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天穂のサクナヒメ(のやり込み要素)をクリア! 循環する命としない命

ニンテンドースイッチライトでここんとこずーっと遊んでた「天穂のサクナヒメ」は、一度エンディング見てからも遊べる要素が多いタイプのゲームです。

 

私も一度クリアしてやり込みも楽しみました。そして最後にとっておいた「天返宮最下層のボスを倒す」も最近無事達成し、これでこのゲームを「遊び尽くした」と思うことにします。

(156時間39分遊びました!)

 

 

以前に一度クリアしエンディングを見たときに物語とかについて感想書きました。

 

おおむね「物語は曖昧な点も多いけどいろいろ納得いったし感心したし、ゲームもよく出来てて楽しかった」って感じの感想でした。

 

今回はその後のやり込み要素についての感想とか前回書き切れなかったことふと思ったこととかを書いてみます。マジで面白いゲームでした。

 

以下一応ネタバレあり感想です。

 

 

 

さて。一度クリアして少し切ない物語に胸を打たれ「面白かったー」となったものの、その時点ではサクナ稲作装備島内の探索も全然未完成だったし、やりこみダンジョン「天返宮」も潜りたいし、「本番はこれからだ!」とプレイ再開しました。

 

 

島の総合探索度は160が最高なんでしょうかね。

 

 

だいたいはマップ内の分かりにくいところにある宝を取れば完了と。これは割と楽勝でした。技の一つ「飛燕」を上方向に飛べるように設定したらほとんどの場所に苦労せずに行けますね。

 

 

 

稲作のほうはちょっと手間取りました。それまで無計画に育ててて適当に肥料をあげてたら「香」だけが極端に低い歪なパラメータになってしまい、他はとっくに9999になったのに香だけを育てるために何年も費やす必要がありました。

 

 

稲作をカンストできたのは38年目。長かった~。

 

 

これと同時にサクナの強さもカンスト!

 

 

そうする意味はほぼ無いのですが、満足感高いです。やったぜ。

 

ただどうせならこのパラメータ、「技」と「食力」も最高値を999にして、オール999にできたらもっと数字的満足感があったんだけどなあー。

 

あと「神気」とかが具体的に何のパラメータなのか実はあんまりよく分からないままでした。

 

 

それとこの長年の稲作は決して時間の無駄だったわけではなく、作った米が最強装備「稲の狩猟着+」の強化素材になるので、ここもよく出来たシステムだと感心したところでした。

 

必要な素材は大吟醸をなんと200本。

 

 

 

時間はかかりましたがここも非常に達成感ありました。

 

 

これで全てを完璧に仕上げられました。最強パラメータと最強装備でもって、最後までとっておいた天返宮最下層へと挑みました。

 

目指すは最下層にいる300階ダークサクナ

 

ま、実はとっくに楽勝で倒せる状態になってましたけどね。枝魂「復活」と「小面の面+」があればどんなヘボプレイヤーでも楽に倒せてしまいます。

 

でもこの二つは、いやあと「神霊樹の面」も含めこの三つは使わずに倒したい

 

とま、最強装備にするけど最強すぎる装備は使わないという、せめてもの私なりのこだわりです。

 

サクナはやっぱりお面無しの素顔の姿が一番です。

 

 

勝負飯の献立は「技」重視にしました。あとは「運気」が異様に伸びる松茸も是非加えたいところ。運気も伸びたら具体的にどうなるのかあんまり分からないんですが、せっかくなので。

 

 

 

お腹を満たして、いざ出陣。

 

(関係ないけどこの島ってめちゃめちゃ資源が豊富ですよね)

 

 

 

そして300階ダークサクナとのバトル。実は最初何回か負けました。最強装備で挑んでもえげつないですダークサクナ。

 

でも何度か練習すれば、彼女の攻撃を食らわないコツとか、弾くタイミングとか、分かってくるので、それほど苦労せずに倒せました。

 

 

ジャキーン!飛燕最高!

 

大勝利。これでこのゲームでやれることはやり尽くしました。

 

 

と思いきや、ダークサクナが「星魂の鎌+」をくれました。

 

今更全く必要の無い武器ではありますが、せっかくですしありがたく貰い、ついでに「星魂の鍬+」も貰うことに決めました。

 

翌日また天返宮に行って、300階でセーブして鍬を落とすまでリセマラしました。ドロップ率は低いらしいのですが、20回くらいでゲットできました。

 

神霊樹の面+」もさらに低い確率で落とすらしいけどそれは興味が無いのでパス。このお面はやっぱりちょっと異質すぎます。

 

 

 

これで今度こそ本当に終わりです。

 

締めくくりに、この星魂プラス武器を持って、もう一回大龍を倒してエンディングをまた見てこのゲームを終了することにしました。

 

 

もうサクナは強くなり過ぎてたので大龍は一発で倒せました。雑魚やな。

 

 

 

二度目のエンディングは、私自身がこのゲームを終了することもあって切ないエンディングがさらに味わい深くもありました。

 

ミルテきんたかいまるは麓の世に帰り、田右衛門ゆいタマ爺ヒノエ島に残り、ココロワ御柱都に帰るんでしょうかね?

