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かぐや様は告らせたい223話感想 「感じ悪い」のその先

大仏はおろか、かぐやも感じ悪いです。今週。つうか今編。

 

週刊ヤングジャンプ36-37号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい223話 「四宮かぐやの無理難題 「仏の御石の鉢」編(8)」

 

まずはかぐや様関連でちょっと笑ったニュースがありました。

 

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CAOLABOってプリクラ機が映画のかぐや様とコラボするという。

 

でも平野紫耀橋本環奈と一緒に写真が撮れるとかいうわけじゃなくて、ただ文字やロゴのフレームがあるだけという。

 

なんか、権利上ジャニの写真は無理だろうことは察しますが、なのに出せるものが文字しか無くてもコラボしようってのがすごいと思いました。

 

 

 とか言いつつ実は私はこのプリクラに全然関心がありません。

 

とにかくなんでもいいから関係の無いことをちょっと書きたかっただけです。

 

今週の感想ブログ書く前に。

 

 

 

まー本当に今週はかぐやひどいです。

 

ただ彼女が大仏の肩を持ちたくなる心情は分からなくも無いです。

 

一度は共闘した仲だし、大仏の理屈はどうあれ泣いてるところを直接見たら同情心が湧くのは無理からぬことだし。

 

しかしそれにしたって、今週彼女が伊井野にした叱咤は、これまでの自分を棚に上げてるし、彼女だって白銀からの正鵠を得た指摘に「色々あるんですよ~」とか曖昧な返ししかできなかったくせに言ってるし、あまりに一方的に見えます。

 

大仏個人の異常を「女は面倒だから」という性別全般論に当てはめるのも、ちょっと。

 

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今のエピソードについて「大仏はカス」みたいな散々なコメを結構見かけました。私は普段他の人のかぐや様感想を読み歩くことはあんまり積極的にしてないのですが、それでも目につきました。

 

やっぱり評判悪い?

 

私も読んでて不快や理不尽を少なからず感じてます。

 

 

また、はたしてここから「良かった」「いい結果になった」と思えるような結末になれるのか不安も大きいです。

 

もし伊井野が反省して大仏に謝って仲直りできましためでたしめでたし、なんて結末にでもなろうものならかなり失望することでしょう。

 

 

本当に口を開けば出てくるのは不満と不安ばかりです。

 

しかし私はそのこと自体にウンザリです。

 

それに「大仏はカス」つっても、私は「大仏を成敗してほしい」とかは思いません。

 

なんらかの制裁を与えて荻野のように秀知院から追放でもすれば解決するってわけでもないです。

 

なので私は今回は、今の話の不快と理不尽は否定しないものの、それでも少し垣間見える「理解できる」「ここはいいかも」って面のほうに目を向けたい気分です。私自身の精神衛生のためにもね。

 

漫画読んでて気分が悪くなるってのは、本当に健康に悪いことですよ。

 

その怨嗟をただ垂れ流し続けるのは最悪の対処法です。自分の感想を自分なりに一度整理するのが一番いいと私は思います。整理しても「これはあかん」と判断したときは私も批判目的の感想ブログを書くようにしてます。

 

 

で。まずはかぐやの自分を棚に上げた物言いについては、彼女が伊井野に「私のようになるな」と思ってのことかもしれません。

 

かぐやはこれまで他人を信用せず薄汚い事も散々やってきて、でも白銀のおかげで真人間になれて、それでも一時は早坂をも失いかけたこともあったけど、それもなんとか乗り越えて今も早坂と友達でいられてます。

 

そんな自分を今の伊井野に重ねて、「あなたは私のような失敗はしないで」「大仏さんを見捨てないであげて」と思ってるとか。言い方はアレですが。

 

それならかぐやの言動には共感できるところもあります。

 

 

またかぐやが伊井野を「幼い正義」と評したことには一部の理があります。

 

ただそれを言うなら大仏のほうは「幼稚なわがまま」つまり「幼い悪」であり、かぐやは幼かろうが正義の側に向かって「あなたが大人げないのが悪い」「あなたが大人の正義を持つように自分を改めて幼い悪の言い分を聞くことに徹しろ」と言ってるようなもので、超理不尽に聞こえます。

 

そんな理不尽、普通なら聞く筋合いは無いです。

 

でも秀知院生徒会長なら話は別です。それを目指す者なら。

 

ここで人の上に立つ者になるなら、悪い人やおかしい人と一辺倒に戦うばかりではなく、時にはうまく折り合いをつける素養も必要だというのは全く正しいですし、伊井野にそれが欠けているというのもまた事実です。

 

 

それにやっぱり私自身の願望として、伊井野と大仏は仲直りしたほうが嬉しいです。伊井野が傷ついて悲しむのは嫌です。

 

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(本当に可哀想いろんな意味で)

 

かぐやが生徒会長の椅子を餌にして伊井野に試練を与えて、この問題をなんとか良い形で解決させようとしてること自体はいい傾向なんじゃないでしょうかねえー。

 

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この問題がカタルシスのある解決に向かい伊井野が生徒会長に一歩近づくような形で収まればいいとも思います。これはちょっとだけ見える希望です。

 

 

 

ま、今週の感想はこんな感じです。

 

我ながらちょっと擁護が苦しいかも。

 

でも私は今のかぐやや大仏が嫌なのも確かなんですが、彼女らや作者をただ否定するだけの祭りに与したくない気持ちもあり、その産物が今日のこの苦しい感想ブログです。

 

はあ。石上不知火と伊井野が仲良くエペやりつつ恋愛頭脳戦ちゃんやってるような話が読みたいです。

 

 

 

 

おかしなカキ氷 ガリガリ君 ソーダ色

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