お前は本当に能動的に動かない男だな!大祐よ!
と、最近のふしぎ研究部の話を見てて思います。
祝連載100回!めでたい!
記念に人気投票企画ですが、応募できるのは紙雑誌読者だけで電子書籍派の私は無念の無資格。
二宮鈴に1票入れたい!
けどそれだけのために紙雑誌買うのもなあー!
最近のこの漫画の傾向、ラブコメ度と「エッチな」度がともに急激に下がりました。
一時期両方一気に上がったからその反動でしょうか。
日常の他愛のない話がかなり薄めの「エッチな」を交えて描かれています。
(チャンピオン本誌ではかわりに「ロロッロ!」がエロ度が上がってる気がします)
前にも一度ブログに書きましたが、週刊漫画雑誌にはエロ重視の作品が必ず1本はあるものですが、この漫画は本当に淡白で、例えるなら「食べ放題」「飲み放題」の飲食店が並ぶ中1軒だけ静かな喫茶店があるようなものです。
私はだからこそこの漫画には存在価値があると思っています。
さて最近の動きは、そのかなり下がったラブコメ要素の中で唯一光った「おしゃれした千晶との映画館デート」が素晴らしかったです。
乙女だな!千晶!
「エッチな」のほうは今まで折に触れパンツを見せて頑張ってくれてたことねと和香はすっかり見せてくれなくなり、かろうじてあったのがかなめと千晶の極限のチラリズムのみ。
水着とかラッキーイベントは時々あるんですけど、パンツはかなり封印されてきたなあーって印象です。ちょっとかなり残念。
旭は裸になってくれましたが、あくまで催眠術のイメージ映像。
ところでこれ「旭先生の視界」はこうじゃなくて実際は赤線の範囲が正しいんじゃねーのってツッコミは無粋でしょうかね。
あとは、新キャラ、クラスで隣の席の田中さん!ギャルです!嫌いじゃないです!
実は前に一度モブで出てました。
(66話)
要領のいいギャルで大祐に馴れ馴れしく距離を詰めてくる子です。
そしてギャルキャラと言えば切っても切れないのが風紀委員キャラ。
麗子との対決が楽しみですが、麗子では勝てっこないのは目に見えてますね。
そんな田中さんが活躍したのが体育祭騎馬戦の話。
が、これ、読んでて「え?」って思った話でした。
だって、校内で孤立している鈴に(ふしぎ研絡みではない一般人の)友達が初めてできそうな話という超一大重要イベントが拍子抜けするくらい淡白にあっさり進行したからです。
私は大祐が鈴のために何か頑張って行動して彼女の学校生活が少しでも楽しくなるきっかけを作るような話を期待してました。
(高望みだとは自覚してましたけどね)
(決して過去形じゃなく今でも期待は捨ててないです)
でも大祐が絡まないにしても鈴本人すらも何もしないまま、モブ少女達のほうが声をかけてきたという超あっさり展開。
正直に言えば、そんなにあっさり歩み寄るなら今まで敬遠してたのは何だったのとつい思ってしまいます。
(あ、このモブ少女たちも前に一度登場してました)
(79話)
鈴はモブ少女と田中さんとのチームプレイで見事騎馬戦に勝利できたという、これはこれでほのぼのといい話。
この回でポイントなのは、鈴が田中さんは大祐に馴れ馴れしい子であることを知って反応してるところでした。
さらに田中さんは初対面の鈴にも馴れ馴れしくて戸惑う、けど、鈴にとっては友達になれそうないい傾向です。
ここでも大祐は本当に何一つ能動的な行動を取りませんでした。
「動かない男だなあー」と思っていたけど、ここまでとは。(一時期はちょっと頑張ってたのに)
しかし、どうも、この、大祐を介して垣間見える鈴の微妙な心理と田中さんとの関係は、大祐が動かないからこそ鈴の心の中に動きを発生させていて、これはこれでこういうふしぎな演出を成立させているんだってことは理解できます。
うーん、マジでふしぎな匙加減です。
静止している大祐に鈴のほうが少し近づいてくる話というか。
こういうのを単純に「物足りない」とか「大祐が淡白すぎ」とか言ってしまうと、確かに否定できないですが、でもなんか私にはそれこそが他の作品ではそうそう見れない独特で繊細な演出になってるようにも見えるんです。
ま、これまた贔屓目に見てるだけなかもしれませんがね!
だって鈴かわいいもん!
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