宝酒造の焼酎。全く同じにしか見えないのに値段が結構違う2品を見つけました。
何が違うんでしょう?
「ホワイトタカラ 果実酒の季節 220ml」
「宝焼酎 タカラカップ 220ml」
の、2点です。
「季節」は199円なのに「焼酎」は239円。
同じ店で、同じメーカーで、同じ焼酎甲類で、同じ内容量で、同じアルコール度数35度で、同じ容器で、同じ原材料サトウキビ糖蜜なのに。
40円の値段の違いはどこにあるのか???
メーカーサイトを見ても違いが分かりませんでした。というか詳細自体が無い超シンプルな商品紹介ページでした。
パッケをよく観察すると、焼酎のほうにだけ「糖質ゼロ、プリン体ゼロ」という表記があり、私が発見できた違いはそこだけです。
しかし。そのパッケにも書いてあることなのですが、そもそも焼酎甲類には糖質とプリン体は無いです。季節のほうにも無いと思います。
結局同じです。
両方とも買って、飲んでみました。
飲んだ感想もやっぱり同じでした。
季節のほうはその名の通り果実酒用のお酒ということになりますが、そのまま飲もうがこちらの勝手ですし、これはホワイトリカーであり、ホワイトリカーってのは焼酎甲類のことです。
果実を漬ける用途のために何かが特化しているというわけでも無さそうです。
さらに言うと、私の焼酎甲類の飲み方は、レモン果汁とサイダーで割ってチューハイにして飲むので、もし仮に両者にかすかな味の違いがあったとしても、レモン味でもう関係なくなっちゃうんですけどね。
本当に両方とも全く同じ物です。そうとしか思えない。
なんで値段がこんなに違うんでしょう。
世の中、内容が全く同じでも、商品の分類上の違いによって扱い方や値段が変わってしまうケースが存在します。
ぱっと思いつく例は、睡眠改善薬です。睡眠導入剤ではなく薬局で気軽に買えるやつ。
睡眠改善薬には「眠くなる成分」が配合されてますが、風邪薬にも同じものが入ってます。
で、睡眠改善薬は6錠で1000円とかしますが、風邪薬なら同じ値段で20錠以上買えます。
この焼酎もなんかそんな感じなんでしょうかね。分かりませんけど。
つうわけで、両者の中身は同じです。
もし違うのなら、何が違うのかむしろ教えてください。
あとは余談です。
とにかく安く酔いたい人にとっては焼酎甲類は最高です。
中でも一番コスパがいいのはアルコール度数25度の大容量のペットボトルなのですが、25%程度の度数だとサイダーとかで割ると炭酸がかなり弱くなってしまうのが、チューハイで飲む派には、唯一の欠点です。
となると度数がもっと高いのがいいのですが、そうなると値段も割高になります。
50度のウィルキンソンのウォッカはなかなか良かったですけど、コスパは下がってしまいます。
で、25度よりももう少し度数が高くてコスパがまーまーいいものを探して見つけたのが、35度の果実酒用の焼酎でした。
さらにコスパを追及すると、イオンの果実酒用焼酎がありました。
1800mlでなんと1199円。
「俺はとにかく安くチューハイを飲みたいんじゃああ~」という人には、これが最もお薦めです。
ストロングゼロなんか目じゃないです。