などなどブログログ

漫画の感想や日記などなどを。

かぐや様は告らせたい224話感想 そんな時代もあったねと

今日はかぐや様実写映画の公開日です!

 

私は以前のブログでは無事に公開できるか不明だとか書きましたが、公開に踏み切ったようです。

 

週刊ヤングジャンプ38号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい224話 「四宮かぐやの無理難題 「仏の御石の鉢」編(9)」

 

公開に合わせて今週のヤングジャンプではキンプリ平野紫耀の表紙&巻頭!

 

男のアイドルとかがYJの表紙になるのはもうすっかりお馴染みになりました。見て嬉しいわけじゃないけど否定したってどうにもならないです。今後も増えることでしょうし。

 

巻末グラビアには影山優佳

 

そして扉絵は実写のキービジュアルに合わせた絵でした。

 

f:id:mogmogfirst:20210819132703j:plain

 

この画像の笑えるところは「田沼医師&伊井野」と「早坂&白銀父」がペアにされてるところです。

 

誰だよこのペアに決めた奴。

 

「伊井野&早坂」「おっさん&おっさん」のペアじゃ駄目なのかよ。

 

伊井野も影山優佳も、指ハートを決めるおっさんの隣に寄り添って素敵な微笑み見せてるのが何とも言えません。

 

 

とま。予定の通りに実写映画公開です。今日現在の日本ではコロナ禍が非常に深刻な状況ですが。

 

これは私の勝手な想像ですが延期はすればするほど状況は悪化するのでしょう。

 

観賞を検討してる人にとっては、一番無難なのはもちろん行かないことです。しかしどうしても行きたいのなら一日でも早く行くことがその次に賢明だと思います。

 

そして三密と手洗いは徹底厳守で、素手で自分の顔を触らず、劇場では喋らず飲み食いせず、見終わったらすぐ帰るのがいいです。せめて。

 

 

 

あともう一つ。

 

 マーガレットの今週号で赤坂アカと「みにあまる彼氏」作者ほしの瑞希が対談してました。

 

 私は本屋でこっそりそこだけ立ち読みしました。なので内容の感想を語る資格は無し。

しかしまー、これも映画宣伝の一環なんでしょうかね?

 

でもそれならそれこそ平野紫耀のグラビアをマーガレットにも載せたらいいんじゃね?とか思いました。

 

そしてちょっと調べたら今は「ザ・花とゆめ」でグラビア載ってるそうです。あっちでかぐや様の宣伝してるんでしょうか?白泉社の雑誌ですが。

 

 

 

さて。関係ない前置きを散々書いてからの今週号の感想です。うう。

 

f:id:mogmogfirst:20210820012820j:plain

 

普通というか、良くも悪くもないというか、良くも悪くもあるというか、そんな微妙~な感じでした。

 

うーむ。私は「かぐや様は告らせたい」って作品は、こんな感想ブログせっせと書くくらいに好きで、他作品にそうそう無い個性があり、よくできてる部分多いし、伊井野が大好きだし、本当にいい作品だと思ってます。

 

でも何もかも全てが完璧だとは決して思ってません。

 

つうか完璧な作品なんてこの世に無いのかも。

 

私は長年たくさん漫画読んできて、すっかりおっさんになって鑑賞の姿勢も変化したのか、何かの作品に熱をあげて大ファンになるようなことが無くなったかわりに、欠点があってもなんらかの輝きを見出すことを喜びというか読み甲斐にすることが増えました。

 

(惰性で読む漫画もそれはそれで楽しんでます)

 

そういや昔はTo LOVEるダークネスとか無邪気に喜んでました。あと昔はジョジョの奇妙な冒険の大ファンでしたが今のジョジョリオンを絶賛する気は無くても「それでも私はジョジョが好き」って気持ちは変わらなかったりとか。

 

 

 

で。話をかぐや様に戻して、これにもやっぱり嫌いな話やノリはいくつかあります。例えば体育祭の話は私は嫌いでしたし、子安が卒業前に「大友の誤解を解く」と計画した話も、その経緯が有耶無耶になって計画がいつの間にか「石上の校内の評判を回復させる」にすり替わってたところとかにも納得いってなかったりしてます。

 

