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スカイリム トカゲのおばさんと結婚することに決めた猫のおっさん

ニンテンドースイッチライトスカイリムを遊んでます。

 

私はこのゲーム事前知識ほぼ無知で始めて、実際に遊びながらどんなゲームなのか理解していってる感じです。

 

で、ゲーム内に結婚のシステムが存在することを知り、我が主人公blueも結婚させることに決めました。

 

 

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さて。

 

えーと。そもそもThe Elder Scrolls V: Skyrimというゲームは、パソコン版とかならキャラクターのCGモデルを自由にいじれるそうですが、スイッチ版は素のままで遊ぶ仕様となり、素のキャラは本当にお世辞にもかっこいいとか綺麗とかは言えません。

 

(関係ないけど、いじらない=「MODを入れない遊び方」を「バニラ」って言うのを最近初めて知りました)

 

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例えばプレイ中に「色気ある乙女」ってキャラが登場しましたが、せめて美女という設定の筈のキャラは美女にデザインしてほしかったと思うほどに。

 

でもここまでは買う前に承知してたことなので別に構いません。

 

で、私はゲーム開始時に、そんな中からでもせめて見た目がかっこいいと思える種族、猫型獣人カジートって種族を主人公にしました。

 

他のノルドとかインペリアルとかの基本形人間型種族はみんな本当に見た目がかっこ悪かったので。

 

 

 

でもこれはゲームを続けてくうちにあまり意味が無い選択だったことを知っていきました。

 

主人公の顔はゲーム画面にそうそう出てきません。

 

必然的に常に兜をかぶるし、プレーヤーは基本後ろ姿しか見ませんし、そもそもキャラの顔のアップなんて意識してそうしようとしない限り画面に映りませんし。

 

しかも私は小さい画面のスイッチライトで遊んでるので、このゲーム、本当に顔は全然重要じゃありませんでした。

 

 

 

さらにゲームを進めていくと、どうも、私の種族カジートは、この世界観ではかなり異端な種族であることも分かってきました。

 

この世界ではノルドが多数派で優勢な種族でした。

 

主人公をノルドにしたほうが一番自然になるようにできてる印象です。

 

カジートなどなどの他種族はノルドから見下されてる世界観なので、大きな町を歩いてもカジートなんてほとんど見かけません。

 

ゲーム中に見かけた他のカジートは、町にも入れてもらえず信用もされず放浪生活を送っていました。

 

なので、我が主人公blueは本来差別的な扱いを受けないと不自然なのですが、町の人々やクエストでの話し相手は、私を見下す空気が全然無いのが、妙に違和感があります。

 

こう書くと「差別があったほうがいい」って言ってるみたいでなんか変なのですが。

 

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(町の「首長」は本当ならカジートとは面会すらしないだろうなあー)

 

うーむ。なんにせよ、どうもカジートはこのゲームの初心者が最初に選ぶような種族ではなかったようです。

 

しかし、これに気づくまでに結構ゲーム進めちゃったから、今更最初からやり直す気にもならないし、まーいいや!カジートのまま進めよう!と思うことにしました。

 

 

 

で、結婚です。前置きが長くなりましたが。

 

 

このゲームでは結婚相手として選べるキャラが決まっています。

 

同性婚もできますが、そこは今回は置いておきます。

 

世界中の各地にお嫁さん候補のNPCが何人かいて、彼女達と出会って、クエストを進めて信頼や好意を得て、そしてこちらからプロポーズすると結婚に同意してくれて同居してくれるようになると。

 

ちなみに住む家は最初は持ってないので、これも特定の町でクエストを進めて首長から住む許可を取り、結構なお金を払う必要があります。

 

それがこなせたらあとは誰と結婚するかは自由に選べると。

 

 

 

というわけで私が求める結婚相手の条件は「顔はもうどうでもいい」「カジート的にはノルドとか人間型種族はなんか嫌だ」ということになりました。

 

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それで結局、トカゲ型獣人の種族アルゴニアンの女性、シャーヴィーさんと結婚することに決めました!!!

 

 ……いや、条件にあてはまるのが本当にこの人くらいしかいませんでした。

 

カジートの女性は候補の中に1人もいませんでしたし。

 

さらに、なんていうか、このゲームでは女性の声は何種類かあって「やさしそうな声」「凄みのある声」「おばさんの声」などなどあるんですが、このシャーヴィーの声は完全におばさん用のボイスが当てはめられてるんです。

 

トカゲのおばさんです。

 

ノルドの女性の結婚相手候補には、顔がそう悪くもなくてかわいらしい声の人とかもいたんですけどね。

 

しかもこのゲームの世界観では、カジートとアルゴニアンは同じ獣人系種族でありながら、両者の仲は悪いって設定だそうで。

 

 

しかし、私は、なぜかこれらの状況が逆になんかめっちゃ面白くて楽しいと思えてきました。

 

我が主人公、猫のおっさんblueは、このトカゲのおばさんと結婚して、本来は自分らを差別してくる人間が多く住む町に堂々と新居を構えて暮らしてやるんじゃい!と。開き直る感じで。

 

 

そうと決まればあとは縁談がトントン拍子に進んでいきます。

 

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シャーヴィーはとある町の片隅で労働してる女性。

 

ノルドから安い給料で重労働をさせられてるっぽいです。アルゴニアンにはそれくらいしか職業の選択肢が無いようで。

 

そんな彼女のとある個人的願い事を叶えるクエストをクリアすると、結婚相手フラグ成立。

 

そしてプロポーズ!

