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トマトイプーのリコピン感想 AIの提案をそのまま漫画にするのが面白かった

ジャンプラ大石浩二が連載してる「トマトイプーのリコピン」の今週号がすごく面白かったので久しぶりにリコピンの感想ブログ書きたくなりました。

 

ChatGPTかなんかの対話型AIにリコピンの物語をまるまる考えてもらって、それを実際に大石が漫画にする話でした。

 

AIは今流行してるからそれを使うアイデア自体はありがちなことですが、プロ作家が本当にそれで原稿を完成させるのはお見事でした。

 

さて。私は今もリコピンの連載読んでます。が、まー……全てがいいとは決して言いません。今のめめちゃんは初期と比べたら本当にかわいくなくなったし、キャラクターの言動の醜さがちょっと合わないと思うことも多いのですが、でもそれでも、大体軽く楽しんで読んでます。

 

(昔のめめちゃんと最近のめめちゃん)

 

shonenjumpplus.com

 

で、今週の94話は本当に笑いました。

 

 

まず。AIに物語を創作してもらうことって、2023年の時点でもまだまだ完璧とは言えません。人間が適時修正するのならちゃんとしたものが出来上がるそうですが。

 

しかし今回大石はAIに丸投げします。そのやりとり自体が面白いです。

 

 

たぶんAIは「世の中にはトイトマプーのリコピンという漫画作品が存在する」ってのは知ってるんだと思います。しかしその内容までは熟知してるわけではなく、リコピンという名前から普通にトマトを小道具に出してくるその連想の思考回路がなんか身も蓋も無くて私は好きでした。

 

しかしAIが提案してくる物語はギャグ漫画としては非常にしょうもないのですが、でも物語になってるかなってないかで言うなら、なってはいるので大石は本当にそのまま漫画にしてしまったようです。

 

 

リコピンならではですね。

 

この漫画は反則技とか掟破りとかを普通にする漫画として成立してるからこそ、できるんだと思います。

 

 

 

……。と、ここまで感想ブログ書いてみたのですが、うーむ、どうも私が面白いと思った気持ちを全然的確に文章にできてない気がします。

 

これはもしかしたら私が面白いと思っただけで、他の人にとっては全然面白くもないかもしれません。どうもそんな気がします。

 

 

本当に笑ったんですけどねえー。AIのトンチンカンなストーリーと「異星の大将軍」とか「いつでもオイルまみれで待っとるわい」とかいう微妙なワードセンス、トマトが変にフィーチャーされてること、大石がこういうのを本当に漫画に完成させてしまうこと、それがリコピンという作品であること。それらがうまく噛み合って変な笑いを生み出してると思ったんですけどねえー。

 

まーいっか。自分が面白いと思ったのならそれでいいです。誰がなんと言おうと今週のリコピンはすごく良かったです。

 

あと「トマトの塩オリーブオイルあえ」は実際においしいですしね。

 

 

 

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