古くはイチローのやる打席前の所作、近年では五郎丸ポーズで有名になった「ルーティーン」。
そういや「ルーチンワーク」の「ルーチン」と同じ言葉なのになんでルーティーンなんて違う表記の仕方の言葉として浸透したんでしょうね?
今週はそんなルーティーンにまつわるバカ話。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい71話 「かぐや様は触りたい」
68話の体育倉庫イベントをいまだにひきずって引き続き心臓がおかしくなってるかぐや。
白銀の顔を見ただけで頭がパニックになるそうです。
ピュアです。
逃げてばかりいるので白銀から「避けられてる」と思われるほどになってしまいました。
生活に支障が出てきてます。
かぐやは心臓病の次は脳病を疑い始め、そして早坂は言外にオツムの病気だと身もふたもないことを言うのが相変わらず面白いです。
早坂が提案したのがルーティーンでした。
一定の動作を自分の心を落ち着かせる儀式として精神状態をリセットする自己暗示法。
かぐやは「右手で左頬を触る」という動作をルーティーンに設定し、その動作を取ればすぐに平常心を取り戻すよう訓練を積みます。
これってジョジョ2部でワムウが自分で両目を潰した「スイッチング・ウィンバック」も要するに同じことなんでしょうか。
あと喧嘩稼業(喧嘩商売)の「無極」はルーティーンをさらに一歩すすめて何の動作もなしに精神状態を自己コントロールする技なのかなあーって気もします。
話を戻して、かぐやはあっさりとルーティーンを会得しました。
これで白銀の前でいても平常心を保てます!
では!いざ!
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放課後の生徒会室で二人きりで対峙します。
「俺の事を避けてないか?」
さっそく動揺するかぐやですが、「ルーティーンは乱用すると効果がなくなるのでいざというときのみに使うべし」という教えから、まずは距離を取ろうとします。
しかしその瞬間に白銀に手を掴まれてしまいました。
あ。
計らずともルーティーンを封じられてしまい、もうなすすべがありません。
もう詰み、アウト。
二人きりで対峙した瞬間からこうなることは薄々予想がついていましたが、どうにもならなくなってパニックになるかぐやは面白くてかわいいです。
かぐやの精神的許容量「テンパリゲージ」が限界値を一気に大オーバーして、白銀を一本背負いしてしまいました。
限界になると投げ飛ばしてしまうのね。
今週は登場人物がかぐやに早坂に白銀の3人だけで、なんか初期のノリというかこの漫画の純粋な原点のような話って印象でした。
私はこの漫画最初は気に留めないまま読んでいて、いいと思うようになったのは伊井野が登場してからで、読んではいたけど注目するようになったのはかなり遅い読者です。
なのでこういう話を読むと「あ、かぐや様って本来こういう漫画だったっけ」と改めて認識するのでした。
次回からは体育祭編?