今回のラップ編はギャグで終わると思ってたけど、ほっこり系のいい話のオチで意外でした。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい98話 「早坂愛は話したい」
そして冒頭でもかなり意外なシーンがありました。
ハーサカこと男ハーサカこと早坂は既に白銀に自分の素性を明かしてしまっていたのですね。
変装なしの素顔は校内のギャルっぽい早坂、性格は他校の生徒ハーサカ、その融合体って感じの素の早坂はこれまではかぐやにしか見せないものでしたが、ここで白銀に明かしたと。
人はみな仮面(ペルソナ)を被って生きている。
学校では生徒会長の仮面を被り、家庭では長男の仮面を被り、場所によって生徒会長を演じて長男を演じて生きている。
ギャルを帰国子女を近侍を演じて生きている。
では本当の自分は一体どこにあるんでしょう?
答えは…ラップです。
ラップの中にあります。(適当)
まーともあれ、女ハーサカと男ハーサカの誤解の種は白銀に対してだけはあっさりとクリアできて、あとは心置きなくハーサカにラップをぶつけるのみです。
ただ藤原だけはハーサカというと男ハーサカしか知らなくて、白銀への誤解は今後も後を引きそうです。
白銀の地獄のド音痴ラップは例によって藤原の特訓のおかげで人に聞かせられるレベルになったようです。
電話で合う約束を取り付けますが、電話の向こう側ではかぐやがしっかり聞いてて、心穏やかではない彼女も約束の場所の公園に同行!
公園では男装でやってきたハーサカ、これで藤原は「会長が恋してるのはハーサカ君」と完全に誤解してしまいました。
誤解して恋の応援をしようとする藤原、地獄のド音痴に恐怖するハーサカ、たまらず飛び出すかぐや、本当にこの漫画史上最高レベルにややこしい状況になってしまいましたが、白銀はラップを決行!
(ボイパでサポートする藤原がかわいい)
上達した彼のラップは聞けるものになっててハーサカは驚きますが、重要なのは歌詞のほうです。
いいこと言ってます。
弱い自分がペルソナを被って何かの役を演じるのは、理想の自分に近づくため!
ビシッと決まりましたが、その心意気のほうは実は大してハーサカに届いてなくて、「上達した」ことのほうをひたすら驚かれてます。
今週のキモはここからで、全然状況が分からないかぐやが、なんとラップで割って入ります。
白銀の練習して用意してきたラップではなく、即興のライムでこれぞまさにラップの真髄フリースタイル。
それはそのまま彼女が日頃早坂に思っていることをぶつける流れになります。
つまり、今週は、かぐやが早坂に、フリスタバトルを挑む話だったわけです。
先週の引きからまさかこんな話になるとは本当に意外で、感心しきりです。
白銀に促され、かぐやに挑発されて早坂も負けじと即興ラップでかぐやをDIS!
そこには本当にごく普通の少女の素の感情がありました。
世話を焼かせる主人は情けないし、自分の青春が無駄になってる気がするし、ただ素直に「うらやましい!」と愚痴ります。
本音を語り合ったかぐやと早坂はまた少し絆が深まりました、って感じのよい話でした。
お見事です。
あ、あとは、春には早坂のサポートキャラが一人増えると、新キャラ予告めいたものがありました。
でもこの漫画は月日が過ぎるのはかなり遅いから、登場はまだまだ先のことになるかと。
きっと忘れます私。
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