私は前回の「石上がいきなり京都にいること」に対して1週間経った今日でも全然咀嚼とか脳内補完とか、あるいは単に気にならなくなるとか、そういうことがいまだにできずひっかかったままでいます。
今週号で彼の口から少しでも解説とかがあればと微かな望みを持っていたのですが、無かったです。
今週無いならもう無いかなあああ。
週刊ヤングジャンプ19号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい249話 「かぐや様は叶えたい」
気にしないほうがいいとは思ってるんですけども。
石上がこの日の夜7時か8時ごろ?に東京の生徒会室でペヤング食べて、今0時ごろ?に京都にいることはやっぱり何をどう考えてもおかしくて、それは物理的に可能かどうかの問題だけでなく、生徒会室に泊まるつもりだったのが超緊急に彼が(伊井野を一人残してでも)直接今すぐ京都に行かなきゃいけなくなったなんらかの理由が絶対に絶対に不可欠だと思ってるのですが、それが全く無いことが私を非常に困惑させています。
「空想で補完する」こともできずにいます。早坂&藤原が普通に先行してたことと、京都に来た石上が彼にしかできない何かを特にした様子でもないことが、辻褄の合う空想を組み立てることのすげー障害になってます。
私は最近のかぐや様で一番理解できなかったのは帝だったのですが、それに関しては彼は秀知院に「転校したくなかった」から「転校したかった」に設定が変わったからそうなったと判明して、それが満足か不満かは別としてとにかく答えが出たことで私は一応得心しました。またあれから日が経ったことで気にならなくなってきた部分もあります。
なので。うーむ。今回の石上ワープも、なんか「彼は実は生徒会室でペヤングを食べてなかった」とかに設定を変えて解釈するか、あるいは時間が経てば気にならなくなれるのかもしれませんが。
細かい事気にし過ぎなのかなあー。
まーいいや。あとどうせ細かいならついでにもう一つ細かいことを。
ペヤング回244話から今週まで同じ一夜の話なのですが、月の位置や月齢が出るたびに違ってます。
満月→上弦→満月ときて、今週は1話内だけで月出後の上弦から月没前の上弦に変わってしまってます。石上ワープに続く第2弾、月ワープ!
真面目な話として、背景を描いてるのはアシスタントでしょうか。一人による描画ならそいつの問題で、別々のアシでこうなったのなら連携の問題。そしてどちらにしろ根本的にチェックの問題。
えっと。あとは今週の話について感想を少しだけでも。
かぐやは実は写真家になりたいとのことで、それはもちろんかつてのガラケーを壊した話が繋がっていることだと思います。
早坂にとっても初耳らしく、機械音痴のかぐやがカメラを買うのなら、早坂が務めていた頃なら彼女が知ってない筈はなく、これは彼女が辞めてから、つまり修学旅行以降、バレンタインや卒業式の頃、雁庵がもう長くなく四宮家の内部の混乱が始まった頃、自分が黄光からアメリカ留学をやめさせられた頃、に、始まった趣味ってこととなります。一人で風景や料理を撮影してたそうです。
これについては、唐突ではありますが、「ずいぶん呑気だな」とか「カメラ買ったんなら白銀とかを撮れよ」とかはあんまり思いません。
彼女が、自分の将来計画が足元から崩れて現実的にも精神的にも不安定なときに、誰にも言わない一人だけの時間で手慰みにカメラをいじって使い方勉強して他愛の無いものを撮影して、そういう行動で少しでも心の安定を得ようとする気持ちは大いに理解します。
本当に唐突ではありますが、こういうのは人として結構重要なことだと思います。
そしてラストの雲鷹。
まず黄光とかぐやが少し本音を語り合えたことで、うーん、この二人の四宮家への思いはここもまたなんか話のたびに少しずつ違ってるような気もするけど、そこは気にしないようにして、まー、二人ともグループや従業員への責任をちゃんと考えてて、その上で「全権は黄光が継ぐ」「かぐやは将来を選択する自由を得る」「そして二人とも四宮家のために尽くす」という感じで同意を得そうになった瞬間に牙を剥く雲鷹。
遺言状はここで黄光の手に渡るのだけは避けないといけなくて、燃やせるなら燃やしたほうがいいけど、黄光との交渉材料っていう使い道はあるかも。でも誰が持ってても別に大して変わらない気もします。まーいいや。よくわかんない。
で。来週は休載です。
再来週に無事に載ってることを本気で祈ってます。つうかとにかく連載の完結を見届けられることを本気の本気で祈ってます。
あと再来週号には翌朝になってて伊井野が合流してたりすれば面白いと思います。伊井野もワープせよ。
嘘です。面白いとは思ってません。