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「かぐや様は告らせたい」の許せない言動ワースト3 3位藤原 2位石上 1位早坂奈央(早坂の母)

ヤングジャンプで赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」が終了してもうすぐ半年になります。

 

その時に予告されてた「かぐや様の原作を補完するなんらかの作品」が現時点でも発表されてません。それがとても不満です。

 

このブログを投稿した直後に発表したりしないかな。してほしいですけど。

 

 

さて。かぐや様が最終回になったとき私はこのブログで長々と落胆の感想書いて、以降はそれきりになってて、その間には「ファーストキッスは終わらない」のアニメが放送されたのですが録画はしてあるもののまだ視聴してません。

 

あんまり関係無いけど実は【推しの子】のアニメも視聴しないまま積んでます。世間ではすごいロケットスタートで覇権絶好調のようですが。

 

決して「見るもんか!」と思ってるわけでもなく「気が向いたら見よう」「義務感で無理に見る必要は無い」って感じなのですが、それ自体がなんか私の中で火が消えてしまってるってことなのかもしれません。

 

でも今日のブログはそういう自分語りをしたいわけではなく、別の不満を吐き出したいのです。

 

そう思うに至った引き鉄は、補完作品がいまだ発表されないこと、に加え、作者赤坂が【推しの子】とも別の全く新規の原作担当作品をヤングジャンプで新連載するってことでした。

 

 

私は、彼がかぐや様の補完作品をわざわざ予告しておいて、それを出さないまま先に別の新規作品を発表したことが、本当にめちゃめちゃ不満です。

 

もちろんどの仕事をどの順番でやるかは彼の全くの自由です。私なんぞに「先にかぐや様を片付けろ!」とか指図する権利はありません。だからあくまでただ「不満だ」と自分のお気持ち表明するだけです。

 

(来週この新連載の開始と同時に、かぐや様補完作品が発表される可能性をマジで私は捨ててません)

 

 

で。こう不満がふつふつと募ったら、かぐや様本編にあった不満の残滓もちょっと蘇ってしまい、今回はそれを書いて自分の中の怨念のようなものを吐き出して供養することにしました。それが今回のタイトルにある、藤原石上奈央の三人です。

 

かぐや様にはどうしても辻褄が合わない点や好きになれない登場人物が存在するのですが、それともちょっと違い、善悪や犯罪ともまた別の、私の価値観から見て「その言動って人としてどうなのよ?」と思った場面3カ所です。順番に説明します。

 

 

 

3位 藤原千花。

 

204話(単行本では22巻214話)で「一人暮らししてペットを飼いたい」「猫を飼うか悩む」って言ったことが、小さなことですが私は許せずにいます。

 

 

実家でペスという犬を飼ってるのに、たとえ冗談でも「あんな家族といたらおかしくなる」「家を出てペットを新しく飼いたい」「犬の世話は大変だから手間かからない猫がいいかも」なんて言えます?

 

その家族の中にペスもいるのに、自分は家族もろとも犬にも見切りをつけて去って、一人暮らしして次は猫にしたい、とか、今生きてるペスに対してあまりに残酷な言葉です。ペスを連れて出ていきたいってなら理解できるけど。

 

まーもともと藤原って女は藤原ですし、世の中ペットを飼ってる人が癖の強い冗談を言うことはあります。「言うこと聞かなかったら保健所につれてくぞ」とか「焼き鳥にして食っちまうぞ」とか。私はそういうのには嫌悪感は持たないけど世の中持つ人もいるでしょう。

 

でも彼女のこの発言だけは、そういうのともちょっと違い、そもそも冗談に見えなく本気で言ってるようにも見えるし、「もうペスなんて飽きて嫌になったので、家を出て新しく猫飼いたい」ってのはかなり悪質な無自覚無神経だと私は思いました。つまるところ「お前なんか嫌いだよ~」と言う冗談です。

 

実際にペット飼ってる人、飼ったことある人は「今のペット飽きて嫌になった」「新しく別のペット飼いたい」なんて言う人を許せるんでしょうか。

 

あー、許せる人別に普通にいるかも。ま、とにかく私は無理でした、と。

 

(作者赤坂はこの204話を執筆してるときにペスの存在を失念してたのでしょうか?)

 

 

 

2位 石上優。

 

258話(単行本では27巻268話)で夏休みにスイスにホームステイに行くことが、私はいまだに全く嚥下できてません。当時も散々「理解できない」と感想ブログ書いたものでした。

 

 

このちょっと前に石上は伊井野と、彼女の自宅で濃厚なスキンシップしてキス未遂までいきました。これは白銀かぐやで言うならば68話(単行本では8巻78話)の体育倉庫イベントとほぼ同じ重要フラグでした。

 

若い男だったら好きな女子とそんなことになったら、もうその子のことで頭がいっぱいになるでしょうよ。いや男じゃなくて女でも変わらないですよね。好きな男とフラグ起こると。

 

なのになんでそこから石上は貴重な夏休みをいきなりホームステイに使うことにしたのか、いくらなんでも説明しなさ過ぎです。どういう気持ちでホームステイしたくなったのか、筋の通った決意を石上本人の口から伊井野に伝える、それこそが最も最も最も重要だったのに。

 

それに加え、伊井野が晴れて生徒会長に、石上が副会長になってから、二人が白かぐのような不毛な恋愛頭脳戦以下の状態になったことも順序がおかしいんです。白かぐは頭脳戦の時期を経てからフラグを徐々に積み立てたのに、石ミコはフラグを立ててから頭脳戦状態に陥ったのが。

 

 

 

1位 早坂奈央。

 

