたまバイオレットって言葉を付けただけであって、紫外線とは関係なくて、これは「モンエナのウルトラバイオレット」ではなく「モンエナウルトラのバイオレット」というほうが正確なわけです。
モンエナを多少知ってる人だけが笑えるネーミングセンスです。
で、じゃあどういう意味でバイオレットっていう名前になったのかと言いますと、普通に「ぶどう」だからっぽいです。果汁は入ってませんがグレープフレーバーだからです。
ピーチーキーンが桃フレーバーなのと同じような感じですね。無果汁ですが香料でそういう風味にしてる系の。
ただ、材料欄にもモンエナ恒例のポエムにも「ぶどう」とか「グレープ」とかの単語はありません(公式サイトにはあります)。このポエムはいつも「このモンエナはどんな味なのか」を端的に表現してて出来がいいんですけどね。それで言えば今回のポエムはいまいちでした。
ポエムには「甘さと酸味」とはあります。確かにクエン酸の風味をいつもよりちょっと強めに感じました。
それはそれでおいしいんですけど、正直に言いますと私はぶどうのフレーバーを感じませんでした。
それはむしろドリンク本体の色のほうで感じます。
まさにぶどうジュースの色。赤紫のパープルより青紫のバイオレットって感じの色。これは着色料によるものなので、かき氷のレモンとかいちごとかに近い概念ですね。かき氷のいちごシロップにいちごを模した香料が特に配合されてるわけではないけど、食べると色で脳が「いちご味」を感じるやつ。錯覚と言えば錯覚ですがそれで何も悪いことはありません。
というわけでこれは「ぶどうフレーバーだ!」と堂々と言って良いと思います。
あとはカロリーゼロなのも素晴らしいところです。
現行発売されてるモンエナは実態として何種類あるのか定かではありませんが、上位なのは間違いないです。私にとってはね。好きなほうです。