 

それで、確か、その後サクナ達はこのヒノエ島で数百年間豊穣をもたらした、と、ナレーションにありました。(スクショ忘れたけど!)

 

数百年か。

 

それって、このヤナトの世界観が室町時代をイメージしてるのだとしたら、もしかして21世紀くらいまでサクナはこの島で豊穣をもたらす仕事を続け、そしてやめたってこと?

 

寿命で死んだわけではないんですよね。ヤナトの神々は完全な不老不死ではないけど少なくとも数百年程度の寿命な筈は無いし。

 

私はこの「数百年」って言葉がちょっと意味深に感じて、もしかしてヤナトは21世紀には神々から見放された国になっちゃうのかな、とかも想像してしまいました。

 

(麓の世と頂の世は時間感覚が違う(と思う)から、ここの数百年が具体的にどんな時間なのかは曖昧なのですがね)

 

 

そういや開発者が続編とか構想中とツイートしてたこともありました。

 

 

もし「天穂のサクナヒメ2」が発売されるとしたら、舞台は21世紀のヤナトで、天浮橋に現代の若者や農業家が迷い込んで、稲作もコンバインとかの機械化や工業化の概念に切り込んでいくスタイルになったりして。

 

ま、2があるかどうかはともかく、続編や展開があるなら見届けたいものです。漫画や小説はまだ読んでないけどそのうち是非読みたいと思ってます。

 

いや本当にいい作品だと思いました。

 

このブログ書いてる今ちょうどスイッチ版もPS版もセールやってて2000円くらいで買えるらしく、新しく始めた人もそこそこいるようです。私も安くなったパッケージ版を買ったので似たようなものです。

 

もっと多くの人に広まればいいな、と心から思ったゲームでした。

 

 

 

さて、あとはほぼ余談。プレイしてて他に印象的だったのは、縁側での休憩中の演出でした。クリア前は休憩自体ほとんどしなかったし、5人は日中はほとんど採集に出してたし、多様な演出があることを知りませんでした。

 

クリア後の稲作がカンストに近づいてから、ようやくいろんなパターンの演出を見ることができました。

 

 

中でもこの全員が集まってるのは最高でした。ずっと見てたくなる絵です。

 

 

あと良かったのはと戯れてる絵。牛は田起こし時以外はあの狭い牛小屋に閉じ込められっぱなしじゃなかったのが判明して安心しました。

 

 

他にもアイガモと戯れる絵とかもあっていろいろ楽しんだのですが、それでふと思ったのは、この牛と、犬5頭猫5頭も、この島で不老になってるところでした。ともに38年生きてます。

 

アイガモは不老ではないです。毎年かいまるが若いアイガモを捕まえてきてます。

 

アシグモ河童たち妖怪も不老。兎や熊とかの動物鬼は無限に湧いてくるので不老ではないです。

 

この違いってなんでしょうね。

 

私が想像するに、食べる側と食べられる側の違いかなって思いました。

 

11頭の犬と猫と牛は、この「我が家」にやってきて結界に入ることで食べられることはない側になったのかなと。結界の外にいるであろう島内の他の犬と猫と牛は食物連鎖の循環に組み込まれて食べられることもある側なんだろうなと。

 

アイガモも食べようと思えば食べれるので、食べられる側であり食物連鎖の循環する側。

 

我が家の内で暮らす11頭だけは、人がこの島で暮らすと神化していくのと同じように、神獣のような数千年も生きるありがたい存在になってくんでしょうね。きっと。ありがたや。

 

 

 

余談その2。

 

 

ミルテの故郷ベンタニアの料理をなぜかここでも作れるところがちょっと面白かったです。ガチ和食の世界に急に入り込んできた洋食。ベンタニアはオランダをイメージしてるとか。

 

 

せっかくなので献立をフルで揃えてみたのですが、夕餉シーンで特に会話イベントが無かったのは残念でした。喜べよ~ミルテ~。

 

 

 

さ。ゲーム漬けの生活はこれで一区切り。何かのゲームにどっぷり夢中になるってのは年に1,2回くらいがちょうどいいです。

 

 

 

 

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