早川書房 ランドール・マンロー著「もっとホワット・イフ? 地球の1日が1秒になったらどうなるか」って本読みました。
面白さは前作「ホワット・イフ?」のほうが上ではあったけど、それでも面白かったですよ。
科学漫談の本の第2弾。第1弾は人気があったんでしょうかね。もちろんそれに値する面白さでした。
これってあれでしょうか?第1弾の本が出版されて以降作者マンローのもとには「変な質問」が送られてくるのが圧倒的に増えたりしたんでしょうかね?
読者は当然採用してほしいわけだから、より面白い回答ができそうな質問、つまりはより変な質問をネタ職人のように狙って作って投稿していくわけだけど、きっと作者やスタッフは投稿された質問をチェックする際に、当然に発生する無数のつまんない質問をボツにする作業が大変だっただろうな、とか想像しました。
そらに言うと採用された64問の中にも「採用してもらうために奇抜な質問をしよう」という作為が濃くなってる印象も否めません。それは前作からあったけど顕著になってるかも。作者のほうも微妙な質問のときは無理して話を膨らませてる感もあります。
あ、いや、そんなことはないかな。
例えばギャグ漫画だったら読んで実際に笑う部分が半分もあったら大当たりです。また人によって何が面白くて何がつまんないかは全然違いますし。この本は前作に比べて劣ってるってことは、無いんだと思いますたぶん。
うん。面白い質問も多かったです。読んでて実際に吹きだしたり。
例えば「元素の名前がついてる惑星が実際にその元素で構成されてたらどうなるか?」とか。これは質問を思いついた人はいいセンスしてると思いました。
「10億階建てのビルが欲しい」とか。
これは図解がすごく面白かったです。
まず100階建てのビルを建てて「それを100棟積み重ねる」を3回繰り返して最後に駄目押しでもう10棟積み重ねてやっと完成します。
あと「もし地球が陽子でできてて月が電子でてきてたらどうなるか」とか。
答えは「我々の天の川銀河は滅びるけど、全宇宙は大丈夫」だそうです。
うん、やっぱり面白い話も多かったです。
文章も絵も面白いですし。いわゆる棒人間漫画。
洒落が効いてるのが多いです。
まー、アメリカンジョークやサイエンスジョークを和訳しても意味があんまり分からないこともたまにありますが。
真夏の暑い日に、自室でパソコンとかスマホとかゲーム機とか電子機器の電源を入れたくないときに、読んで気晴らしにすることに十分に堪えられる本でした。