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ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム ようやくクリア! ラストバトルは正装で挑め!

スマホアプリのMy Nintendoに登録すると自分がニンテンドースイッチでどのゲームを日々どれだけ遊んだか細かい記録が見れるのご存じですか?

 

先日「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」をクリアしました。4ヶ月間以上遊びまくりました。アプリによれば最高で1日9時間遊んだこともあるみたいです。

 

総プレイ550時間とありますがスイッチ本体では570時間となっててなんか集計の仕方が違うんでしょうかね。ともあれ恐るべきゼルダ中毒の日々でした。

 

発売日当日0時に開始して最初の1ヶ月間くらいは本当に夢中になってて、余暇の時間全てをゼルダ遊ぶのに使わなきゃ気が済まないような状態でした。

 

そして3ヶ月間くらいで大まかなストーリーは全てこなして、あとはいつでもラスボスに挑める状態になったのですが、クリアするのが惜しくてしばらくは他のやり込み要素を遊び続けてました。

 

そのうち自然と「そろそろ終わらせたい」と思えるようになってきました。ついこないだ。

 

そんなようやくのクリアでした。超大満足のボリュームでした。以下ネタバレありの感想とか。

 

 

 

私がコンプできたのは、メインチャレンジ、エピーソードチャレンジ、祠、根、服、設計図、ボックリン、井戸、図鑑、馬強化、グリオーク討伐、ブロックゴーレム討伐、モルドラジーク討伐……ってところです。

 

 

 

ミニチャレンジ、コログ、マヨイ、ヒノックス討伐、イワロック討伐、デグガーマ討伐は未コンプ。クリア時のマップ踏破率は83.66%でした。

 

 

コログは588匹まではいけました。カバンダはあと何匹いるんだろ?

 

未コンプ要素を極めるには本当に全マップを隙間なく踏破する必要があり、私もそこそこ頑張ったのですが、そんな生活をしばらく続けてたら精神的にもだいぶ落ち着いてきて「それよりまずクリアしたい」と思うようになってきたって感じです。

 

 

その間はコログ&井戸探し、そのついでに服強化の素材集め、あと個人的に楽しんでるライネル狩りをずっとやってました。

 

 

赤い月のたびにライネルを倒しまくって、拾った「ライネルの肝」は売ったり使ったりした覚えがないからそれで数えるなら342匹倒しました。我ながら遊びまくったものです。

 

思えばライネルは最初に遭遇したときは必死で逃げたものでした。前作ではライネル狩りはビタロックとウルボザの怒りに頼ってたのでどっちもなくなった今作では尚更でした。

 

初めて自力で倒せたときは感動したし、その後は白銀ライネルも倒せ、白銀すらもノーダメで倒せ、ヘッドショットやラッシュもそこそこ決めれるようになり自分の上達が嬉しかったです。

 

 

前作ではガーディアン狩りよくやってましたが、今作はライネル狩りが超楽しかったです。

 

グリオークはキースの目玉とかがあればちょっと楽勝過ぎるのではないかと思います。

 

 

 

で。大体の要素は遊び尽くせて「さあラストバトルだ!」となったのですが、それまでの道中もいろいろと思い出深かったです。

 

 

 

 

メインストーリーは龍の泪を断片的に見てくと全体像が予想できるようになってて、全部見ることで判明する真相は大体予想通りで驚くものではなかったものの、ゼルダ姫に課せられた……いや彼女が自らに課した使命はやっぱりズッシリきました。彼女の想像を絶する覚悟と苦労は前作以上で、本当すごい人です。

 

 

「一刻も早くなんとかせねば」と思いつつも、「そんだけ長い年月待っててくれたんなら、あともうちょっと待っててくれてもいいよね?」とも思ってしまい、私はラストバトルを置いてあちこちを冒険しまくったのでした。

 

で、4賢者の物語の途中、ユン坊ルージュを仲間にしたあたりでマスターソード復活イベントをやってしまいました。

 

この時に、「失敗したな」ってほどじゃないけど、ちょっと不満だったのが、重要イベントを見た目が気に入らない服装でやってしまったことでした。

 

 

鬼神の服でやってしまい、なんか、なんか、ちょっとやっぱり「これは違うなあー」と感じました。

 

鬼神セットは強くて便利なんですけどねえー。見た目は好きじゃないです。このときは蛮族の服もまだ揃ってなかったし。いや蛮族のデザインもそんなに好きじゃないんですが。

 

鬼神の姿自体はムジュラの仮面を遊んだことがあると思い出深いんですけどねえー。

 

ともあれ私はこの時に重要イベントでは服装も重要だなと思ったのでした。

 

 

 

リンクのデフォルトの服は「古びた髪留め+新式英傑の服+ハイラルのズボン」でしょうか。

 

