などなどブログログ

漫画の感想や日記などなどを。

シンウルトラマン > シンエヴァ > シンゴジラ > シン仮面ライダー

こないだ「シン・ウルトラマン」見ました。超良かったです。

 

見ようと思ったのはその前に「シン・仮面ライダー」を見て面白かってその流れでちょっと見てみようかなって気になったからなのですが、シンウルはシンライダーよりも超面白かったという。

 

前に見た「シン・エヴァンゲリオン劇場版」と「シン・ゴジラ」も入れて比較するなら。

 

1位シンウル

2位シンエヴァ

3位シンゴジ

4位シンライダー

 

でした。

 

ただ順位をつけておいてなんですが、最下位のシンライダーが「つまらなかった」ってことは決して無くて私はどれも楽しめました。

 

 

いや~、良かった、シンウルトラマン。

 

 

もちろん細かい疑問点はあるのですが(例えば私は人間の神永に分からないところが多くてもうちょっと説明してほしかったです)、でもそんなのは些細なことで、私は見てる間笑ったり呆れたり涙がじわっときたり米津玄師の歌を聴き入ったり、非常に没頭して感動しました。

 

 

 

さて。まずは、この4作ってひっくるめて何て呼べばいいんでしょうね。公式サイトに倣ってSJHUと呼ぶのがいいでしょうか。そういや将来的にはこれからも増えるのでしょうか、このシン・シリーズ。

 

いややっぱ「シン・シリーズ」って言うのが通じやすい?

 

 

で、私はこのSJHU4作に対し、どれももともと決してマニアではありません。

 

ただエヴァは最初のテレビ放送版と映画のいくつかは視聴したし、キャラクターや大まかな世界観は頭に入ってます。

 

ゴジラも多少知識があります。一時期昭和時代のいくつかを視聴しました。

 

ライダーは初代は視聴してないけど、それでも本郷猛死神博士などなどの基礎知識はいつの間にか何となく知ってたって感じです。

 

この3作に関しては、その事前知識が映画を視聴する際に面白さを向上させてた気がします。

 

特にエヴァは私自身エヴァの歴史をリアルタイムで見てきたしやっぱり多少の思い入れは2021年になっても意外と残ってたので、これまでの長い長い物語が完結したことに対してとても感慨深かったです。

 

ゴジラも音楽が聞き覚えのあるものばかりでテンションあがったりしました。また作中にちょいちょいあった「エヴァっぽさ」もエヴァを知ってたから理解できたわけですし。

 

ライダーは曲は無知でも音に関しては聞き覚えがあるのが多かったし、また本郷とルリ子の「シンジっぽさ」「綾波とアスカを足して2で割ったっぽさ」も私は肯定的に楽しめました。あと漫画の「真の安らぎはこの世にはなく」の連載を楽しんで読んでますし。

 

 

かたや初代ウルトラマンに対しては私は本当に無知です。

 

昭和から令和の全ての作品含めても能動的に視聴した記憶が全然ありません。知識もたぶん初代ライダー以下。M87星雲とかカラータイマーとか?

 

映画で出てた音や曲もきっと知識があれば「おっ」っと思えてたんでしょうね。

 

なのにこの4作を実際に見て一番良かったと思ったのが一番無知なウルトラマンだったんだから不思議なものです。

 

 

あるいはこれってもしかして逆でしょうかね?

 

無知だったからこそ最も楽しめた???

 

例えばシンライダーに関しては「早送りで物語を進めてるなあ~」って印象が結構あったのですが(特に「真の安らぎは」を読んでるとクモさんやサソリさんにはポカーンとしました)(しかしポカーンとしたこと自体が楽しめたってのもあります)、シンウルにはそう感じませんでした。

 

禍威獣メフィラスのくだりは早送りだと感じてもおかしくなかったのに私がそう感じなかったのは「初見」だったからなのかもしれません。

 

禍特対もメフィラスもゼットンも私はとても新鮮に観賞できました。

 

 

 

ところで、私にとって知識や思い入れが多く「自分はマニアだ」と断言できる有名作品は例えば「ジョジョの奇妙な冒険」や「プリキュア」とかがあります。

 

もし仮にSJHUの新作で「シン・ジョジョの奇妙な冒険」や「シン・プリキュア」が製作されたとしたら(現実的には無いとは理解してますが)、私はそれらを素直に楽しめるかというと自信は全くありません。知識や思い入れが邪魔をするんだろうと思います。

 

SJHUに限らず何かの作品を鑑賞するにあたり事前知識や強い思い入れはマイナスになることのほうがずっと多いような気もします。ウルトラマンは本当にまっさらだったから感動できたのかな、と。

 

 

 

まー本当にそうなのかは私にも分かりません。知識とか関係なくただなんとなく波長が合ったのがシンウルだったってだけかもしれません。

 

そういやシンゴジとシンウルはそれぞれNHK大河ドラマの「麒麟がくる」と「鎌倉殿の13人」を知ってるとまた違った楽しみ方があるそうです。

 

楽しみ方は本当に千差万別です。

 

それに私はシンウルが1位でシンエヴァが2位だと言いましたが、ぶっちゃけほぼ同順なくらい僅差ですし。

 

いや本当、どれも良かったですよ。

 

うん、どれも面白かった。

 

 

竹野内豊がかなりいい味出してたと思います。

 

シンエヴァにも竹野内が出演してたら良かったのに。

 

 

 

あと印象的だったのは庵野秀明が「第0号」って概念がめっちゃ好きらしいところ。

 

エヴァの零号機はもちろんのことメフィラスが外星人第0号だし、緑川イチロー仮面ライダー第0号だったし。

 

他にも彼は、物事の名前に「イ」「エ」「オ」の文字が入ってるとそれを「ヰ」「ヱ」「ヲ」の旧かなにするのが好きだってことは昔から知ってましたが、彼のこだわりを新たに知った気分。

 

0号、私の好きな言葉です。

 

 

M八七 (通常盤)

M八七 (通常盤)

Amazon

 

 

 

 

スポンサーリンク