2週間ぶりのかぐや様。
一時期、【推しの子】が始まったころは休載が本当に多くて、「手を拡げすぎなんじゃね?」とか思いましたが、最近は持ち直してました。
での今回の休載。もしかしてあれのせい?
週刊ヤングジャンプ17号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい211話 「かぐや様は話したい」
あれってのはもちろん「げんさくひなたざか」です。
日向坂46のメンバーが原作を担当したという名目の8ページ漫画が、今回含め3回あるのだと。
これは、日向坂に思い入れが全く無い私としては、漫画の内容についての感想は、虚無です。
それに言っちゃ悪いですが「これに時間と労力割くくらいならかぐや様に専念してほしい」って気持ちは、やっぱりあります。
しかし、です。
読んでて「作者赤坂アカは本当に日向坂が好きなんだなあー」ってのはすごくよく伝わってきました。
私にとっては心が動かない企画ですが、本人や関係者が楽しめてて、何かしらの有意義な効果が生まれてるなら、いいことだと思います。
そういや先週のヤングジャンプはジャニーズのTravis Japanがグラビアやってて、これも、見てて何も嬉しくないし、頻繁にこういうのやられたらたまったもんじゃないけど、たまにやって、売り上げとか何か良い効果があるんなら、「やめろ!」とは思わなかったりします。
少年誌青年誌のグラビアを男アイドルがやることは、近年少しずつ発生してます。「そういうもんだな」と思っておくのが賢明です。
私も一時期は脈絡の無さに辟易してたけど、気にしたってどうなるもんでもないです。
さて。日向坂46と言えば。
かぐや様の実写映画の伊井野役を、日向坂46の影山優佳が担当するってニュースがありました。
影山優佳の存在を初めて知りました。身長155.5cmだそうです。
てか映画に伊井野出るんだ。
映画は平野紫耀のためにあるようなもんだし、ストーリー的にも、伊井野は出たとしても重要ポジションにはならなさそうですけどね。
この漫画は、かつて本編に平野紫耀の名前が出たら彼が映画の主役になり、日向坂ネタがこうたびたび出てたらメンバーがその映画に出るという、なんだか不思議な状態になってます。
(17巻)
そういうのを見ると「ごり押し」「ねじ込み」って単語が頭に浮かびますが、でも具体的に考えて、誰が誰にどうごり押しすればこうなるんだって話です。
仮に、作者赤坂が「白銀役は平野にしろ!」って言ったとして、誰を「か、かしこまりました!」って屈服させれるのかさっぱりです。
逆もしかり。ジャニの偉い人が「赤坂く~ん、君の漫画にうちの平野の名前出してよ」とか言ったとしたら、むしろこの漫画がブレイクする前にそう仕込んだ審美眼がすごすぎます。
ま。今の世の中「漫画原作実写映画」が「出演者ありき」状態になってることは否定できませんが、この漫画に関しては、私は、配役に薄汚い一面は無さそうだと思ってます。
いやもちろん私は業界を知らなくて言ってるから、あるのかもしれませんし、ごり押しとまでは言わずとも多少の忖度ならあって普通でしょうし。そんなもんなんでしょう。きっと。
ところで赤坂って独身なんでしょうかね?
だとしたらなんか、そのうち声優かアイドルと結婚しそうなタイプの漫画家かも。
例えば「斉木楠雄のΨ難」の麻生周一はでんぱ組の古川未鈴と結婚しました。
あと「トニカクカワイイ」の畑健二郎は声優の浅野真澄と結婚してます。
そして「名探偵コナン」の青山剛昌は、コナン役声優高山みなみと一度結婚&離婚してて、以降も高山はコナン役を20年近く続けてるんだからすごいですよね。
前置きっつうか脱線が長くなり過ぎました。これかぐや様の毎話感想ブログに書くことじゃなかったですね。
本題の感想書きます。
冒頭シーンは翌朝。
白銀とかぐやは起きたらすぐ第2ラウンドとかしなかったんでしょうかね。
あと「一緒にシャワー浴びよう」とかね。
したにしろしてないにしろ、二人はさっさと身支度し、圭ちゃんが帰宅するまでに後片付けを全て済ますことができました。
そして白銀は、自室「昨夜かぐやを抱いた部屋」で一人その気恥ずかしさや余韻に悶々とします。
一人部屋が貰えて本当に良かったね白銀。心置きなく悶々とできるね。余韻でね。
一方かぐやのほうは、自宅に早坂を呼び、主従関係を解消しても続いている定例会議を開催してました。
早坂の動揺した表情が、聞いた瞬間の衝撃を物語ります。
年頃の少女にとって、長年同じ時を過ごしてきた幼馴染が自分より先に男とセックスを経験したと知ったときの心情ってどんな感じなんでしょうね。
でもまー。「そろそろ?」って空気だったし、自分もそれなりにアドバイスしてきたわけだし、驚きはしないんでしょうが。
そして感想を聞く乙女・早坂。
乙女としては「痛かった?」ってのも気になるところではないかと思うのですが、そっち系の生々しさは今回置いておく方針で。
今回はもっと精神的な喜びのほうに重点を置いて話します。
とにかくかぐやにとっては満足いく初体験で、四宮家とか留学とかいろいろ特殊な事情がある二人ですが、ただの男と女でいられたことが、幸せなようです。
そのことに関して、早坂は、クスクスと笑顔になって喜びます。
このシーンが今週号で一番印象的でした。
早坂がこんな風に思えてることが、彼女のほうも人間的に成長している証だと思います。
歪んで育ち、恋愛事に過剰なロマンチックや夢を求めつつ、自分の恋愛は完全にゼロになってるモンスター処女(モンスター童貞の女版)の彼女ですが、今こうしてかぐやの初体験成功を素直な気持ちで喜んであげられることは素晴らしい成長なんじゃないかと、思ったりしました。
ただねー。早坂は自分は出奔して自由になったと思ってても、結局早坂家ひいては四宮黄光にいまだに呪縛されてることは若干心にひっかかります。このへんでもまた苦しいドラマが待ってそうで。
ともあれ話を戻して。かぐやはこれを機にいろいろとふっ切れて、校内で交際を隠すのはもうやめる決心がついたようです。
これからは一目なんか気にせず堂々と付き合うと!
で、その前に、そのことを、一人、先に自分の口で言っておきたい相手がいると。
ん?誰でしたっけこのリボンの女子は?新キャラでしたっけ?
っていつも恋愛頭脳戦の蚊帳の外ハブンチョおミソにされるポジションだった藤原です!
ってことは次回はかぐ藤のほっこり回かな?
でも、これが丸く収まったとしても、藤原はもともと石ミコ派であり、さらに白かぐがくっついたと知ったら、生徒会5人のうち自分以外の4人がカプという状態になります。それ結構きつくない?