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キラッとプリ☆チャン118話感想 プリティーリズム知らなくてもなんかジーンとくるオールフレンズ回

先日放送された「キラッとプリ☆チャン」の3期の16話、通算第118話、プリティーシリーズの歴代主人公が集合する回でした。

 

私はこのシリーズの初期作「プリティーリズム」は全く視聴してないのですが、それでも、みてると何か感動とか感慨のようなものがこみあげてきて良かったです。

 

 

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さて。何年も継続して新作が作られるシリーズ作品では、歴代主人公が一堂に会する「オールスター」的な商業展開をすることは珍しくありません。

 

仮面ライダーとかプリキュアとかジョジョの奇妙な冒険とかテイルズオブとかガンダムとか。

 

展開の仕方はそれぞれ、映画やゲームといった大々的なものもあれば、グッズ発売やカフェかスマホアプリのコラボといった小規模なものもあり、多種多様です。

 

で、このプリティーシリーズのオールスター展開「プリティーオールフレンズ」は後者よりで、独自の絵のグッズが発売される程度の規模でした。今までは。

 

しかし今回、アニメの特別編が一本、それにともない曲(完全新曲ではありませんでしたが)とライブが製作されて、「プリティーシリーズ10周年」を飾るなかなか華々しい企画になったと思います。

 

 

 

10周年かあ~。

 

私がこれまで視聴したのはプリパラ約3年、アイドルタイムプリパラ1年、そしてプリチャンが3年目で、それ以前のプリリズのアニメ作品は全く視聴していません。

 

まるで無知です。

 

なのにそれでも、今回歴代主人公が集結して歌ってるのをみると、なんかまるで自分がしっかり10年間応援し続けてきたかのような気分になって、感動とかしてしまいました。

 

 

ただ、純粋に今回の118話の物語自体の感想を言うと、整合性がまるで感じられなくて「粗くて大雑把だった」といったものでした。

 

まず。みらいが出会った5人のアイドル達はどういう状態のどういう存在なのかは、あえて説明しなくて曖昧であること自体はいいと思います。

 

彼女達は、それぞれの世界線に暮らす彼女達が今回のパーティーのために招待(転送)されて集まった本当に本人なのか。あるいはめが兄ぃミュージアムにアーカイブされているデータや残留思念のようなもので厳密には本人ではないのか。単にパラレルワールドなだけか。これはどれでもいいです。明言しなくて全くOKです。

 

でもどれだとしても話はちょっと変でした。

 

春音あいらが、大勢のめが姉ぇに遭遇したときに初めて見たかのように驚いていたり、時計塔から出てきたなるを見てポカーンとしてたり、そこは「いやいや君は今起こってる事態を理解できてなきゃ変でしょ」って、ついつい思ってしまいました。

 

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まー「お祭りなんだから細かいことはいいだろうが」で終わることかもしれませんけどね。

 

他にもみらいがベンチで目を覚ましたときに、キラッチュが「空飛ぶチーズケーキちゃんいなかったッチュ」って言ったのも、「チーズケーキを見た記憶が残ってるのは変でしょ」って思ったりしたこととかもね。

 

マジで大雑把な脚本でした。

 

 

しかし、大雑把なのは私はプリパラの頃から慣れっこです。

 

この大雑把さこそ「普段通り」であり、今回だけ特に大雑把だったとかなら失望や落胆をするのですが、そうではないので私は悪印象を持ちませんでした。

 

世の中にはストーリーがしっかりしてなきゃいけない作品と、滅茶苦茶でも結構OKな作品の2種類があるってことです。

 

 

 

話を「プリリズ無知でも感動した」に戻します。

 

 

私はプリリズを知らないとは言いつつ、その主人公達のあいら、みあ、なるは多少知ってます。ITプリパラとプリチャンに登場してましたもんね。

 

スターシステムの別人ですが。

 

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そういえばみらいが「春音あいらと七星あいらは似てるけど別人なんだ」と思った描写があったことは、こういうスターシステム採用作品ではかなり珍しくて面白かったです。

 

 

