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かぐや様は告らせたい182話感想 新事実オンパレード

今週は大仏こばちが輝いてるまさに彼女のための回でした。

 

そして、これまで全く知らなかったいろんな新事実新情報がぎっしりな回。

 

週刊ヤングジャンプ29号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい182話 「大仏こばちは見つめてる」

 

非常に印象的なサブタイです。

 

この作品のサブタイの基本形に沿うなら「大仏こばちは見つめたい」になろうものなのに、敢えての「見つめてる」です。

 

見つめたいんじゃなくてもう既に見つめてるんです。意味深~。

 

 

ちなみにサブタイの基本形は「誰々は何々したい」なのは周知の通りですが、別に絶対の法則じゃなくて、例外形はこれまでいくつもあります。

 

その中で一番法則とかけ離れてるのは「そして、石上優は目を閉じた」ですよね。

 

でも過去のそれを冠した回では、何がどう目を閉じたなのか意味がまだ分かりません。

 

一体石上はいつ、どこで、目を閉じるのか。誰の前で。

 

 

 

あと全く脈絡の無い話ですが伊井野ミコのキャラソンの公式PVが公開されてました!

 

 

いいね!

 

曲名は「オセロ」かあ。白黒つけるぜ。

 

 

 

話を戻して本編の感想書きます。

 

まずのっけから新情報。

 

大仏はなんと子役かアイドルかの元芸能人でした。両親も業界人。

 

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で、母親の不倫を機に業界からは離れたそうです。

 

 

ふむー。

 

まず一瞬思ったのは【推しの子】とのネタ被り、って「被り」と言うほどでは無いですが。

 

共通点は「芸能界の子役」だけですし。でも同じ人が同じ時期に出したんだから連想するのはしょうがない。

 

 

そして大仏が元アイドルってのは私はやっぱり後付け設定だと感じます。

 

初登場時は影の薄い半モブ、次に実は美人ってことになり、ついには元アイドルに。

 

これはつまり「目立たない子」→「実は目立ってる子(目立ってなきゃおかしい子)」→「過去に悪目立ちしてもう目立ちたくない子」となったわけで、これは、難題女子って設定が公開されたときの不自然感を和らげる再改変ではないかなと。

 

結果改善されたんだから良い措置かと思います。

 

いやまーそもそも後付け設定だってのは私が勝手にそう思ってるだけで、本当は最初からそういう設定だったかもしれませんけど。

 

 

ただ決して完璧な再改変でもないです。

 

 

まず、「大仏と書いておさらぎって読みますっ♪」って決め台詞は、親である大仏たいきが有名業界人って設定なら世の中の人々はとっくに知ってることだから必要ないことです。

 

それと、大仏の女子から疎まれるからって男子とばかり親密になる傾向を、幼馴染の伊井野が看過するとはあんまり思えません。

 

あと他には、石上は過去に「大仏の世間からの評判は初耳」って言ってたことがあるので、今週の中学時代の石上が大仏に嫉妬したモブ女子の陰口に物申した事実とはどうしても細かい矛盾ができます。

 

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(17巻)

 

でもまーここは、「石上は「大仏が元アイドルで美人」ってことは知ってるけど「難題女子」の二つ名だけは知らなかった」と解釈できなくもないかな?

 

って細かいこと気にし過ぎですね私。気にすんな!

 

 

 

 で、そんな大仏は「親の不倫のせいで芸能活動がアレになっちゃって辞めちゃった元アイドル」として周囲から好奇の目で見られる微妙な中学生活を送ってました。

 

(「芸能人の不倫」については、ちょっと今あまりにタイムリー過ぎて言葉が無いです)

 

(あ、いや、芸能人はいつも誰かしら不倫バレしてるから結局タイムリーでない時期なんて無いのかもネー)

 

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しかし中学生活はそんなに辛くはなかったようで、それは、親友伊井野や、大友や石上と言った優しい子や、そして声をかけてきてくれた子安のおかげ。

 

子安にはもともと恩義のような気持ちがあったと。

 

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ここの「君が噂の大仏こばちちゃんだね」は「君が噂の石上優くんだね」と対になってますね。

 

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(9巻) 

 

と……。今週号を初めてここまで読んだときに私は、それでも大仏が石ミコより石つばを推す理由にはなってないと思いました。この時点ではね!