 

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これからは彼女にもっといい暮らしをさせてあげます!

 

彼女もOKしてくれました。

 

 

次は結婚式。

 

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これも指定の聖堂に行って「結婚したい」と言えばいいだけ。

 

しかし、肝心の結婚式が、自分も彼女も普段着でがっかり。

 

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これは本当にがっかりでした。シャーヴィーの花嫁衣裳が是非見たかったです。

 

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しかし、男・blue。そんな不満など気にもせず、ここで「結婚式を中止してくれ!やっぱり無理だ」なんて選択肢は選ばず、無事に二人は結ばれました。

 

 

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私はこの時点で家を4軒も所有してるお金持ちなので、新居をどこにするか選んだら結婚生活スタートです。

 

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ところで、このゲームは、字幕と音声がところどころ微妙に違う仕様になってて、このシャーヴィーは音声は女性の声優が女性語(おばさん語)で喋ってるのですが、画面の字幕は男性語になってしまってる不遇のキャラです。

 

これはこのゲーム内に収録されてる途方もないテキスト量を翻訳する際のやむを得ない省力化の結果なようです。文意自体は同じだから理解は可能です。

 

こういうところも逆に笑えて、こんなキャラと結婚する人生があったっていいじゃないか!って感じです。

 

 

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ただ、これで結婚が成立したわけだけど、ゲーム的にはそれで何かが大きく変わるってことはないのかな?

 

せいぜい自宅で眠ったときに数時間のステータスアップボーナスがつくくらい?

 

まーそこは別にいいです。

 

ゲーム的には家のほうが重要で、入手したアイテムを保管する倉庫の役割を果たしててちょくちょく帰るので「そこに嫁さんがいてくれる」という気分は味わえます。

 

 

 

で、次は子どもです。

 

このゲームは子どもは養子というシステムで迎えることになってました。

 

これも、世界中のあちこちに孤児がいて、そこから選ぶシステム。

 

こちらは種族はノルドしかいないようです。

 

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ここも、このノルドの孤児ルシアは、自分がカジートの義父とアルゴニアンの義母に引き取られても全く気にせず無邪気に喜んでて、仕様と世界観の齟齬をまた感じるのですが、まーいいです。

 

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本人も不満は無さそうだし、問題無し。

 

種族差別の無い未来を作っていってほしいです。

 

 

 

で、養子は2人まで引き取れるらしいです。

 

私はここで勘違いをしてて、家ごとに養子を2人引き取れて家は4軒持ってるから合計8人引き取れると思い込んでたのですが、実際には全部で2人までで、本当は男の子と女の子を引き取ろうと思ってたのに、勘違いに気づいたときには先に女の子を2人引き取ってセーブした後なので手遅れでした。

 

さらに、この家には妻と養女以外に、従者(執事)もいて、従者も女性で、結局この家は5人暮らしとなり、意図せず、自分以外はみんな女という女系家族になってしまいました。

 

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でも、妻シャーディーも、2人の養女ルシアとルナも、従者のリディアもみんな私を慕ってくれてるので居心地はいいです。

 

さらにルシアは「ペットを飼いたい」と言ってきて許可するとキツネが1匹家族に加わりました。

 

 

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このゲームには動物は犬やニワトリとかはいるんですが、ペットにキツネを選ぶのか娘よ。

 

ちなみに猫はいないようです。猫は私です。妻はトカゲ。

 

我が家はすっかりにぎやかです。

 

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家族の仲は悪いようなことは(たぶん)なくて、みんなうまくやってくれているようです。

 

ルシアとルナはたまに他愛のない口喧嘩をしますけどね。でもここは芸が細かくて感心しました。

 

 

 

このゲームは楽しく遊んでいますが、この結婚と養子のシステムはなかなかこちらの想像力を掻き立ててくれて面白いです。

 

細かい変なところを受け入れつつ気楽に遊んでます。

 

結婚以外にもいろんな要素があるようで、これからも楽しみです。

 

 

 

あと余談。

 

養娘はときどきおこづかいをねだってきます。

 

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ここで、あげるかあげないか、いくらあげるかを選ぶことができるのですが、なんと上限1000ゴールドあげることもできていまいます。

 

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お金は有り余ってて別にいくらあげても困らなくて、なんとなく中央値の100ゴールドをあげてるのですが、正直100ゴールドでも、ものすごい大金を義娘に与えていることになります。

 

 

このゲームでは町中に乞食……もとい物乞いがいて、彼らには、与えるとしたら1ゴールド限定なんですよね。

 

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どうも貨幣価値的に1ゴールドは1食分といった感じのようです。

 

空き家購入が6800ゴールド(内装費含)、山賊の賞金首が100ゴールド、宿屋で1泊10ゴールド、現代日本の貨幣価値とは正確に換算することは困難ですが、だいたい感覚的に、1ゴールドは300円から500円って程度なのかなって思います。

 

ってことは、娘に1000ゴールドのおこづかいを与えるってのは、50万円くらい与えてるってこと???

 

ひええ。

 

被差別種族の猫のおっさんが、同じ被差別種族のトカゲのおばさんと結婚して、加差別種族を養子に取って、そこらの平民とは桁違いに裕福な暮らしをしてる、と思うと、なんか複雑うぅー。

 

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