ここ最近のふしぎ研究部はやっぱり鈴がちょっと目立ってきてると感じます。
実際出番多いです。
ってことは今後はバランスを取るためにことねと千晶の出番が増えるでしょうか?
週刊少年チャンピオン 安部真弘「あつまれ!ふしぎ研究部」
和香が入部してからは、まずは歓迎会のお花見でした。
和香は大祐のことをまんざらでもないと思ってるような。
さらにグルグルメガネを外したら実は美少女であることを部員みんな知ってしまって、ことねと千晶は露骨に動揺しています。
でも、こういうとき、以前かなめにカマをかけられたときもそうでしたが、鈴はいつも平然としてます。
ことねと千晶は大祐へ恋愛感情らしきものを持つようになってきたと、割とわかりやすく感じるのですが、やっぱり鈴の気持ちだけはなかなか読み切れません。
そのくせ鈴自身は大祐との距離を(物理的にも、心理的にも)縮めることを全く躊躇しなくなってます。
ときにはみんなが見てる前でも堂々と大祐にくっついてくるから謎です。
かといってこういうアプローチが「恋愛感情全くなしの無邪気でやってるもの」だと断言できる気もしなくて、本当にふしぎな印象です。
鈴は背が小さくて大祐の妹結と同じくらいの体格で、しかも鈴と結が仲良しだから大祐は鈴のことを妹のようにしか思ってなさそうな印象だったのですが、イス取りゲームの回ではどうやら勃起してしまったようで、これって女の子として見るようになったってことなんでしょうかね???
しかしこのイス取りゲームの回、ふしぎ研究部の6人中3人が白衣で、本当マジで白衣率高いですこの漫画。
作者安部真弘のフェチなのでしょうか。白衣。
あとこの漫画の最近の動きは…。
身体測定の時ってノーブラなんでしたっけ?
モブ少女かわいい!
陸上部の蘭からのスカウト攻撃は、大祐は「ふしぎ研がいい」と自分の意志で断ってて帰属意識をもう持ってることが判明しました。
ことね VS 和香の催眠術対決では、ことねのあまりの圧に和香がかかったふりをしてて、和香は催眠術なんて不審なものはバッサリ否定しそうなのに、その信念を曲げさせるほどのことねの必死さがこわくて面白かったです。
そして、やっぱり活躍が目立つのは鈴です。そして結。
今週号の文化祭の話で笑ったのは、人体切断マジックでもし大祐が真っ二つになったら鈴と結が仲良く半分こしようとするところでした。
どっちが下半身をもらうの?
麗子は通常営業。
そして一番印象的だったのは鈴のお宅訪問回でした。
私は、鈴はオカルト趣味で孤独そうだし、高価な撮影機材持ってるし、お金持ちのお嬢様なのかなと予想してましたが、お宅は割と一般的でした。
鈴の家族が全く登場しなかったのがちょっと気になります。
鈴の家族はまだ設定が固まってないのか、あるいはなんらかの設定があるからこそ意図的に登場させなかったのか…。
結から「鈴ちゃんの部屋が見たい」とせがまれ、彼女の自室(和室!)はやっぱりオカルトグッズだらけで、鈴は「自分のオカルト趣味のせいで嫌われるのでは」と不安がる様子を初めて見せます。
学校では孤立してても平気そうなのに、結から嫌われることは恐れるという。
そしてそのことで大祐に助けを求めて、大祐も自宅に呼ぶという絶妙な流れでした。
結は鈴のオカルト趣味全開の部屋を見ても決して気持ち悪がったりせず接してくれて、めっちゃ優しくていい子です。
鈴の心からの笑顔を見ると読んでるこっちも本当に嬉しくなります。
大祐は今回は鈴と結のために間接的なサポートに徹しましたが、そういうさりげない真心が鈴にも伝わって、照れくさそうに「たまには来てもいいけどね 大祐も」と言う彼女がとても素晴らしかったです!
鈴はまだまだ謎だらけな子ですが、大祐との心の距離も物理的な距離もぐっと縮まってきてる感じで、目が離せません。
この漫画、結局のところメイン4人の部員ヒロインみんな主人公に惚れてる「ハーレム系」になってきてると思います。
しかし正直に言って、ことね、千晶、和香の惚れ方は、他のこういう系作品でもありそうで珍しさは全くありません。
鈴だけはどうも様子が違くて、他でそうそう見かけない珍しいヒロイン像になってると思います。
いや、これは私が鈴がお気に入りだからひいき目で見ようとしてるだけなんでしょうか???
よくわかんなくなってきました!
あつまれ!ふしぎ研究部 3 (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 安部真弘
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/02/08
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