169話(単行本では18巻179話)で早坂愛を幼いころから罪悪感で苦しめ続けてきたのは、四宮黄光だけでなく、実母の早坂奈央もです。

 

 

これはマジで理解に苦しんでます。なんで我が子にそんな仕打ちができるのよ?当時からひっかかってたけど他に語りたいことがあったので感想ブログでは省略して、でも頭の片隅にずっと残ったままになってたこと。

 

まーこれも、早坂が黄光から辛い目に遭わされてることを奈央はどう思ってるのか、そもそも知ってたのか、具体的にどんな行動したのか、の、情報無さ過ぎ説明しなさ過ぎだから発生してる疑問です。

 

「奈央に罪は無い」「奈央もまた被害者」なのかどうか判断材料が全く無いせいで、「奈央は全部承知の上で娘を黄光に奴隷として差し出した毒親」か「娘が長年苦しんでることにまるで気づけなかったボンクラ」かのどっちかだとしか見えなくなってます。

 

 

 

 

 

本当に修学旅行編の舞台裏の流れがまるで把握できません。

 

付き人をやめるってのは、「かぐや様はもう私がいなくても大丈夫だから」と自分から退職を願い出てのことのようにも、ママから「解任(辞任ではない)」と言われてることから雲鷹がそう工作したからのようにも見えます。どっちなんでしょ?

 

そもそも「やめたい」つってやめられることでもないでしょうね。

 

後に黄光が「早坂家は俺の持ち駒だ」とまで言い出すし、本当に、それぞれの相関関係と物事の経緯があまりにも説明しなさ過ぎでした。

 

そうかと思えば終盤で遺言状騒動が起こったら、なんか急に黄光に反旗を翻すし。

 

 

お前さー、ここで黄光に逆らうことができたんなら、なんでもっと早く「娘はあなたの奴隷ではありません」と早坂を救うことができなかったのよ???

 

ねーマジで教えて。娘がやらされてきたこと苦しんでたことを知ってたの?まさか率先して娘を苦しめてたの?なんで娘を自分の手で救おうとしなかったの?

 

もちろん私は「奈央に罪は無い」何らかの形のこの騒動の実情を、自分で想像して脳内補完することはできなくもありません。実は早坂が母を困らせたくないから自分の苦悩を徹底して完璧に母に隠し続けた、とかなんとか。

 

でも私にとってはこれが、ちゃんと説明が無いままだとこの漫画の中で最も人として許し難い言動なのでした。

 

 

 

この三つ、全部私の主観でしょうかね。ですね。このブログを読んだ人が「こいつ何言ってんの?」と思ったとしても、それは私の知ったことではありません。

 

私の今日の目的はこれで完了です。

 

 

 

ただ、仮にかぐや様の補完作品が今度無事にリリースされるとしても、この三つは語られることは無い気がします。

 

補完しなきゃいけない重要優先事項が他に山積してるからです。白かぐの一年生時代のこととか、ステラの押し花ハートのキーホルダーとか、阿部ひふみとか大林教諭とか。こんな些細な三つを構ってられないことでしょう。

 

 

 

なので私は、これらの説明を本気で求めてるわけでもなかったりします。本当にただの不満の残滓、残りカスです。半年間自分の中で沈殿してたものを吐き出したくなっただけです。以上です。

 

 

 

あと関係無い余談。

 

私は【推しの子】の感想ブログを以前はちょいちょい書いてたのですが、今はなんか書く意欲が無くなったというか書きようが無くなってしまったように思ってます。

 

【推しの子】、以前は楽しんで注目してたのですが、かぐや様に落胆した連動でどうしても視点が冷めてしまい、さらにこっちのほうにも設定や登場人物の言動に矛盾があるような気がしてきてるんだけど、あんまり熟読して考えると落胆したとき反動が大きくなるので深入りすることにすごい躊躇いがあります。今は割と雰囲気だけで読んでます。

 

 

 

余談その二。

 

かぐや様も【推しの子】も売れまくりです。この世は売り上げが正義です。

 

では次に赤坂が西沢5ミリと始める「恋愛代行」はどうなるんでしょうね。売れるでしょうね。

 

私はもうこの通りかぐや様をいい作品だったとは思ってないし、【推しの子】にもぼちぼち疑問が湧いてきてるけど熟考するのを逃げてる状態です。もし恋愛代行もそうなったら、つまり「自分は内容に疑問なのに世間では人気がある」状態にまたなったら、きっと、忸怩たるモヤモヤにまた苛まれるのでは、って不安があります。

 

そうならないためには、自分の精神衛生を保つためには、やっぱり自戒するのが一番いいです。深く考えないようにして「軽く楽しむ」ことをしっかりと割り切ることが大事だと思います。

 

というか私はかぐや様ではそれができなかったからこそ、こんなブログ書いて心を整理しようとしてるわけですが。

 

 

 

余談その三。

 

大上貴子と製作する新作は今どんな感じなんでしょう?

 

 

こっちは2023年春以降に、連載ではなく読み切りを出す予定だそうですが。

 

この読み切り(まだ発表されてもないけど)にもちょっと引っかかるものはあります。以前に大々的に公募して大発表された大上とは読み切りで、今回唐突に発表された西沢とは連載だっていう、扱いの違いに。

 

まー、これも「気にしないようにする」が正解ですね。

 

 

ともあれ、これも、もしかしたら、来週の恋愛代行の新連載のタイミングに合わせて「恋愛代行」「かぐや様補完作品」「この読み切り」を3作同時にぶち上げて大きなキャンペーン展開するとか!?あるかも!?

 

全ては来週の4月27日です。

 

はたしてどうなる。

 

 

 

 

 

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