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かぐや様は告らせたい221話感想 伊井野は大仏を11回拷問したというのか

大仏はずるいね。

 

週刊ヤングジャンプ33-34号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい221話 「四宮かぐやの無理難題 「仏の御石の鉢」編(6)」

 

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さて。冒頭は、またも教室でゲーム談義をする石上不知火。なになにこの光景はもう毎度のことになってんの?

 

しかし!二人の会話が分からなかった以前の伊井野はもういません!

 

白銀父の特訓のおかげで、なんかかなり高度に食い込めるようになってます。堂々と会話に参戦!伊井野参戦!

 

話してるのはやっぱりエペ?それについては私は相変わらずさっぱりですが。

 

 

 

石上にとっては驚天動地ではないでしょうか。

 

だって自分の知ってる伊井野は少なくともエペについてはまるで関心も無かった筈です。今の今まで。

 

それが急に「エペ分かる人」になってるわけですから。

 

石上の中の伊井野像がこれでまた揺らぐことになります。

 

膝枕事件、パパ活疑惑事件に続く3段目のコンボ炸裂です。

 

 

 

一方不知火は、伊井野が会話に入ってきてゲーム分かる人だと知って、なんか無邪気に喜んでます。

 

それどころかみんなでやろうと誘います。

 

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あ、そうなのね。不知火は伊井野にそういう態度になる感じなのね。

 

これは結局のところ彼女は石上に対して恋愛感情は、伊井野にライバル心は、全く持ってないってことなのかな。

 

いやそれは早計かな。

 

表面上では伊井野とも普通に仲良くなろうとしてても、内心はまだ分かりません。

 

 

そもそも不知火には「石上のことを実は好き」みたいな素地を全く感じません。

 

まーこれは、それこそ今後「不知火の中学時代の回想回」とかがあって、「不知火は過去に石上とこういうことがあったんですよ」みたいなのが判明するかもしれませんけど。

 

そういやなんでアイドルとかやってるんでしょうね。

 

まだまだ謎だらけです彼女は。

 

男子生徒に素っ気ないらしいのに石上には「ゆーちん」と妙に馴れ馴れしいのも。

 

 

 

で。伊井野と石上と不知火の話は今週はこれで終わり。最初の1ページ半だけ。

 

あとは場面は生徒会室に。かぐやを聞き手とした大仏劇場が開催されました。

 

 

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 えーと。まず。えーと、大仏は教室で三人の様子を見て心の中に何かが溜まって、それをかぐやに話しに来たようですが、かぐやに話すことがまずなんか不自然です。

 

二人はかつて石つば派同盟で子安の石上名誉挽回作戦の同士ではありましたが。

 

つまりは大仏はマジで心がパンク寸前で追い詰められてて助けを求めてるってことですかね。

 

で、それをできる相手がかぐやしかいないと。それで生徒会室に来てすがったと。

 

大仏はマジで他に友達いないんですね。

 

でもかぐやを遠慮なく本心を語り合える相手と思ってるなら、それはすでに友達かもしれませんよ。

 

ま、なんにせよ相談できる相手がいるのはいいことです。

 

これからかぐやが活躍して大仏の助けになってあげるんでしょうか?

 

頑張れかぐや。

 

 

 

大仏の愚痴はどれも的外れだと思います。

 

まず石上が子安を忘れて不知火と仲良くなったり伊井野に心揺れたりするのは、別に浮気じゃありません。

 

それに浮気ってのは男も女もする人はするししない人はしないってだけです。

 

 

恋愛感情は時間が経てば必ず冷めるってのは、ある意味で正しいです。

 

誰かに恋して交際できるようになっても、ずっとドーパミンやノルアドレナリンが分泌され続けるわけはありません。

 

でもそれは時間が経てばセロトニンやオキシトニンに変わって、興奮は安らぎへと変化し末長い関係が構築されていくことだってあるわけです。

 

脳の構造でそれが構築できる人とできない人がいて、できない人が浮気をせずにいられない人ってだけの話です。

 

する人はしない人(したいと思わない人や自制や理性が働く人)の脳の構造がどうしても理解できないみたいです。石田純一とかカンニング竹山みたいなの。

 

そして大仏もそっち側っぽいですね。

 

彼女は男と付き合ってもすぐ冷めるし、長続きしたことがないのでしょう、きっと。確か両親がそうでしたっけ。

 

