などなどブログログ

漫画の感想や日記などなどを。

カッターナイフを研ぐのは不毛な行為なのか

うちの玄関前のガレージってほどじゃないけどそんな感じにとこに置いてある道具箱、に、入れてあるカッターナイフが錆びっ錆びになってました。

 

ふと思い立って研いでみることにしました。結果カッターは一応生き返ったのですが、はたして意味があったのか自分でよくわかんなくなりました。いや、捨てて買い換えずに済んだんだから有意義な筈なんですけど。

 

小さいカッターナイフがダイソーとかで2個110円とかで売ってるじゃないですか。こういうやつ。これが錆びてたんです。

 

刃を交換したり折ったりするタイプのカッターナイフなら、錆びたらそうすればいいんですけど、これは替刃とかは存在しません。

 

 

 

ちょっと、「研いでみよう」って気になりました。なんとなく。捨てずに済めばエコにもなるわけですし。

 

刃物を研ぐのってもとから割と好きですし。

 

 

そうとう錆びてます。これをピカピカに再生できればかなりすごいです。まーピカピカにはできなかったんですけど。

 

 

最初はコンパウンド(研磨剤)を使ってみました。

 

 

ある程度は綺麗になったんですけど、完全に錆びを落とすのは無理でした。手作業でやってて、疲れて嫌になってきたんですけど、それを押して頑張り続ければ落とせるんでしょうかね?

 

あとはもうやすりとか砥石とか総動員で作業時間は1時間くらいはやってたと思います。

 

 

結果、切れ味は戻りました。刃の凸凹も爪の手触りとかでは感じなくなるくらいにはできました。

 

でも見た目はぜーんぜん綺麗になりませんでした。

 

もう作業終了することにしました。切れ味が戻ったんならこれでいいや。

 

 

結局なんだかよく分からない敗北感が湧いてしまいました。

 

こんな手間かけるなら捨ててしまって新しいピカピカのを買い替えたほうがすっきりするでしょうかね。

 

エコとか節約とかで言えば完全な勝利の筈なのに、なぜか精神的には全然勝った気分にはなれませんでした。

 

こういうことって、1個55円のカッターナイフに頑張る意義、手間、エコ、コスパ、タイパ、いろんな要素が心に作用して、なんか、世の中にたまにある「節約をしたつもりでも実際は逆に浪費してしまった」「エコになったつもりでも総合的に考えれば全然エコになってない」みたいな心境になってしまいました。

 

例えるなら「こまめにスイッチを切っても年に10円の節約にもならない上にすぐ壊れる節電タップ」を買うかのような、エコになってるようでエコになってない行動。

 

いや、今回は違う筈です。今回はカッター買い替えずに済んだので55円のエコにはなったし、これで消費したのはどうでもいい1時間と研磨剤をほんの少々とボロタオルの切れ端だけです。それらは燃えるゴミにはなりますが。

 

私はもう深く考えず今回はSDGsを達成したのだと自分に言い聞かせてこの作業はこれにて終了です。たぶんもうやんない。

 

 

 

 

 

スポンサーリンク