で、そのプリリズの3人。プリパラ世界では彼女らは「セインツ」って伝説のアイドルグループで、本当に「過去の伝説」であり、3人が一堂に会して歌う場面は最後までありませんでした。

 

ちょっと心残りでした。

 

それが今回叶ったかのような感動を、私は(錯覚だとしても)味わいました。

 

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そこにまず感動です。セインツだ!セインツが歌ってる!と。

 

彼女らがスターシステムで出てきた事実は(プリリズみてない者への)財産になってて、それが活かされてると思いました。

 

 

 

そしてそもそも、人間ってやつは、オールスターとかクロスオーバーとかいうものに、そのスター全員を知ってなくても、多かれ少なかれ感動してしまうものなのかもしれません。

 

仮面ライダーでも私は知らないシリーズのほうが圧倒的に多いけど、オールライダーとかを見るとなんか胸熱だったりしますしね。

 

しかも今回のプリチャンのこれはオールスター企画が「毎度おなじみ」に(まだ)なってなく、「初めて揃った!」という10周年の節目の瞬間に立ち会えたわけですからね。こういうのだけでも感動はひとしおだと思います。

 

 

私のような物事をごちゃごちゃ考えるような人間でも、今回は本当に素直に感動しました。

 

 

 

そして、今回のライブ「プリマ☆ドンナ?メモリアル」は私はアマゾンミュージックでよく聴いてたやつでした。

 

ライブが始まりその前奏がかかった瞬間に「これか!」とちょっと興奮しました。

 

この曲私の中にそれなりに思い入れができてたんだなあー。

 

そしてそれをオリジナル歌手ランガではなく歴代主人公キャストが歌ってると。

 

10周年記念番組にベストな曲をベストな布陣が歌ったって感じでしたね。

 

 

 

CGも良かったです。

 

セインツの3人はオールフレンズの絵柄っぽく新規に製作されたようで、統一感ありました。

 

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みらいの衣装が私がかなり好きなスイートハニー キラッとコーデなのも最高でした。

 

あの衣装本当かわいいです。

 

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若干惜しむべくは、この10周年の記念日は本来は7月15日らしく、コロナ関係で放送が遅れてしまったらしいこと。

 

まー世の中コロナの被害を受けた事象はプリティーシリーズに限りませんけど。

 

コロナが無ければ様々な大きな企画がタイミングをバッチリ合わせて開催されてた筈だったそうで、そこは無念です。

 

でも放送できたことだけでも僥倖ってもんですよ。

 

コロナは日本は被害が少ないけど世界規模ではマジでこの先どうなるか見えませんからね。

 

ワクチンは必ず出来て必ず終息はしますけど。いつになるかは。

 

 

 

そしてプリティーシリーズは来年はどうなるのか?

 

プリチャンが4期になるのか?それとも終わって新しい何かが始まるのか?

 

いろんな意味で、今後は全く予想できません。

 

元気に続くことを祈ってます。

 

 

あと最後に余談。ブログ書くために録画を見返してたらあいらがライブの最後でつまづいてるの発見しました。

 

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なるほどとことんそういう子なわけね!彼女は!

 

 

さらに余談。

 

6人の主人公の口癖のうち、「ハピラキ」「いっちばーん」「ハピなる」「かしこま」「ゆめかわ」は(事実上の)掛け声や挨拶といった感動詞で、文章の脈絡をさほど意識せず使える品詞ですが、みらいの「キラッと」だけは副詞か形容動詞といった感じの品詞なので、使いどころがそこに縛られるよなーって、ちょっと思いました。

 

 

まだ余談。

 

今日のブログのんびり書いてるうちに次の回放送されちゃったし、ゆいがスターシステム化してプリチャンに登場するってニュースが飛び込んでくるし。もう何がなんやら。

 

3期も登場人物多いなあ~。イブアンナソルルルルナがまだ控えてるし、だいあアンジュは新曲ひっさげて帰ってくるのか気になるし、こんなにいたらひかりおしゃまは無理か!?

 

これらについてはまた別にブログ書こうっと。

 

プリマ☆ドンナ?メモリアル

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  • 発売日: 2018/05/02
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

 

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