入浴シーンそのものよりも風呂上がり姿のほうがエロいのか問題。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい171話 「白銀御行は独占したい」
さて、修学旅行編が始まって私は前々回と前回のシリアス回とギャグ回の急な落差に戸惑ったのですが、今週はフラットに読めました。
しかし最後のほうにまた何やら雲行きの怪しい話も出てきて、やっぱり波が激しいなあ~。
今週の冒頭は石上と伊井野による漫画の修学旅行とかの女湯あるある話。
夜遅くまで二人で生徒会室にいるの?と思いましたが、あとで夜7時前と分かったので、そんなに遅くありませんでした。
このシーンは漫画ネタ談義で楽しく雑談できるようになってる二人が微笑ましくもあるのですが、でも石上は明日には子安との一世一代のデートを控えてるし、伊井野はそれを知ってるし、意味深で切ない状態なんですよね今のこの二人は。
それにしてもこの二人の会話は、まーな確かにな、って感じです。
「女湯を覗く」ってのはずばり犯罪で、発覚したらシャレにならない問題になります。
一昔前の漫画ならともかく、今の時代の漫画ではあんまり見かけなくなってます。
この漫画でも前回風祭と豊崎が「女子が入浴の時間だから「アレ」をやろう」と息巻いていたのも結局(やっぱり)覗きではなかったわけで。
風祭と豊崎そして白銀と翼は、女湯を覗くのではなくて、通り道で待ち構えて女子の風呂上がり姿をじっくりと眺めて楽しもうという合法的な計画を練っていたのでした。
婀娜な姿の洗い髪。
そこへ最初に出てきたのはマキ。
風呂上がりで髪をほどいた姿が新鮮で色っぽくて、彼らの主張に説得力を持たせます。かわいいです。
ただ翼がマキの色っぽさに当てられたようなのがなんか不穏です。
自分の彼女たる柏木を男どもの視線から遠ざけるのは分かりますが、そこで一緒にマキも連れていくのは、なんか、分かるような分からないような。
次はマスメディア部。
かぐやの美しい「ピ」とは一体何なのかは、そのうち「かぐや様を語りたい」で明かされるのでしょう。
そしてその「ピ」の持ち主かぐやの登場。白銀は他の男子達に洗い髪姿を見せることもエロい妄想されることも嫌がります。
青春ですな!
最後は早坂。
白銀とエンカウントしてしまいます。
このシーン私は逆に驚きました。
「俺は早坂とハーサカが同一人物だってことを見抜いてるぞ」って、今更!?
あれ?カラオケ合コンやラップの回で明かしたんじゃなかったっけ?
あくまで他校ギャルのハーサカと四宮家メイドのハーサカだけだったんですね。明かされてたのは。
そしてラストシーンは、四宮家の嫡子三兄弟の末兄、四宮雲鷹の正式な初登場。
前々回早坂に毎日の日課でかぐやの動向をスパイ報告させてた主なんでしょうかね。
長男次男と権力争いでもしてんでしょうか。
早坂に「逃げ切れると思うなよ」と言うってことは、早坂は逃げようとしている?
謎が謎を呼びます。
えーと今週のこの回が、次の単行本18巻に収録されるラスト回でしょうかね。
修学旅行編はその次の19巻分まるまる使われるかな。
早坂の物語はまだまだです。