「汁なし担々麺」に「担々麺なし汁」をかけるとはたしてどうなるのか、かけたそれはなんという名前になるのか問題。
3パターン予想できると思います。
(画像はいらすとやより)
予想1 「担々麺」になる。
そもそも「担々麺なし汁」というのは単なる汁のことです。言葉遊びでそう言ってるだけに過ぎず、ぶっちゃけ本当にただの「汁」です。世の中にある全ての汁は一つの例外除いて普通に担々麺なし汁ですから。
で、ならば、汁の無い担々麺に汁が加わることで、ただの「担々麺」になるのではないか、という予想。
予想2 「 」(無)になる。
汁なし担々麺と担々麺なし汁は反物質なので両者が衝突すれば対消滅する……なんてことはありません。普通に汁のある汁なし担々麺がそこには誕生します。
しかし言葉としてなら「汁」と「汁なし」、「担々麺」と「担々麺なし」は反対語なので[要出展]、言葉だけは消滅するのではないか、という予想。
予想3 「汁あり汁なし担々麺」もしくは「汁なし汁あり担々麺」になる。
トゲトゲがある虫、通称「トゲトゲ」をご存じでそゆか。あいつにはトゲの無い種類もありそれはトゲナシトゲトゲと呼ばれて、さらにそいつの仲間に少しだけトゲがあるトトゲアリトゲナシトゲトゲと呼ばれてるのもいるそうです。
ならば担々麺にもこの凡例が適用されて「汁あり汁なし」か「汁なし汁あり」という言葉が付随するのではないか、という予想。
ただここで「汁あり」と「汁なし」は順番はどちらが先か、という問題が発生します。
もしかしたら双方譲らぬ論争が起こることも考えられます。
しかしここはやはり「汁のある、汁なし担々麺」なのだから、「汁あり汁なし」のほうが妥当だと私は考えます。
もし仮に汁なし担々麺を作るとき、まず担々麺を作ってそこから汁を抜く、なんていう製法だったりしたのならば「汁なし汁あり」の順番のほうがより正確になると思いますが。
あなたは汁なし担々麺に汁をかけることを考えたことはありますか?
もし本当にそうしたらできたそれをどう呼ぶか、考えたことはありますか?
世の中にはまだまだそういう未解決問題があります。
例えばタコが入ってないタコ焼き「タコなしタコ焼き」を半分に割って後からタコを入れたらそれはなんと呼ぶべきなのか。
他にも「午後の紅茶おいしい無糖」に砂糖を入れてよく降ったら、それはなんと呼ぶべきなのか。
「タコ焼き」でしょうか「タコありタコなしタコ焼き」でしょうか。
「有糖午後の紅茶おいしい無糖」でしょうか「午後の紅茶おいしい」でしょうか。
まー午後の紅茶はおいしいですけど。