ただこれは、大仏がセックスもよくする子なのかどうかでまたちょっと変わるのですが、そのへんまで突っ込むと超ややこしくなるので省略。

 

 

 

なんか今週のかぐや様は感想めっちゃ書きにくいというか、頭に浮かんだことを文章にするのが全然うまくできません。

 

ともあれかぐやは大仏の割と支離滅裂な愚痴を聞いて、いきなり核心をズバッと刺します。

 

大仏が石上のことを好きで、子安との仲を取り持ったのは自分を投影させてたんでしょと。

 

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うんうん。これは私もうすうす思ってました。

 

でも大仏は石上が幸せならそれでいい、というわけではなく、その相手が伊井野であるのはどうしても嫌だと。

 

うんうん。これもそんな感じしてた。でもなんで?

 

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読者に代わってかぐやが直接彼女に質問してくれます。

 

 

 

ここからは意外な展開が続いて読んでて驚きました。

 

大仏は妙に伊井野をディスります。

 

しかもまたもや的外れ。

 

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伊井野が「こんな面倒で嫌な子おすすめできない」であったとしても、それは石ミコが嫌な理由にはなってません。

 

訝しむかぐやが「友達でしょう?(なのにそんなこと言うなんて)」と問うたら決定的な一言。

 

「所詮私とミコちゃんは上っ面の友達ですよ」と。

 

そしてそして、それをなんと伊井野本人が聞いてしまっていたと!

 

なんという出来過ぎな最悪のタイミング。

 

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あのかぐやが震えるほどのバツの悪さもさながらですが、私としては、伊井野がそれを聞いてもさほど驚いてなさそうなことに何より驚きました。

 

まるで「うすうす勘付いてた」かのような。

 

極めて淡々と決別宣言を残して去っていきました。

 

でも伊井野が傷ついてないとはどうしても思えません。

 

悲しんでないわけがありません。伊井野を傷つけやがって許せませんね。

 

 

 

しかし大仏はさらに意外なことを言います。

 

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伊井野に嫉妬していると。彼女がステラの押し花を石上から受け取ったことに。

 

なんでや!

 

 

伊井野が11回は大仏に聞かせたという、あの押し花の。

 

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93話(単行本では11巻103話)の、あの。

 

この話を聞かされるたびに大仏は嫉妬に身を焦がしたというのでしょうか?

 

一体なぜ?

 

伊井野はこれが石上からのものであることは知らないのに。

 

あ、そうか。

 

石上がどんな気持ちであれを伊井野に贈ったのかを知ったのはつい最近だし、今石上が伊井野に揺らいでるとなるとこれが特別なものに変わってもおかしくないし、伊井野が知ったらさらに燃え上がるからか。それならちょっと納得。時限爆弾みたいなもんか。

 

大仏にとっては、このステラは、言うなれば翼と柏木がいちゃつくところをマキが見せつけられるのと同じくらいの苦痛だと言うのでしょうか?

 

 

さて。私は前から大仏にいい印象を全然持ってないです。

 

かなり嫌な感じです。今回の愚痴もさらに株を下げてる感じ。

 

「ヘイトを集める」って言葉は私は嫌いなんだけど、その表現がピッタリになってしまうほど。

 

言ってることに筋が通っているともあんまり思いません。

 

それに設定の度重なる後付けによってキャラの軸が結構狂ってるキャラだとも思ってます。

 

例えばちょうど上にあげた93話では大仏は石上と伊井野を「なかよし大作戦」で取り持とうとしてましたし。

 

それに伊井野はもともと男女交際を禁止したがるキャラでした。

 

そんな主義の子が大仏みたいな男関係が派手らしい子と友達になるのもどうも不自然に思います。

 

そのへんの疑問や不可解が、次回以降の中学時代の回想では、解消されて感銘を受けて大仏の汚名が雪がれたりするでしょうか?

 

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全ては次回以降です。

 

大仏を見る目が変わるようなのを期待!

 

 でも来週は合併号で休み!

 

 

 

ところで回想の石上が遊んでるのはニンテンドー3DSなんですね。

 

NEW3DSだとしても2014年発売の8年前のゲーム機です!

 

この漫画は今が西暦何年か特定しないタイプの作品ですが、連載開始したのが2016年ごろで、その2年前くらいの回想だからか、小道具が2014年のものであることがなんか面白いです。

 

 

 

 

 

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