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HUNTER×HUNTER406話感想 先に裏切ったのはお前らだろ?

今週のハンターは非常に私好みの展開で嬉しかったです。いいぞもっとやれ!

 

週刊少年ジャンプ 冨樫義博 ハンターハンター No.406 「神器」

 

マフィアどもにはやっぱ血みどろの抗争をしてほしいものです。よね?

 

 

さて。冒頭は5層のシャア=ア一家のアジトから2層へと続く秘密の通路、超巨大な下水管かなんかの設備の中を抜ける通路。サスペンションみたいなのがあり水道管じゃないっぽいけどそれはあんまり重要じゃないかな?

 

そこでクモ3人とタハオエイ=イ一家がどうやって一般人を殺し回ってるか推理します。犠牲者の殆どはやっぱり5層の最下層の貧困求職者で、エイがよく言ってた「処理場」は本当に下水処理場のことでした。なるほど。そしてエイは決して革命者なんかじゃなく「この世を壊す活動」のためにこの世の虐げられてる人達を率先して殺しまくってるわけです。外道だねえ。

 

 

ところでフィンクスのセリフ「お前それ一番最初に言わなきゃいけねーヤツだろが」の「一番最初」は間違った日本語ではあるのですが、フィンクスなら別に正しい言葉を使わなきゃいけない筋合いは無いのでいいと思います。

 

 

その次のページはヒンリギがその処理場に置いてた発信機のオーラが消えるシーンなのですが、なぜそんな些細なシーンをまるまる1ページも費やして描いてるのかはちょっと不可解です。重要な意味がある???

 

 

そのヒンリギはザクロと合流して俺らは俺らでエイと戦うぞ!と意気込んだ矢先に凶報を聞かされます。街中で「若頭!」と呼ぶ子分から。ちなみに今の日本だと街中でヤクザ用語を安易に叫んでおまわりさんに聞かれたら職質されるのでお気をつけて。

 

 

 

リンチの死体が見つかりました。それはボノレノフが前回語った通りなのですが、彼はリンチの死体をかなり無造作に捨ててたのにはちょっと驚き。

 

残虐な話になりますが顔面や歯型を潰しておく程度の処理もしてなくて、ボノレノフ、変身は巧みな割に詰めが甘いです。

 

あっさりと死体の身元が判明してヒンリギに引き渡されて、ヒンリギとザクロは些細な違和感に気付いてしまいます。

 

そこからのヒンリギは冴えてて、自分が話したヒソカは偽者である可能性に最短で辿り着きます。そこはお見事。後手後手だけど。

 

 

そして、憧れのヒソカやノブナガとお話できてウキウキだったヒンリギと、偽ヒソカに一発KOされて情けなかったザクロですが、リンチを殺されてスイッチが入ったようです。急にマフィアの顔つきになって、リンチを殺したのが誰であろうと仇を取ると誓い合います。

 

 

お~。ええやんけ。こういう展開好きです。

 

はっきり言ってリンチを殺されたのはシュウ=ウ一家の自業自得です。旅団と取引してヒソカ探しに協力すると言ったくせに、旅団より先にヒソカを見つけて彼らから遠ざけようとしたのですがら、先に裏切ったのはシュウの側。

 

でも許さん。と。

 

発端は自分だろうが、自分よりずっと格上で「勝てない」と自分で言ってた相手だろうが、仲間を殺されてやり返すぞ!というのは、マフィアとしてはそうでなくっちゃね!

 

ザクロもヒンリギもリンチの死体を見ても平然としてて仲間の情なんてまるで無さそうに見えるんですが、それでも仇を討つぞと。ええやんええやん。ぜひとも旅団ともシャアとも血みどろのドンパチを始めてほしいです。

 

これでシュウとエイとシャアと旅団とヒソカは全て水面下では敵同士になりました。いやシャアのオウとエイのモレナは内通してるのか???

 

 

 

一方リンチ殺しの間接的な首謀者であるクロロは、今3層だっけ、ハルケンブルグの(抜け殻の)葬送の会場にいます。葬送のホイコーロ。

 

そこで盗賊の極意のページを開き、念のガラケーで誰かを探してます。

 

 

しかし私はハンター文字を読めないのでこのページなんて書かれてるか分かりません。

 

ネットで検索すれば解読班はすぐ見つかるでしょうが、ここはもう分からないままで感想ブログ書きたいところです。

 

察するに「念能力者を探す能力」でしょうかね。ってそんなん誰でも分かりますね。

 

欲しい能力者を示すらしき番号は自力で探すのか、ガラケーが自動で探してくれるのか。圏内に対象者がヒットしても念波とやらが圏外だと繋がらないのか。繋がったとして対象者に電話をかけるものなのか。などなどの細かいところは今はどうでも良さそう。

 

重要なのは彼はヒソカを確実に仕留めるために強力な能力者を探しており、さらにその条件に「国宝を盗む」ことが必要だってこと。そして仮にそれを満たす前にヒソカと遭遇して自分が殺されても幻影旅団は安泰で本望である、と、彼が思い詰めてること。でしょうか。

 

私の目には旅団は安泰とは程遠く見えます。もしクロロが死んだら、平静を維持できる団員もいますが、できずに瓦解する団員もちらほらいそうです。

 

瓦解はクロロ自身の内面(感情)にも言えそうで、ヒソカの始末に執着することが本当に旅団を続けることに繋がってるのか微妙です。「俺達に手を出すと徹底的に報復するぞ」という畏怖を世の中に浸透させるのに成功したとして、それで守れるものって一体何なんでしょうね。手足と頭の命を捨ててでも守りたいの?その何かを?なんで?

 

同じ報復でもヒンリギ達のほうがまだ精神的に健全です。

 

 

それはそうとそんなクロロは1層を目指すといいます。それは大歓迎。クロロもヒソカも継承戦に乱入するのもいいかもしれませんね!!!

 

クラピカツェリードニヒとクロロの三者が対面したりしてね!!!

 

 

 

 

 

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