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京都新聞の記者はもうちょっと考えて文章を書くことができないのか

自業自得でバイクで事故った男の母親の苦悩を書いた京都新聞の記事を読みました。

 

読んだあと「はあ!?」となってモヤモヤして、ゆっくり頭を整理して考えたところ、おかしいのは記事を書いた記者だという結論に至りました。

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

www.kyoto-np.co.jp

 

11月17日の京都新聞の記事です。それをひっぱってきてるヤフーニュースのほうはハテブもたくさんついてて、やっぱりこの記事に思うところあった人は多かったようで。

 

記事を要約すると、11年前にノーヘルでバイク乗ってた男がパトカーから逃げた末に他の車と衝突して脳障害を起こしたまま11年間寝たきりになって、その母親が苦悩を語ってる、といったところです。

 

ハテブのみならずヤフーや5ちゃんねるとかでも様々なコメントがついてて、大半はやっぱり「自業自得」、残りは「母親の苦悩も分からないでもない」「自業自得と言う人はひどい」が多くを占めているようです。

 

 

私自身は読んだ瞬間は確かに男にものすごい嫌悪感が湧きました。

 

悪質な交通違反で自業自得以外の何物でもないです。

 

 

 

話が少し変わりますが、大抵の世の中の人って「暴走族なんか全員死ねばいい」って思ってますよね。

 

でも一方で「そんなことは不可能だ」「暴走族を皆殺しにできる世の中はそれはそれでまずい」とも思うと思うんです。

 

その両者がせめぎあっているのがまともな人だと思います。

 

比率は人によって5:5だとか3:7とか7:3とかになるのでしょう。

 

でも稀に10:0や0:10にふりきれている人もいて、そういう人はどっちも両極端におかしい人です。

 

この記事を書いた記者は0:10とまでは言わないにしろ、1:9くらいに感覚が偏ってるからこんなモヤモヤするどこかおかしい記事になったのかなと思います。

 

 

私はこの男には嫌悪感がありますが、母親には苦悩を察する気持ちもあって、「世の中にはこんな苦悩を持ってる人がいるんだと記事にすること」自体は有意義なことだと思います。

 

本当に、この母親はやりきれなくて辛いだろうと思います。

 

でもこの記事は書き方があまりにも悪い。

 

もうちょっと細やかに考えた文章や言葉選びができていれば、こんな印象持つようなクソ記事にならなかったのに。

 

おかしな箇所だらけです。

 

「男性にも過ちはあった」

過ちしかねーよ!

 

「乗用車を運転していた女性は事故当日に病院へ来たきり。」

一度来ただけでもじゅうぶん過ぎるくらい優しいでしょ!

 

「相手を責めるつもりはない。」

あってたまるか!

 

「これほどの償いが必要なのか」

世の中の暴走族全員が償ってほしいくらいだよ!

 

 

この記事は「母親にいかに同情を集めるか」しか頭になくて、事故の自業自得さを矮小化させようとする意識が随所に見え隠れして、それが読んでるこちらの神経を逆なでします。

 

何かやらかして炎上した芸能人が謝罪会見で余計な自己弁護して火に油を注ぐパターンです。

 

この記者は何を書くと火に油を注ぐことになってしまうのかが全く見えてなくて、それにめっちゃモヤモヤしました。それでも記者かと。

 

 もっと、こう、「男には同情の余地が全くないことは承知していること」「母親にも男の悪質交通違反を知ってて見過ごしてた落ち度があること」を全部記事の中にしっかり踏まえさせた上で、「それでも辛い」ってことを訴える文章だったら、この記事はもっと多くの人々の心に届くものになってたのに。

 

 

それに、こういう記事って、記者が捏造することも少なくありません。

 

母親本人が本当に記事の通りのことを語ったのかあやしいものです。

 

本人が言ってないことまで書いてるんじゃないかって疑ってます。

 

そういう、記者が勝手に余計な解釈とか思想性とかを付け足すことを「記事に角度をつける」って言います。

 

すげえ角度を感じるんですよね、なんか。

 

 

というわけで、この記事は何がモヤモヤしたかっつうと、書いた記者の文章力、よい印象を持たれる物言いを考える能力の無さと、よけいな思想が付け加えられてる不信感のせいだ、と、感じました!

 

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