「効果」ってかっこいいと思います。
特にナニナニ効果の名前が人名に由来してるのがかっこいいです。
そういう効果の言葉をできるだけ覚えて日常生活の会話に取り入れたいものです。
「あーそれってナニナニ効果だよねー」とか言ってみたいです。
いつか日常会話の中で使ってみたいかっこいい名前の効果ベスト5。
第5位 オズボーン効果
1980年アメリカのオズボーン・コンピュータ社のアダム・オズボーンは従来品より格段に進歩した自社新商品を未完成段階で発表したら、新商品を期待するユーザーが現商品を買い控えしてしまってオズボーン社は売り上げが急落して新商品を発売する前に倒産してしまった。
期待の新商品をあんまり早く発表しちゃうと今の業績が落ちるという。
でもこの事例自体は都市伝説らしいです。
第4位 コブラ効果
イギリス植民地時代のインドで政府は毒ヘビのコブラの危険性を案じて、コブラ1匹退治して持ってきたら報酬を払う政策を打ち出した。
多くのコブラが駆除されたが、ある時から悪徳業者がコブラを飼育して増やして収入を得ようとして、それに気づいた政府が報酬プログラムを打ち切ったら、業者は価値のなくなったコブラを野に放ってしまい野生のコブラの数が以前より増えてしまった。
一見まともな問題解決策がかえって問題を悪化させてしまうという。
第3位 ライデンフロスト効果
熱したフライパンに水滴を落とすと、水滴の表面に水蒸気の膜ができて水滴は一瞬で蒸発せずにまた水蒸気の膜で摩擦がなくなったことでフライパンの上を横滑りするようになる現象をドイツの医者ヨハン・ライデンフロストが論じた。
フライパンの上の水滴がなかなか蒸発しない現象!
第2位 小さな池の大きな魚効果
例えば同じ学力の子ども二人がいて、一人は偏差値の高い新学校に進学しもう一人は普通校に進むと、新学校に進んだ子は周囲も優秀な子ばかりなので埋没して勉強やる気が落ちたけど、普通校に進んだ子は相対的に校内で優秀な生徒となって有能感が高まり勉強のやる気もあがって、結果普通校の子は新学校の子より優秀な成績を収めた、みたいな感じ。
「Big-fish–little-pond」というアメリカの格言で、「鶏口となるも牛後となるなかれ」と同意語。
第1位 ストライサンド効果
アメリカの有名歌手バーブラ・ストライサンドは自分の邸宅が写っているネット上の写真を削除するように裁判を起こしたら、世間の関心を集めてしまい写真の閲覧者が爆発的に増えてしまった。
情報の削除をしようと努力をするとその行為がかえって周囲へ拡散させてしまうという。
どっかの企業が自分に都合の悪いニュースを自社サイトから削除して「そのサイトだけそのニュースが出ない」なんて不自然な状態がかえって目立ってるようなときに、「これってストライサンド効果発動だねー」と使っていきたい言葉です!
「消すと増える」とほぼ同意語な感じです。
ネットでなにか炎上したときの火消し方法としてはかなりの悪手です。
そういうのは本当やめといたほうがいいです。
ストライサンド効果が発生するだけです。