エアだー!
またエアだよぉー!
エア!
週刊少年チャンピオンで板垣恵介のバキの新シリーズ「バキ道」が連載開始しました。
これで第5シーズンの始まりです。
第3シーズン「範馬刃牙」で一度完全に完結したのですが、2年後に次シリーズ「刃牙道」で復活しました。
宮本武蔵のクローン人間(魂は本人)がひたすら大暴れしてた刃牙道でしたがまたリニューアルされて新たに始まったのがこのバキ道と。
前シリーズのラストで「野見宿禰」という歴史上の人物の名前が出てきて、どうやら「相撲」をフィーチャーするらしいってところで最終回。
それを踏まえての新連載となりました。
で、古代の最強力士、野見宿禰とそのライバル当麻蹴早とのバトルのエピソードを紹介されてあと、舞台は現代のバキたちがいるイベント会場へと移り、ボルタリングみたいな壁早登りの競技にバキが世界チャンピオンに挑みます。
どうやら徳川のじっちゃんの余興で、バキは世界チャンプに勝てば現代の二代目野見宿禰に会わせてもらえると。
そしてあっさりチャンプに勝ち、さらにあっさり二代目野見も登場。
野見のほうも徳川経由でバキと会うことを了承しているらしくて、いきなり両者が対面と。
このスピード感ありまくりのストーリー展開は、見事の一言です。
読者を誌面に惹きつける演出、読ませます!
しかしその後が…。
その後が、エアでした。
またエアです。
エアだー!
バキが「何か見せて」とリクエストして、野見は快諾してデモンストレーションをしてくれるのですが、それがエアでした。
まただ。
エア。
なんでこうすぐエアになっちゃうの。
野見が見せたのは一人でやるエア相撲でした。
何度目だエア。
最初にエアが登場のはいつでしたっけ。かなり前の、えーと、バキがトレーニングでカマキリを想像してシャドーを始めたのが最初でしたっけ。
あ、違う、最強トーナメントのときかも。
バキが烈海王と試合するまえにシャドーやったとき!
あれがエアの原点なのかも。
(そういえば餓狼伝でもエアありました!)
(姫川勉がトーナメント大会で神山徹にエアで戦意喪失させてました)
えー、その後にもいくつか出てきた気がしますが、決定的だったのが最終親子喧嘩のときに、勇次郎が「エア味噌汁」を作ってくれたときでした。
エアをやる人の集中力とか想像力とかとにかくなんかすごい力が、エアの動作を見てる群衆にも本当に味噌汁作ってる感覚を起こさせてしまうという、すごいレベルのエア。
あのときは読んでて唖然としたものでした。
でもそれでいてめっちゃ面白かった記憶があります。
しかし、「うへえ」ってなってきたのが宮本武蔵。
武蔵はとにかくエアの人でした。
刀を持ってなくても、目の前の相手を「斬る」と思っただけで、相手のほうが本当に斬られたような気分になってしまうという、究極の剣豪宮本武蔵がその人生の果てにたどり着いた境地、究極のレベルのエアでした。
もう最初から最後までエアしまくりでした。
エアばっかりでした。
それで、新シリーズの野見が新連載号でやったのがまたエアなわけで。
もうエア。
さっそくエア。
エアを見てる群衆の反応が、勇次郎の味噌汁のときと全く同じ。
バキも野見のエアを見て驚いてますが、あんた自分でもやってたし他人がやってるのももう何度も見てるでしょう。
エア。
エアができれば「すごい達人」である証明になるという法則がすでに成立してるんでしょうか。
このあとの展開はどうなるの?
野見は挑戦してくるバキ相手に体は全く動かさずにエアだけで「自分が野見に投げ飛ばされるイメージ」をバキに見せつけて勝っちゃうんでしょうか???
もうエアしか頭に残らないよ!
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