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CIVILIZATION VIは害虫を潰すゲームなのか?「蛮族」という名の?

シヴィライゼーションVIってゲームを初めて遊んだのでその感想などなどをブログに書き残します。

 

ここ最近ずっと遊んでて、かなり楽しめました。蛮族がうっとうしかったのですが、ひょっとしたらそこも楽しい点の一つなのかもしれません。

 

ニンテンドーeショップでよくセールになってるciv6。何年か前に初めて見かけてこのゲームを知って、ずっと興味はあったのですが最近やっとこのゲームに専念する機会ができたので660円で買いました。

 

このゲームは要するに箱庭ゲームとウォーシミュレーションを合体させたようなターン性ストラテジーで、そういうの詳しくないけどなんか興味をひかれて買ったのでした。昔ファミコンウォーズDSはよく遊んだのでそういう要素も期待しつつ。

 

実際期待通りのゲームでした。本当に楽しめました。

 

 

 

 

さて。ゲーム操作は遊ぶ前からややこしそうな予感でいっぱいでしたが、この手のゲームは深く考えずにとりあえず始めるのが一番です。私は昔のパッケージソフトのゲームだと遊ぶ前に紙の取扱説明書を熟読するタイプだったのですが、今はもうそんな時代ではないので尚更です。

 

 

 

チュートリアルを適当に遊んで、なんとなく感覚がつかめたら早々に終わらせました。

 

そういやそのチュートリアルでは早々に「蛮族」の解説があったのが印象的でした。この蛮族とはこれ以降とことん付き合わされるわけで。

 

 

で、次に始めた「今すぐプレイ」ではあっさり負け。宗教で負けました。

 

 

ぶっつけ本番は無謀でした。以降は身の丈に合わせて難易度を一番EASYの「開拓者」から徐々に慣らしていくことにしました。

 

 

主人公も自分で選ぶようにして、それならやっぱり日本の指導者北条時宗から始めたいところ。まずは時宗で文化、宗教、制覇、科学の4種類の勝ち方を網羅することを目標にしました。

 

初勝利は文化でした。どの要素で勝つか決めないまま適当に遊んだら自然と文化勝利になりました。「開拓者」だと簡単すぎますが、初心者に優しいのはいいことです。

 

次回以降難易度を「族長」「将軍」にしてっても楽勝でした。それで宗教勝利と制覇勝利も達成しました。

 

科学勝利だけはなんだか妙に難しかったです。EASYだと意図せず他の勝利になったり、全ロケット発射が間に合わずにスコア勝利になったり。

 

仕方ないのでターン無制限にして他の勝利条件を無効にしてようやく達成しました。そのころには難易度をNORMALの「王子」にしても苦戦しなくなってきました。

 

同時にこのゲームのいろんな要素を楽しむ余裕もでてきました。

 

 

日本の固有ユニットが「侍」なのはお約束だなあ~、とか。

 

 

ガンジーと戦争して倒したときに複雑な心境になったりとか。

 

 

都市「広島」で核分裂兵器を開発できてしまうのはなかなか冗談きつかったですけど。

 

このゲームは歴史の身も蓋も無い要素が割とありますね。まーヒトラーとかポルポトとかあまりにも酷いのはさすがに登場しませんし、あと都市国家に台湾を出せばいいのにってちょっと思いましたが、まーこのへんはあまり気にしないようにしてフィクションの歴史ゲームだと割り切って純粋にただ楽しむことに専念しました。

 

 

 

それで、何度か遊んでみて特に印象的に感じたのはやっぱり蛮族です。蛮族ゲーと言っても過言では無いです。

 

なんなん?蛮族って。

 

ウジャウジャウジャウジャ湧いて出てくるし、最初は原始人だったいかにも蛮族がいつのまにか「近代的対戦車兵」とかに進化してるし。どっから武器を調達してるんでしょうね。ってそりゃ当然ゲームに直接登場してないaxis of evilから裏で流れてるに決まってますね。

 

 

こえーよ蛮族。

 

 

なんか思考や感情は無さそうなのに、殺意と略奪の意志だけはひしひしと感じて、本当に虫みたいな存在です。

 

このゲームは設定で蛮族の存在をOFFにしない限りは、蛮族をプチプチ潰すことが大きな目的なのだろうなあ~と思うようになりました。これは「うざい」と「それはそれでこういう邪魔な存在があるからこそこのゲームを面白くしてる」の両方を絶妙に感じる要素です。

 

 

 

