最近隔週連載と化しているかぐや様。先週号も休載で来週号も休載です。
2週に1回ペースが定着しつつある感じがして、ちょっと心配です。
週刊ヤングジャンプ41号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい190話 「藤原千花は祝われたい」
単行本派の読者には(直接は)関係ないことですが、ここ1,2ヶ月で休載がかなり増えてます。
休載の頻度は4週に1回くらいがいいです。私の勝手な願望。
体調悪いのか忙しいのかコロナの影響か理由は不明ですが、もし、もしも、【推しの子】との同時連載を始めたせいでかぐや様の連載ペースが落ちているのだとしたら、私はそもそも【推しの子】を始めてほしくはなかったです。
そうでないことを願うばかりです。
まーそのへんの真相は私なんかに分かるわけもないのでいったん気にしないようにして本編の感想書きます。
今回はまずは藤原と石上の合同バースデーパーティーから始まり、藤原が不満をぶちまけます。
彼女の気持ちはあんまり分かりません。
嫌いな奴と一緒にされるとかでないなら、別にいいじゃんって思いますけどねー。
しかしここで「自分だけ特別扱いされたい」というわがままを遠慮なく剥き出しにできるところはさすが藤原です。なかなかできることではないです。
それにもし私が石上の立場なら、めんどくせー先輩がギャーギャー騒ぐなら「僕の誕パは日程遅らせてください」って言いますけど、藤原に対して「そんなん知るか」って態度を貫き通せる石上も見事です。
ついでに、藤原が散々「いっしょくたは嫌!」って言ってるにも関わらず、ケーキをこれ以上ないくらいのいっしょくたデコレーションにする白銀かぐや伊井野の3人もすごいわ。
5人とも大したものです。
そして急遽始まる誕プレという名の審査会。
白銀のマグカップは「いっしょくた感」は確かにアレですが、予算は他のプレゼントと比べたら著しく見劣りするのに、藤原がそこに不満を言わなかったのが意外でした。言わなかったところだけは偉いぞ。
伊井野の「1万円のティッシュ」と「限定コンバース」は予算はどっちも同じくらいでしょうか。でも限定スニーカーって物によっては定価自体が安いものでも買うのはめっちゃ大変そう。
もし、伊井野は、石上のために苦労して買ったのだとしたら、それを「たまたま買えた」と言ってるだけだとしたら、さりげなくていじましくて切ないです。
彼女は石上へのプレゼントを選ぶときに限っては「ホストに貢ぐ女の考え方」に陥ってないってことになります。
これは頑張って自力で買ったものであり、金にものを言わせた転売価格で買ってないと信じたいところです。伊井野は転売を許さないタイプでしょうし。
かぐやは石上にはミニスーファミ。ニンテンドースイッチ持ってる人にはメガドライブミニのほうがいいんですが、この話はマニアックすぎるので省略します。ミニスーファミだって名作FF6やスト2楽しめますしね!
そして藤原にはディナー券。これが一番真心も予算もこもってるプレゼントかな。
ところで石上がプレゼントを喜ぶ際に「普通にいいじゃん」「普通に嬉しい」って言うの、私は失礼って思ったんですが、そんなこと思うのはおっさんだけ?言われた伊井野やかぐやは気にしてませんね。
場面は変わって、白銀と石上の二人での下校道。男二人で少ししんみりと友情を交わします。
白銀からの温かい激励に、かっこいい顔して答える石上。胸を張って何を戦うのかは、やっぱり子安のことでしょうかね。
白銀は石上カプ論争で「伊井野の味方をする」とは宣言しましたが、それは石つばを応援しない、という意味にはならないし、なれないのでしょう。彼は。
なんか、あらゆる事態が石つばエンドに向かってるように見えます。
マジで。
今週のラストシーンなんかもそうです。
かぐやが自宅で子安とビデオ通話してる……のかと思いきや、なんとZOOMで参加者32人のビデオ会議をしてました。
(大仏が映ってないけど、参加はしてるのかな?)
彼女が画策した「大友に石上の誤解を解く作戦」はいつのまにか他の卒業生達やVIP枠などなども交えた、大掛かりな卒業イベントとなっていたようです。
この漫画ではちょっと珍しい図式です。
文化祭とかの時とは違って、卒業式に何か大々的な仕掛けがあることを先に読者に公開してしまってます。
マジで何が行われるんでしょう?
卒業式当日に大勢の観衆に囲まれて子安と大友と石上が何かを話す……なんて場面が頭に浮かびますが、それだと石上の秘密を守りたい気持ちをぶち壊すことになるから、違うんですよね?
謎です!!!
でも私が一番気になるのは伊井野が悲しまないかですけどね。