最近藤原大活躍やなあー。藤原無双。
週刊ヤングジャンプ20号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい214話 「藤原千花は教えたい」
まずは今週号、「累計1500万部突破!」ってのが目を引きました。ついに1500突破かあー。すごいな。
かぐや様は単行本だけじゃなくアニメと実写映画もヒットしたので、超稼いでます。
そういや作者赤坂アカ本人がVの配信に出演して語ってました。
(1時間8分ごろ)
もう稼きまくったので、今はもうかぐや様の連載は稼ぐためではなく「ちゃんと完結させるため」に執筆してるのだと。
つまり極端な話、もう、ある日突然連載を途中で投げてもさほど困らないほど稼いだと。
いや困らなくはないか。そんなことしたら漫画家以前に人間としてクズなので、汚点を背負って残りの人生を送ることになっちゃいますもんね。何億円あろうとも。
実際そんな感じになってる元漫画家いますもんね。この世に数人ほど。
赤坂自身もそんなクズにはなりたくないと思ってるようで、それだけでも立派ってもんです。
有終の美を飾ってほしいものです。
あと、実写映画の伊井野役の影山優佳のページがありました。
日向坂46のメンバーですが、こないだまでやってた「げんさくひなたざか」には影山は登場しませんでしたね。出してあげればよかったのに。
さて本編の感想。
私は前回のかぐや様の感想ブログで「社交ダンス編が楽しみ」って書いたのですが、まさかその直後に出てくるとは思わなくてちょっと驚きました。
そして藤原の「お前らの交際を私は認めんぞ」はこれからシリーズ化するかなと思ってたのは、全然長引くことなく今回で認められてて、こっちは予想大外れ。
藤原がゴネて引っ掻き回すところをもうちょっと見たかった気もしますが、そうしたら有終の美がそれだけ遠のいてしまいますもんね。
藤原が白銀をシャーシャー威嚇してます。
この時期の野生の藤原は他のメスとつがいになった白銀を威嚇することがまれにあり、これは、その際に珍しい鳴き声をあげる様子をとらえた貴重な映像です。
しかし石上はそんな藤原を見事にスルーし、フランス校との交流会の案内状を出しました。
連載初期のフランス語とかのあれですね。あの女また登場するかな?
それで今回催されるのがダンスパーティーと。
それを聞いて微妙な表情になる白銀と藤原。それぞれの心情がよく表現されてます。
で、一気に話が進んで、二人は体操服になり、特訓開始と。
特訓に至るまでの経緯が省略されてるのが「毎度のシリーズ」感あります。
しかし。今回のダンス特訓は様子が違います。
なんと白銀はすんなり拾得していきます。
これまでの特訓の成果が出てます!
私は最初読んだときは「え?今回はギャグ無しなの?」と戸惑ったものでした。
そして藤原からの訓示。
全ての努力は無駄ではない。挑戦して頑張る気持ちがあれば人生を切り開いていける。そして、もう私の特訓は必要ない。と。
いいこと言いよる。めっちゃ綺麗な藤原。
ここ数回の藤原は輝いたり醜態を晒したり上下が激しいです。
212話、213話、214話は「藤原三部作」と言ってもいいくらいの藤原回でした。
かぐやが様子を見に来て、実際にダンスをやらせて、見事合格。
藤原はそれを機に二人の交際を認める気にもなりました。
子離れする親のような気持ちで。
え、彼女が二人の交際を認めなかったのは、確か、自分のラブ嗅覚があまりにも鈍くて気づけなくて蚊帳の外で悔しかったからだった筈ですが、まーそこは気にしないことにします。
綺麗にまとめる藤原でした。
「おに」のはちまきを森に帰す藤原。森へお帰り。
それで綺麗にまとめてしめたと思いきや。
急にナレーション(声:青山譲)が出てきます。
あ、続くわけね。特訓シリーズ。
今回はギャグ無しなの?と思わせて引っ張って、最後にナレーションに投げたという見事な構成でした。
青山譲の声が聞こえてくるかのようです。
有終の美を迎える日はまだ先かもね!