で。しばらくの間このゲームをひたすら遊び続けて、だいたいのところは理解できて、一度本格的に、蛮族どころか他指導者も都市国家も「全部倒す」プレイをやってみようと思いました。

 

一度「締めくくりプレイ」を体験して落ち着くためにも。このゲームちょっと本当にどっぷりはまりこんでしまったので。

 

ターン無制限にして、マップを「史実と同じ地球(地球-巨大)」にして、指導者も都市国家も最大数にして、当然蛮族もONにして、そいつらを全員倒す!のに挑戦することにしました。言ってみれば自分が蛮族になるようなものです。皆殺しです。難易度は無難に「王子」で。

 

 

主人公を誰にするかは、説明を読んで一番好戦的で戦争向けだと感じたスキタイのトミュリスに決定!

 

 

このゲームで初めてその名を知りました。最初に顔を見たときは女だと分かりませんでした。そんな彼女で完全制覇を目指したプレイ開始しました。

 

マップの全タイルを自分の領土にしてしまえば、蛮族も根絶できるのではないか、と。

 

で、先にこのプレイの結果を言うと、無理でした。無理ですね。完全制覇はスイッチでは現実的にかなり無理があります。無理を押し通せば理論上は可能なのかもしれませんが。

 

(ちなみに南ロシアからスタートして地球を殺戮しまわって最後に残った敵はブラジルのペドロ2世になりました)

 

勝つこと自体はできます。難易度「王子」で楽勝だったから最もHARDな「神」でも不可能ではない気もします。でも問題はそこではなくゲーム進行の処理速度のほうでした。

 

 

 

最終的には地球上の126都市を自分の領土にしたのですが、100を超えたあたりでターン更新のロード時間が膨大に増えすぎて待ち時間に耐えられなくなりました。フリーズしたことも一度ありました。

 

 

地図の赤い点と黄色い土地が我が領土なのですが、これでも全部を完璧に埋め尽くすには程遠く、領土の僅かな隙間に蛮族が湧き続けて終盤になるほどしぶとくなって、以降はただターンとゴールドを費やせば蛮族を潰して領土を埋め尽くすことはできるのでしょうが、そのためのロード時間は増える一方になり、動作も不安定になってゲーム処理が破綻しそうで、結局「完全制覇はできるのだろうが、やる価値がない」って心境になってしまいました。

 

高スペックなパソコンだったらサクサクいけたんでしょうかね。

 

でもスイッチでは限界なようです。私は元からゲーム機に大したグラフィックを望んでなくてニンテンドースイッチはゲーム機として最高だと思ってたのですが、それでもこのゲームのあまりに膨大な演算処理は無理だった様子。

 

ここまで都市や設備が増えたら、毎ターン一体どれほどの計算が必要なのやら。

 

 

そういやこのゲームを始めたばかりの頃はこういう表は全然分からなかったけど、理解できるようになってからは、この表を出すのにはどれほどの計算をしないといけないのか想像すると気が遠くなります。

 

改めてすごいゲームです。いろんな意味で。

 

 

 

結局この完全制覇プレイは妥協の下方修正をせざるを得ませんでした。蛮族根絶は断念。それで言えば私の負けです。勝っても得るものより失うものが大きくなるだけでしたので。ロード待ち時間とストレス。

 

あとはせめてロケット全部打ち上げて宗教を完全普及させて、最後にペドロ2世にとどめをさして終わらすことにしました。

 

 

道中では北条時宗からマイナス1160ポイントという最悪の嫌われかたをして、

 

 

ペドロから何度も命乞いされても無視して、

 

 

その上での制覇勝利でした。

 

決して後味の良い勝利ではありませんでした。単なる殺戮はむなしいだけでした。蛮族根絶もできませんでしたし。

 

 

でも、ま、いいです。

 

これでだいぶん落ち着けましたから。しばらくの間は本当に寝食を忘れて何時間も遊び続けたりもしたので。

 

「全マップのタイルを全部領土にする」はまたそのうち、マップを小さくして再挑戦したいと思います。

 

その時には、全部を領土にして蛮族を根絶やしにしてオリジナル宗教を布教して火星にロケット発射して全部の都市を満足させる、ってのをやってみたいです。

 

楽しくて奥深いゲームでした。しかも私はまだまだ使ったことない指導者もいますし、特殊ルールのシナリオもやってないし、もっと楽しめそうです。

 

このゲームばっかりにのめり込むのは卒業するとしても今後もぼちぼち楽しみ続けたいゲームでした。660円で買えて超良かったです。有料DLCは欲しくなってから買えばいいと思います。

 

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