ゾンビランドサガリベンジ面白いです。
私は感想ブログを全話見終わってから書こうと思ってたのですが、マジで面白くて各話を見返してるうちに今からでも1話ずつの感想書きたくなりました。
今からでもリアルタイムに追いつくぞ!
というわけでまずは第1話を見た感想です。
とその前に、この作品のもともとの1期「ゾンビランドサガ」について。
もう2年前かあー。懐かしい。
私は当時死ぬほど嫌な出来事があって夜眠れなくなって気を紛らわすために何か視聴することにして、たまたまこの作品を選んで、そしたら引きこまれて、ずいぶん精神的に救われたものでした。問題はなんとか処理できました。
このことは逆説的に今ゾンサガを見たら当時の出来事がたまに頭に蘇ることにもなってるのですが、今はもう自分の中ですっかり「過去のことだ」と気に病まなくなれてて、そうなれたのもゾンサガのおかげって部分が多々あります。
超どうでもいい個人的な話ですいません。まーつまりは個人的な事情もあってちょっと特別な思い入れがある作品なわけです。
こういうグッズにもちょっと手を出したり好きな曲をDL購入したりしました。
佐賀にも生きてるうちに一度行ってみたくもなったり。
好きな作品です。
2期の製作が決定したときは嬉しかったです。
で、結構待たされてようやくの放送開始。
第1話を視聴して「面白かった」「続き(結末)が楽しみ」と思いました。
そして一番気になったのは「この2期でこの物語の根底の謎を明かされるのだろうか」です。
1期は物語の謎をほとんど何も明かさないまま完結しましたよね。
幸太郎はどうやってゾンビを作ったのか。佐賀を救うってなんなのか。ゆうぎりやたえは何者なのか。などなど細かいことも含めたら無数に。
しまいには大古場記者がフランシュシュのメンバーに死んだ芸能人がいることを突き止めたところで終わってしまいました。
投げっぱなしエンド!
で、リベンジの1話を見たらなにやら「そのへんをこれから描いていきますよ」って空気をちょっと感じました。
はたしてどんな真相が?そもそも明かされるのか?
私は謎を明かしてほしいと思いますが、たとえ明かされなくても面白くて満足いく結末ならそれでもいいとも思います。
何にせよ楽しみです。
ただ「楽しみにする」ってのも善し悪しですよね。期待し過ぎてもし不満な終わり方だったら失望も激しくなりますし。
しかしそれもまたリアルタイム視聴の醍醐味ってもんです。
1期は私は確か9話くらいになってから視聴を始めました。今回はしっかり1話からリアタイです!
前置きが長くなり過ぎました。1話本編の感想書きます。
(これ書いてる時点で6話まで視聴してます)
私は予想だとか考察だとか一切せず無心で見たのですが、それでも意表を突かれました。
メイクバーションなのに妙に顔色が悪い愛が、原付に乗って、小島食品工業でバイトしてて、朝礼で社歌を斉唱するという超意味不明オープニング。
何やら借金を抱えて返済するためにメンバーが働いてる様子が描かれ、その直後にさくらがナレーションでこれまた意表を突く、ここに至ったいきさつを語ってくれました。
ここも驚きました。
1期最終回から1ヶ月後に、フランシュシュは身の丈に合わないハコでの単独ライブを断行して爆死したと。
何より驚いたのはその経緯をナレーションで済ませてしまったことです。
マジですごい判断です。
大事な経緯の筈なのに「ここはナレだけでいい」って切っちゃった!
例えるなら、高校生活を描いたアニメだとしたら、1期では1年生の時を描いてたのが、2期でもう3年生になってて、2年生の時の物語を飛ばしたようなものです。
なかなかできる判断じゃないです。
監督脚本スタッフが熟考を重ねてこういう決断に至ったんだろうなあーって想像できます。
きっと最初は爆死の経緯を何話もかけて放送することも検討して、そのうえでカットしたに違いありません。
さすがです!
さくらのナレーションのパワーも改めて感じました。
ナレーションしてるときのさくらはなんつうか普段の彼女とは別人格です。
早口で、なんかふざけてて、かなり悲惨な物語でも深刻にさせずに軽く笑い飛ばさせるパワーがあります。
で、愛やさくら以下メンバーはめげずに借金返済のためバイトを始めたと。
ちなみに愛はバイク通勤してるのにサキはしてないのは、サキだとすぐ乗り物を乗り潰すから愛から固く禁止されてるんだろうなって想像が湧きました。
免許や身分証明はきっと何とでもなる設定なのでしょう。それで巽三子とか名乗って。
その三子の労働シーンでちょっと印象的だったのが、髪の毛をしっかり全部帽子の中にしまってるところ。
たいていのアニメや漫画では、調理とか手術とか競泳とか、本来なら髪の毛を全部帽子にしまうべきときでも、前髪を出してる絵がほとんどです。
(出してる例)
でも三子は、イカのおつまみの中に髪の毛などなどの混入を防ぐために、既定の作業服を正しく着用してることが、感心しつつ、なんか笑えました。
他には……純子(四子?)はきっとバイト自体が初めての経験なのだろうなって思いました。
私は以前のブログで、純子は生前では人気アイドルになることと引き換えに平凡な少女の青春を捨てたけど、ゾンビになってからそれを取り戻す機会に恵まれた、って書いたことがあったのですが、今回のバイトも、彼女にとっては非常に有意義な青春なのだろうなって。
あとこれは2話以降を見てから思ったことですが、こうやって彼女達が働きに出て地域や社会に深く関わるようになったことが、奇しくも彼女達の運命を大きく動かすことにも繋がってるようです。
で。頑張るフランシュシュとは違い、幸太郎は失意のどん底に。
さくらが「活動再開ライブするけん、見に来てください」と言うけど無視。
この時点で話の展開は予想ができました。
冷え切った会場でライブして、幸太郎が何だかんだ言いつつ駆けつけてさくら感激して、フランシュシュも彼も復活するんだろうな。と。
実際その通りの話になりました。
このあたりは、冒頭の意表とは逆に、予想通りであることが満足感を与えてくれたと思います。
「こうでなくっちゃ!」っていう。
幸太郎が走るなら道の信号はみんな青にならなくっちゃ!
最大の立役者はデスおじだったと思います。ぶっちゃけ新曲のインパクトを食ってたかも。
リアタイでのネット見ても大絶賛でした。ファンの鑑です。
妙にケンカが強いところも笑えました。特にデスおじB。
痩せてるほうがBらしいのですが、乱闘シーンになって、幸太郎やAは結構殴られてるのにBは一発も貰ってなくて、こいつきっとアレですわ、相手の攻撃を全部見切れて、そして自分が攻撃するときは、もし本気出したら素手で相手を殺すくらいは簡単にできるタイプですわ。
で、滅茶苦茶なライブでしたが、新曲「REVENGE」は乱闘を止めるくらいの力がありました。
熱いです。見事です。
で、ここからリベンジだ!で続く。と。
はたしてリベンジとは?まさか借金返済だけを意味してはいないでしょう。
そして作中のマスターとの会話であった「このプロジェクトは時間が限られている」は今度明かされるのか?
気になります。気にならせてくれます。
とま1話の感想自体はこんな感じです。とにかく物語の謎を含めてすごく構想が練られてそうな印象でした。
それでふと思うことが、そもそも1期のときに、物語の謎の真相はすでに構想されてたんでしょうかね?ってこと。
1期は続編を作ることを想定して作っていたのでしょうか?
なんかねー、アニメ雑誌やネットのインタビュー記事とかを読むに、なーんか、プロデューサーや監督達は「2期とか考えてなかった」みたいに言ってたり、「ゆうぎりやたえの正体については設定自体はちゃんと存在してる」みたいに言ってたり、続編を作る想定があったのか無かったのか結構謎だった、ような、気がします。(記憶がちょっと曖昧)
仮に続編を作る予定は全く無かったのだとしたら、1期のあの投げっぱなしエンドはかなりの投げっぱなしってことになります。「え?真相?教えてやんねーよ!つか真相なんてねーよ!」レベルの。
かと言って逆に、続編を作ることを最初から見越してたんでしょ、っていう印象もなぜかあんまりしないんです。私の印象だけの話ですが。
1期と2期の間、なんか妙に、スタッフもキャストもみんな紆余曲折四苦八苦してて難産の末にようやく放送開始に漕ぎつけたみたい、って印象を、見てて感じてました。
あ、いや、こう感じるのはコロナのせいかな。想定とかは関係ないかも。
つかそもそもどうでもいいですよね、こんなの。
本当にふと思っただけのことです。
さー2話以降の感想もどんどん書くぞー。