ついに100話!ですが、そしてアニメ化ですが、表紙&巻頭カラーですが、なんかスピンオフが始まるらしいですが、私もいろいろ思うことはあるもののそれについての感想はまた別にブログを書くことにして、今回は本編の感想に集中したいです!
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい100話 「石上優は語りたい」
サブタイで「語りたい」って言葉が出るの初めてでしたっけ。
すごく「亜人ちゃんは語りたい」みたいです。
カラー扉絵はまさにアニメ化を祝う華やかな絵です…が…伊井野が…。
かぐやが映ってるテレビの山にいるかぐや、白銀、藤原、石上の4人と…ひとりテレビの画面の中に押し込められてる伊井野。
これってやっぱりアニメには伊井野が登場しない暗喩なのでは…。
あ、今日のブログは本編の感想に集中すると決めてたのでこの話は後日ブログに書きます。
さて本編では石上は毎週木曜発売の「ミドルジャンプ」を購読してるようです。
電子書籍じゃなく紙の雑誌で。
生徒会室でそれを読む石上に白銀も影響されて、ミドジャンの連載作品、桃缶こと「モモちゃんは考えない」にはまっていると。
そしてこのたび桃缶がアニメ化するという、作者赤坂アカ本人による間接的自己風刺のような不思議な世界が繰り広げられています。
桃缶はジョジョの奇妙な冒険でいえば作中の漫画家キャラ岸辺露伴の連載作「ピンクダークの少年」みたいな作品でしょうか。
そんな桃缶のアニメ化にうきうきしちゃうアニオタ初心者の白銀。
男同士のオタ同士の会話は問題ありませんが、非オタの女子とはどう会話していいか分からずにいたたまれなくなるというのが今週のキモで、読んでるこっちが痛々しい話でした!
石上は非オタの女子との会話に難儀しているようで、オナクラで一緒に体育祭応援団やった小野寺から絡まれて生暖かい目で見られた(と自分が思って)苦悶する回想シーンがありました。
…って、この小野寺。どうもなんか今後重要人物になりそうな気配がします。
そもそもクラスで孤立してこっそりラノベを読んでるという悲惨な石上にわざわざ自発的に話しかけてきてるのが、若干不自然です。
体育祭応援団は石上憧れの女子子安を始めみんな気のいい真のリア充集団で、石上は仲間として受け入れられているようですが、そういうシーンでちょくちょく小野寺が印象的に描かれてる気がします。
ヤングジャンプGOLDの4コマとか、9巻のカットとか。
(そういえばGOLDの読み切り4コマ「かぐこく!」は書店で立ち読みしただけです…すいません…)
石上は例の事件で1年女子からは大変に嫌われていて小野寺も嫌ってる一人でしたが、応援団を通じてからは石上のことを嫌ってる様子が完全に消えた感じ。
彼女なりになんらかの変化があったのか、ちょっと謎でちょっと気になる感じです。
まさか石上に惚れるとか。ないかあー。
話を戻して、推し漫画のアニメ化トークで盛り上がってた白銀、そこにやってきたかぐやと藤原に、そのことについてどういうスタンスで話せばいいか分からず、しかも石上が無駄なオタ隠しをしようとして、女子二人から生暖かい目で見られてしまい、狼狽の限りを尽くします。
本当にいたたまれないです。
藤原からはアニメの萌え美少女が理解できないと疑問に思われ(強烈な自己風刺)、かぐやからはかなり先鋭的なアニオタ像を疑われて、石上からはなぜかメンタル崩壊して泣かれ、限界に達した白銀がとった行動は、ブチギレ。
(このコマのコピペは「ハンコ絵」への風刺か?)
少しでもアニメ好きなら皆オタク何故いがみ合う皆で楽しめ。
有無を言わさぬ剣幕で3人を正座させて、アニメが好きなことは何もおかしくないと全員に誓わせて、桃缶アニメ化の喜びを全員で唱和させるというあまりに意味不明な仕打ちが、白銀の怒りの度合いがよく表現されています。
そして久しぶりの伊井野オチ。
伊井野は声優CD好きだしエロマンガやBLとかも案外好きそうで、彼女もまた石上とは別方向にめんどくさいオタク(腐)なのかもしれません。
そして次号もカラー扉絵らしくて楽しみです。
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