 

 

 

そして場面は変わって生徒会室では、子安と大仏とかぐやの同盟軍の秘密会議が行われました。

 

石つば派は非常に行動的です!

 

対する石ミコ派である藤原小野寺は何か行動は起こしてるでしょうか?

 

 

 

子安は「大友と会って石上への誤解を解く」と言います。

 

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前回の白銀父の人生相談を受け彼女が出した結論がこれっぽい。

 

でも、えーと確か大友は「実は自分は荻野に遊ばれてただけ」ってことを知らないままで、石上はそれだけを大友に知らせたくないから不登校にまでなって校内の嫌われ者にまでなって秘密を守ったわけです。

 

そこを破らずに大友の誤解を解くなんて可能なの?

 

子安はできるのだと。作戦を考えたのだと。

 

それは「とんでも無い事」で「かぐや好みに卑怯」で「大がかり」だそうで、その全容はご期待です。

 

 

 

そして「ごめんねミコちゃん」となる作戦でもあるんでしょうか?

 

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ってことは、子安自身が石上とくっつくと決めたか、あるいはそこまで行かずともそっちの方向に向けそうだと大仏が判断した作戦ってことになります。

 

作戦成功してしまったら伊井野が悲しむ結果になるのか!?

 

それだけは嫌だあ~。

 

 

 

場面はまた変わり図書室。自習する石上に大仏が声をかけます。

 

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「君の努力はいつか報われる だっけ 私もそう思うよ」

 

あああぉぉぉ、ここであの真相が明かされるのか!

 

中学時代いじめを受けていた伊井野を励ますための匿名の手紙と花

 

あれを送ったのが石上だと今回初めて明言されました。

 

なんつうか、超意外な場面での真相解明でした。

 

例えば石上と伊井野の何か重要な場面でドラマチックにウルトラロマンチックに、それこそ文化祭での白銀とかぐやのような空気の場面で明かされたりするのかな、とか漠然と思ってましたが。

 

伊井野がいない場所で静かにひっそりと明かされてしまいました。

 

逆に、それでこそ裏主人公と裏ヒロインなのか?とか思ったりもしました。

 

 

 

そして大仏が立て続けに問います。あれは伊井野のことが好きだから送ったのか?と。

 

それは大仏自身が一番気になってたことなのでしょうね。

 

石上は違うと答えます。まー……やっぱりそうか。

 

 大仏は、もしこの答えを中学時代に聞いてたら、何か運命は変わっていたのでしょうか?

 

 

 

そう。大仏は石上が好きだったのですね。びっくり。

 

そして、好きになったきっかけが、あの手紙を送るところを見かけたからでした。

 

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でもそれは、石上が自分以外の子に真心を向けている場面なわけだから、好きになると同時に失恋……とはちょっと違うか。恋ではなくなったと。

 

これでやっと、大仏が石つば派になる気持ちが腑に落ちました。


彼女が「幼馴染で親友の伊井野の幸せ」よりも「石上の幸せ」を優先してた気持ちが。

 

もし仮に石上が好きになる相手が伊井野だったら、彼女は石ミコ派になっていたのでしょう。

 

過去に石ミコの仲を取り持とうとしてたことも、それならおかしくないです。

 

全部彼女の意地、ひいては「恋にはならなかった好き」の供養のためなのかと。

 

切なくて甘酸っぱいじゃんか大仏よ!

 

 

 

そしてラストページで彼女の素顔が初公開。

 

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彼女の目がこれまでずーっと描かれなかったのも、体育祭編の子安達の目が描かれなかったのと似た理由なのかもしれません。

 

ってこれもまた後付けの解釈です。

 

 

それにしても石上はモテモテです。

 

 

 

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