 

ちょっとミックスコーデって感じですね。どうせなら新式英傑の帽子とズボンも存在しててほしかったです。

 

それならいっそ自分がしっくりくる衣装でやったほうがいいと思いました。

 

それで吟味してたら近衛兵の服がいいと思いました。正装って感じで。リンクの立場は正確には近衛兵ではありませんが。

 

 

 

いいじゃんいいじゃんフォーマルな感じが新鮮じゃん。

 

性能は防御力は多少高いものの大したものではありませんが、ハートの数が最大で武器が強ければ別に全然困りません。

 

で、これの強化も済んで、先日ついにハイリア城の地下のさらに深部に突入しました。

 

 

ラストバトル会場の瘴気満ちる魔窟の高度(Z座標)は-2472。これが最低地点でしょうね。ちなみに最高地点は監視塔上空の石碑を保存してた浮島で高度3000。今作は本当にマップの高低差が圧巻でした。

 

前作ブレスオブザワイルドが地上だけだったので単純に考えて3倍の広さになったことになります。すごいです。

 

 

会場前の壁画のそばでアカリバナを大量に灯して記念撮影!

 

 

会場では賢者たちの本体も駆けつけてきてくれて、最終決戦をがぜん盛り上げてくれました。

 

 

イベントシーンも望み通り正装での映像となり満足です。デフォルト服とはやっぱり違う印象にはなるのですが、私としてはリンクの並々ならぬ気合いと覚悟の表現として、これもいいと思ってます。

 

 

戦闘自体は前哨戦も本戦も楽勝でしたけどね。クリアするだけならハートだって半分の20個くらいあればじゅうぶんですね。

 

でもまー余裕があるとイベントをじっくりと鑑賞できるので、やっぱり徹底的に強くなってからラストバトルするのが一番だと思います。

 

 

 

やっぱり正装がいい感じ。リンクとしては当然「ガノンドロフ許せん!」な心情なのですが同時にガノンドロフへ敬意もわずかに持ってると想像したら熱くないですか?

 

 

彼とのチャンバラバトルはライネル狩りで鍛えた私にとってはマジで楽勝。あとスカイウォードソードの感覚もちょっと思い出して非常に好感触でした。

 

 

 

で、散々ビッグマウスで舐めプしてきた彼はここで敗れ追い詰められて、急にとんでもないこと口走って驚きました。

 

 

「最早 自我も肉体も要らぬ!」

 

いや、はいるだろ~。何言ってんのお前。

 

だってこれってゼルダ姫が自我を捧げて白龍となったのと真逆な動機なわけじゃん?

 

 

言わば究極の精進と究極のの対比なわけじゃん?自我の無い我欲は私にはさっぱり分かりません。この時点で共感ゼロのラスボスと化してしまいました。ただの自爆テロリスト。

 

うーむ。敬意を払うべき敵ではなかったか???

 

 

まーいいです。この期に及んだらこちらはただ究極のの精神で倒すのみです。

 

 

そして最終ラウンドはぬるいどころではなく完全にイベントバトルでした。

 

 

「物足りない」という気持ちもあるのですが、「これはこれでいい」とも思いました。

 

 

それは戦いを終えて、ゼルダ姫の手を、オープニングではつかめなかった手を、QTEで掴めたときに特に感じました。悪名高いQTEですが、ここに限っては良かったと思います。

 

 

ただ……ゼルダ姫が白龍から人の姿に戻れたのは都合良すぎると思いました。いやいやもちろん戻ってくれなきゃ嫌なのですが、「ラウルとソニアが光と時の秘石でなんとかしてくれた」だけでは、ちょっと説得力が足りないのではないかと。

 

それこそ、リンクが無茶して、秘石7つとさらに世界中の祠と根を全部砕いて、その右手に強引に全てのパワーを集めて使い果たしてゼルダを戻した、くらいのことをやってくれたほうが満足感があったと思います。

 

それで右手が砕け満身創痍となったリンクをラウルとソニアが修復してくれる、って形とかだったほうが良かったなあー、と。

 

ここは不満点でした。でも逆に言えばエンディングに対しての不満点はここくらいで、他は良かったと思ってます。

 

 

不満点ついでに、作品全体での不満点もここで語っておこうっと。

 

前作との関連性が不可解なところがちょいちょいあったのがこのゲームの主な不満点です。例えばサクラダがリンクとの面識が無いような感じだったのが寂しかったところとかです。カツラダエノキダは再会したときには覚えててくれたのに。カッシーワどこ?

 

 

あと前作の厄災事件と今回の事件の関連性もいまいちよく分からなかったとことか。英傑と賢者ってどっちが偉いの?

 

このへんは、ちょっと言葉で微調整とか補足とかをしてくれたらそれで良かった些細な点なので、「ここまで凄いゲームなんだから、細部も整えてくれてたら良かったのに」って感じの不満点です。

 

 

 

さらに話が脱線しますが、これは不満点じゃないけど、妙に気になった点も一つ。

 

 

シモンが「1万年前に退魔の剣と勇者と姫が厄災を封じた事件があった」って言ってたやつ。

 

前作でもちょっと語られてたけど私の記憶が薄れてて本当にボンヤリしてて、この顛末が気になります。

 

ネットで考察してる人は時のオカリナとかとの関連性を見出してたりもして、私自身はそもそもマスターソードを最初に作り出したのは誰なのか(つまりブレワイ&ティアキンのマスソーはスカウォのそれと同一のものなのか)とか、そのへんをよく知りたいって気持ちがあります。

 

しかし同時に謎は謎のままで曖昧なままでもいいかな、とも思ったりもします。

 

歴代のゼルダシリーズを結構やってるといろいろと思うことがあって、心憎いゲームだと思います。こういう世界観嫌いじゃないです。

 

 

 

で。話をエンディングに戻して。

 

 

ブレワイ&ティアキンのリンクはゼルダ姫のことを「特別な最愛の人」と思ってる感じは全然ありませんね。まー歴代でも無いほうが多いのですが。

 

リンクもゼルダ姫も人類愛のようなもので動いてる印象があります。はたしてどうなんでしょうね。前作と今作の間のつかのまの平和な日々、二人はハテノ村で同居してたんでしょうかね?

 

 

エンディングでは半裸リンクと古代服ゼルダ姫のせっかくの肌の露出の多さもなんか艶っぽさが全然無い印象。これは製作側が意図的にそういう空気を消してるんでしょうか。

 

マジで。私は今作はルージュがすごく艶っぽいと思ったのですがゼルダ姫はその1/10も無いです。

 

 

ルージュかわいいぞ。

 

 

 

「かわいさ」で言うなら前作のミファーが圧倒的人気なのでしょうが彼女のかわいさはちょっと濃すぎて、私には今作のルージュくらいの匙加減がちょうどいいです。「ルージュかわいい~」と気軽に言える感覚が。

 

 

 

ま、私がルージュ大好きでもリンクにとってはあくまで友。そしてそれはゼルダ姫もそうなのでしょうか……?

 

ここもまーいいです。

 

 

万感のスタッフロールの後にはポストクレジットがありました。後から知りましたがこれが「真のエンディング」だそうで。私は知らないうちに条件を満たしてたと。

 

 

 

ここはミネルの言葉が良かったです。ゾナウ族(ラウル)には確かにちょっと上級種族の思い上がりのようなものがあり、もちろん彼は善人であり批判点は無いのですが、ガノンドロフに足元を掬われたという印象が強く、リンクとゼルダ姫が彼らの尻ぬぐいをした……いやそこまで言うと言いすぎか。ガノンドロフがあまりにも強大過ぎて過去と現代の総動員でやっとのことで何とかできたと考えるべきでしょう。

 

 

 

うん。良かったと思います。

 

ゼルダの伝説シリーズは「善と悪が永遠に戦い続ける」世界観です。

 

これからもリンクとゼルダがガノンと戦うゲームが発売されることと思います。

 

このブレワイ&ティアキン世界の二人は、これから今度こそ天寿を全うするまで穏やかな人生を送れるのか、あるいはまたまさかの直接続編が製作されて戦うことになるかは分かりませんが、どちらにしろ彼らは(我々は)生きてる間は精一杯頑張るのみです。

 

感無量です。これでこそゼルダ。

 

 

大満足のゲームでした。

 

私は一時期ゲームからちょっと離れてた期間が結構長くあり、3DSだけは持ってたけど世の中の最新ゲーム機とかとは無縁の生活を送ってました。

 

でもある日(消費税増税前に)スイッチを買ってブレワイをちょっと遊んでみたら「世の中にこんなすごいゲームがあったのか」と衝撃でした。

 

「衝撃」で言えば今回のティアキンはブレワイほどのものはありませんでしたが、でもすごくよく作られた「続編」として素晴らしいものだったと思います。

 

ブレワイを遊び尽くして数年経って少し忘れた頃に遊べたことも最高のタイミングだったと思います。ティアキンはブレワイを知らずに遊んだり、立て続けに遊んだりだと、感動や感慨はあんまり大きくならないんじゃないかな。たぶん。

 

 

こんなすごいゲームが4990円で買えてしまうなんて、本当にすごいです。

 

エキスパンションパスは本当に出ないのかなあ。どうなんでしょ??????

 

 

 

 

 

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