鮭缶には「鮭の缶詰」と「鮭中骨の缶詰」がありますよね。
まー違いは文字通りで一目瞭然です。
でもなんとなく両者を同時に開けて食べ比べたくなりました。
結果、結構違いました。
今回買ったのはニッスイ販売、福井缶詰製造の「さけ からふとます水煮」と、極洋販売、津田商店製造の「さけ中骨水煮」です。
さけが確か税込300円くらいで、中骨が170円くらいでした。
中骨はたまに買いますが、さけは普段買うことはほとんどありません。中骨がじゅうぶんにおいしいからそれで満足だからです。
でもこないだ買い物クーポン貰ったので、「せっかくだから普段買わないもの買いたいな~」って気分になって、そういう気分のときに買いたくなるのがこういう缶詰です。私。
で、さっそく開缶。チューハイを飲みながら。
まずは見た目が全思ったより然違うんですね。
さけはまさに切り身そのもので、さばの水煮の缶詰と似た感じのカットの仕方で、中骨のほうはかなりほぐれた状態のやつが入ってました。
さけのほうはばらさずに缶から出すのは無理でした。ばらさすに出したかったという気持ちがありますが、「身がぎゅっと詰め込まれてる」ことでもあるって印象です。
中骨のほうは、もともと中骨といいつつ実際は「骨25%:身75%」って感じですよね。それでいて骨は柔らかく煮られてて「骨ごと食べれる」「おいしい中骨」であることがこれの魅力なわけで。
さけのほうにも「おいしい中骨」はちょっと入ってました。こっちは「骨5%:身95%」って感じでした。
そして身の味のほうは、さけは中骨よりも結構塩味が効いてました。お茶漬けにでもしたら最高なやつっぽい。
鮭フレークのお茶漬けも最高ですけどね。でもこれはガチの鮭の切り身100%ですからね。
それで言うなら鮮魚の鮭の切り身を買ってきて焼くなりレンチンするなりすればそれで最高お茶漬けになりますけどね。
結論としては、味は鮮魚、コスパは鮭フレーク、「これでしか味わえない」感は中骨、に、軍配が上がるかと思います。
さけの缶詰の利点は備蓄しておけば調理しなくてもすぐその場でガチ100鮭を味わえる点ですね。
なのでまたいつか買おうと思います。さけ缶詰。
有意義な食べ比べでした。どっちもおいしかったです。