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ビタミンB1とビタミンB1誘導体は何が違うのか、そして「違うから何なのか」

まずビタミンB1誘導体とは何か。大雑把に言って「ビタミンB1のすごくいいやつ」です。

 

で、ビタミンB1はしっかり摂取することで体の問題が改善することが結構ある重要な栄養素です。関節痛とか。

 

ではそういうのに悩んでる人は、普通のビタミンBの市販のサプリメントなどなどと、ビタミンB1誘導体を配合した第3類医薬品とでは、どっちを買ったほうがいいんでしょうか?という話です。今日のブログは。

 

結論から言うとまず普通のビタミンBのサプリを買ってみて、それでも効果がいまいちだったときにはビタミンB1誘導体の薬を買うのがいいと思います。

 

 

 

さてビタミンB1が不足すると人間はどうなるんでしょうか?

 

代表的な病気は脚気です。明治大正時代には大流行しました。他にも脳や神経にも悪影響が起こります。

 

また粘膜や関節や肌のトラブルそして疲労はビタミンB1をしっかり摂取すれば改善することが多いです。

 

で、そんな大切なビタミンB1には、ビタミンB1誘導体という謎の物体が存在します。

 

何が違うんでしょう?

 

 

フルスルチアミンという物体はビタミンB1とは違う物体ですが、摂取して体の中の各組織に吸収されてからビタミンB1に変化するのだそうです。

 

吸収率がビタミンB1とは段違いに良いのだとか。

 

 

で。そのフルスルチアミンが配合されてるのが「アリナミンEXプラス」などなどの、「目・肩・腰の辛い症状に効く」という触れ込みの第3類医薬品。

 

眼精疲労、筋肉痛・関節痛(肩こり、腰痛、五十肩など)、神経痛、手足のしびれ、肉体疲労時、病中病後の体力低下時、妊娠・授乳期の栄養補給に効くという。優れもの!

 

 

成人男性の1日のビタミンB1必要量はだいたい1mgです。

 

例えばアリナミンEXプラスにはフルスルチアミンが100mgも入ってるそうな!

 

すごい!

 

でも具体的にどれほどすごいのかはちょっと感覚が掴めません。

 

それにB1は「すごくいいやつ」ですが、それ以外の成分はB6、B12、カルシウムと、本当にこれは一般的なビタミン剤って印象が強いです。

 

じゃあ他の普通のビタミン剤とはどれほどの差があるんでしょう。

 

 

 

比較として、私の手持ちのスギ薬局のPB品のビタミンBミックスのサプリメントを見てみます。

 

 

こっちに入ってる「ビタミンB1」は40mg。量としてはアリナミンの圧勝。しかもあっちは誘導体なので格段に体に吸収されるのでしょう。ビタミンB1は体に吸収されにくい物体だそうです。

 

しかしこっちはB1以外のB2、葉酸(B9)、ナイアシン(B3)、パンテトン酸(B5)、ビオチン(B7)が入っててかなりビタミンB群が充実してます。

 

こっちもかなりいいように感じます。

 

マジでどっちがいいの?

 

アリナミンはB1だけは超優れものだけど、普通のサプリは値段が安いしB1もちゃんと入ってはいるし他のB群も充実してます。

 

結局どっちを選ぶのかは自分で決めるしかありません。

 

 

眼精疲労、筋肉痛、関節痛、肩こり、腰痛、五十肩、神経痛、手足のしびれに悩んでるとしたら、私だったらまず安いサプリを試すことから始めます。

 

それを1ヶ月ほど続けてみて、効果が無いと感じたらアリナミンとかを飲んでみるのがいいと思いました。

 

 

仮に自分の体に不調があるとして、じゃあそれはビタミンB1の不足が要因なのか、どれくらい不足してるのか、安価なサプリで補えないほどなのか、医薬品が必要なほどなのか、逆に摂り過ぎになりはしないか、そういうのは結局自分の体で試して様子を見て自分自身で判断するしかありません。

 

また「サプリや薬は高価なほど良い」「多く摂取するほど良い」という考え方が論外なのは説明するまでもありません。

 

薬との適切な距離感を保つことは本当に難しいです。

 

 

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