以前ドラッグストアで、なにか一つ安く買えるクーポン券貰って、前からちょっと気になってた薬を試しに買うことにしました。
それが「アルピタン」。飲酒した翌日の頭痛を治す薬だとか。
はたして本当に効くのか?
粉薬が6包入ってて、値段は確か……値引きして800円くらいでした。
この薬が本当に、飲酒した翌日の頭痛をシュワーッと鎮めてくれるのなら、安い値段ですが。
さて。アルコール頭痛……いわゆる二日酔いは、緊張性頭痛や片頭痛とは発生メカニズムが違うので、ロキソニン的な鎮痛薬はあんまり意味がありません。
そういやこのメカニズムの違いを具体的に今回初めて公式サイトを見て知りました。勉強になりました。
大雑把に言って、緊張性頭痛は筋肉の凝り。片頭痛は脳の血管が膨らんで神経を圧迫する痛み。そしてアルコール頭痛はアセトアルデヒドが悪さをするのが原因と。
で、このアルピタンは漢方で、アセトアルデヒド分解の促進と、体内や脳内の水分量を最適化してくれると。
なるほど。漢方なわけね。鎮痛剤とは全くの別物です。
第2類医薬品。第3類よりは薬効がありそうな印象です。
食前に飲むタイプ。
つまり、お酒飲んで翌朝、頭痛がしたならその場ですぐ、朝食の前に飲んじゃってくださいと。
買ったものの、しばらく出番がありませんでした。頭痛が発生しなかったから。
そんな頻繁に頭痛が起きるわけでもないし、最近はそもそも飲酒を減らしてるし。
しかし先日、頭痛発生しました。
起きたらズキズキ。
迷惑な事態ですがやっと訪れた実施検証のチャンス。嬉々として飲みました。
したら、数時間後……2,3時間後かな、頭痛は完全に消えました。
この薬のおかげ、なのかな??????
正直なところ、薬をわざわざ飲まなくても自然に静まってたかもしれない程度の軽い頭痛だったことは否定できません。
いや分かりません。
飲んだおかげですぐ消えたのかもしれません。
この状態、なんか全然関係ないけどアマビエを連想してしまいました。
アマビエにコロナ疫病退散のお祈りをしても全然効果が無いのか、あるいはお祈りをしたからこそ日本は被害が少なめで済んでるのか。みたいな。
そうです。アマビエでいいんです。
「アルピタンを飲んだ→頭痛が消えた」の事実だけあればいいんです。
薬の必要のない経度の頭痛だろうが、プラシーボ効果だろうが、実際に効いてようが。
次回以降の実施で「飲んでも効かなかった」の事実が起きないかぎりは、「この薬は効くかもしれない」と期待を持っておくのは悪いことではない、と、思いました。