 

今回の「四宮かぐやの無理難題 「仏の御石の鉢」編」もそんな感じの読後感になりそうです。時が経てば落ち着くかもしれませんが。

 

やっぱり大仏の言動(キャラ)は一貫性に欠けてて齟齬が多いです。

 

初登場時は半モブ→実は肉食系→実は美人→実は難題女子→実は元アイドル→実は石上が好きだった、と、後付けを無理に重ねたって印象です。

 

また今編では大仏やかぐやが発したセリフの節々に「何その言い方」みたいに感じたことがあって、これは、人間は誰でも意に反して失言するものだし、感情や姿勢はブレて当然であることを差し引いても、読んでて気持ちよくは無かったです。ギスギスが嫌というよりギスギスがツボを外れてる不快感というか。

 

 

 

でもまー良かったところもありました。

 

まずは前回かぐやから「仲直りしなさい」と無理難題を課せられた話が、長引かずに1話だけで済んだこと。

 

そして何より仲直り自体ができたこと。

 

私は大仏のことを見直したとか気持ちを理解できたとかは今でも思ってないのですが、伊井野が悲しむ結果になるのは嫌だという点で仲直りできたことは良かったと思います。

 

それに仲直りの形も悪くないんじゃないでしょうかね?

 

元通りの親友に戻るわけじゃないけど、長い付き合いで今初めてお互いに本音を語り合うことができて、「私達はお互いに友達がいないから始まっただけの付き合いで、波長が合うわけでもなかったし近いうち疎遠になるのかもしれないけど、それでもあなたはやっぱり友達だよ」と冷静に確認し合えたことは、これはこれで友達の形の一つとして意義のあるものだと思います。

 

f:id:mogmogfirst:20210820012934j:plain

 

秀知院を卒業したら連絡を取り合うこともなくなって、次に会うのは同窓会くらいになって、その時にでも、今のこのことをお互いに笑って話せたらそれでいいんじゃないでしょうかね。みたいな。

 

そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ。あんな時代もあったねときっと笑って話せるわ。だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう。みたいな。

 

石上が話してた「たとえ上辺の友達でもケンカ別れする必要もない」は結構見事に核心を突いてたと思います。

 

f:id:mogmogfirst:20210820012950j:plain

 

伊井野が人間的に成長して生徒会長になれればいいと思います。

 

過程はどうであれ、綺麗にまとまったんじゃないかなと。

 

 

ちなみに「幼馴染で長い付き合いだけどずっと本音を語り合えなかった」というのはかぐやと早坂に当てはまることで、今回伊井野達が言及した「四宮先輩と藤原先輩」とはちょっと違うんですけど、彼女らはかぐやと早坂の関係を知らないから仕方ないですね。

 

f:id:mogmogfirst:20210820013000j:plain

 

 

さて。大仏についてはもうこの作品では「役目を終えたキャラ」としてこれからは出番減らして、たまに登場して伊井野を応援するくらいになって欲しいところです。

 

彼女の存在は(私にとっては)この漫画の欠点です。

 

しかし欠点があるからと言って、他にたくさんいいところがあるんだから私はこの漫画を否定しようとは思いません。躍起になってそういう活動してる人見かけましたが、不毛だと思いますよ。

 

そりゃ私だって何かの漫画読んで「どうしても納得いかない」「おかしい」と思うことはあるし時にブログ書きますけど、それは自分の考えを整理するためやってます。書き終わって投稿したらそれで完了です。

 

そしてそれでも気が済まなかったらその漫画読むこと自体をやめて、関わらないようにします。そうしたほうが健全です。

 

 

つうわけで、私は今編の大仏こばちに関しては「もう終わったこと」として消化して、次の話を頭を切り替えて読んでいきたいです。

 

こう書くとなんか彼女の存在を無かったことにしようとしてて、すごい切り捨て思想に見えますけど、そこまで冷淡に脳内から排除しようとは思ってないです。

 

あれですよ。キン肉マンの悪魔将軍だって、登場時は滅茶苦茶な人格と設定でしたが今は高潔になってて、そのことをおかしいと言い続けても仕方ない状態になってるようなもんです。

 

大仏は悪魔将軍なんですよ。

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク