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「批判殺到」や「賛否両論」って言葉を使う奴を信用できない

批判殺到って言葉は、その相手を批判殺到状態にさせたい奴が使う言葉。

 

賛否両論って言葉は、その賛否の実勢には大差があるけど拮抗してるってことにしたい奴が使う言葉。

 

この二つの言葉を使う奴は私は信用しません。今日はそういう日記書きます。

 

 

 

まず批判殺到について。「非難轟々」や「総スカン」とかも同義です。

 

大手新聞社はあんまり使いませんが、週刊誌はよく使います。ネットニュースやまとめサイトは使いまくってます。

 

誰かがなんらかの発言をして批判殺到!とか。炎上!とか。

 

でもそういう記事を実際に読んでみると、批判してる声そのものの実数実勢も驚くほど少ないことがあります。日大やビッグモーターレベルならそんなことも無いんですが。

 

100も1000もある声の中から2,3をピックアップしてるんじゃなくて、本当に2や3くらいしかないこともザラです。

 

その記事が発信されてから、読んだ人がそれに反応するって形で後から「声」の数が増えるケースはたまにあります。

 

(ただ「この記事おかしいだろ」の声のほうが増えるケースもそれ以上に見かけるのですが、そういうときは記事発信者はいつも無視します)

 

なので仮に本当に批判殺到状態になったとしても、まず最初に2,3の声だけを批判殺到と表現して、後付けで「させてる」ってだけです。

 

自分で火をつけて、「ここに火がついてます!」ととぼけるようなものです。

 

あなたは批判の声が、具体的にいくつ、あるいは何%になったら「殺到してる」と言っていいと思いますか?

 

 

 

次に賛否両論について。

 

まずこの言葉そのものに賛と否が五分五分に拮抗してるってイメージがあります

 

が、その割合がたとえ1:9だったとしてもこの言葉を使ってはいけないとかいう決まりは別に存在しません。

 

なので1の側が自分の劣勢を虚飾したいときにこの言葉を多用してます。

 

これは特定の新聞がよく使う言葉だと思います。

 

支持率1桁の政党の主張を訴えたいようなときとかに。

 

 

このことは他愛のない話題だったら別にいいんですけどね。例えばたけのこの里ときのこの山は昔から明確にたけのこのほうが売れてるのに両者を対等のライバル扱いさせたいとかね。少年マガジンと少年サンデーの売り上げとかね。

 

iPhoneとAndroidのシェアは日本はiPhoneが優勢だけど全世界ではAndroidがやや優勢で、これは珍しく本当に賛否両論状態ですけど。

 

 

 

まー、この二つの言葉は本当に駄目です。

 

批判殺到は批判殺到にさせたい奴が使う言葉だし、賛否両論は賛否両論ってことにしたい奴が使う言葉です。

 

何かを批判したいなら堂々と「私は批判する」って言えばいいんです。その主張が筋が通ってれば自然と賛意を得られて賛否両論になりますって。

 

それをこの二つの言葉を使って始めてしまうと途端に信用度が下がります。

 

それは今の世の中の有象無象のまとめサイトが濫用してるからそうなってしまった感もあります。

 

 

最近見かけるネット格言で「実数を見たら割合を疑え、割合を見たら実数を疑え」というのがあります。

 

何かの実数を強調してデマを広めたい奴は割合を隠して実態をごまかしてる、逆もまた然りって意味です。

 

私は批判殺到と賛否両論って言葉もその手の奴らが実態をごまかすために使う言葉だと思ってます。

 

ちなみに詐欺グラフも重大なその一種なのですが、それは今回は省略。

 



 

「この言葉を使う奴は信用できない」ってのは他にもいろいろありますね。

 

例えば「強行採決」。

 

なにかの法案に反対する側の人がそれが採決されたときに言いますが、どう「強行」なのかというと「私がそれに反対だから」ってだけで、採決の行程にはどこにも強行が無かったりします。

 

 

あと「報告されています」も。

 

健康食品とかの広告でお馴染みですが、どこかの学会に「わずかに効果がある」と「報告されただけ」ならまだマシなほうで、ひどいのだと報告があったのが「自分の会社の中で」だけだっだり、それどころか、どこでどう報告されたのか明記すらしてない広告も珍しくないです。

 

 

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