先週は休載でした。
いつもその前にはちゃんと「次は休み」って告知されてるのに私はそれを見過ごしてて毎回「あれ？今週は休載？」って思ってるのでこれもう一生治らないのかもしれません。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい114話 「石上優の文化祭」
さて石上の恋物語です。
子安つばめは美人で校内の人気者なのであまりにも無謀な恋です。
しかも石上は「かたや自分は校内の不人気者」という劣等感もあるし。
普通に考えてうまくいくことはないです。
私はうまくいってほしいとか、うまくいくかどうか気になるとか特に思わないです。
この恋がどんな結果になろうとも石上を人間的に成長させる良い経験になるかどうかは気になります。
劣等感の塊で卑屈な石上ですが、最近は良い仲間に恵まれててそこは読んでていい感じです。
文化祭実行委員長で多忙な子安が休憩に入る貴重なチャンスを前にしてもウジウジして行動を起こせない石上に声をかけてきたのはツンデレ先輩ことマキ。
子安が好きなことがマキにばれましたが、マキはいじりつつも自爆しつつも石上を応援してくれています。
すごくいい子です。そして不憫。
マキのその苦悩の原因である翼も、そして柏木もやってきます。
石上と親しげに話すマキと翼を見て柏木が素朴に質問します。
「あれっ 二人とも彼と友達？」
「うん」
このシーンがすごくよかったです。
なんの邪念もなく素で石上を友達だと思っているのでしょう。
そんな風に思ってくれている仲間がもう石上の周囲には何人もいるんですね。
小野田も、前回の大仏もそうなのかもしれません。
子安への告白の成否とか以前に、それが心強いです。
ちなみに伊井野は違います。伊井野にとって石上はまだ全然仲間じゃないです。
柏木は邪念があるのかどうかわかんなくて相変わらず恐ろしいです。
しかし、「良好な関係なものの特別親しくもない異性を文化祭デートに誘う」は確かにめちゃくちゃ勇気がいります。
石上でなくても緊張するってもんです。
大仏みたいな恋愛上級者は別として。
上級者どころか神ってるレベルの二人がよいアドバイスをくれます。
「緊張でうまく言えなくてもいい」「簡単な口実があればいい」
そしてマキが「もし失敗したら慰めてあげる」と背中を押してくれます。
マジですごくいい子です。そして不憫。
そして彼女は翼と柏木がいちゃつくのを間近で見続けるという拷問を受けるために去っていきました。
勇気を出した石上は「うちのクラスの出し物を見てくれないか」と誘って、無事にOKを貰えました！
これだけで天にも登る心地でしょう。
でもこれは本来の目的である告白からいえばあくまで第一段階をクリアってだけのことで、果たしてこの後告白できるのか、そしてその成否は！ってなるわけですが、やっぱり私はそこはどっちでもいいかなと思いました。
つうかこの後告白したとしたら、子安が誠意を持って優しく振ってくれて、石上は悲しむけど告白できてよかったと思えて仲間たちが石上をねぎらってくれる……ってのが、青春漫画のセオリーですが。どうなるかは今度のお楽しみです。
成否がどうであれ嫌な結果にはならないだろうってことは、この漫画への信頼感。
マキも石上のクラスの出し物お化け屋敷に行くことになりましたが、一人では怖くて、偶然いたかぐやを道連れにするそうです。
次回でこのお化け屋敷の、石上と子安、マキとかぐやの話の決着がつく？
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