週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=35 「仮面の戦士」
今週は展開がめっちゃ予想外でした!
マグマの手下マントルの罠に先週はまったスイカがまさか最初の1ページだけで脱出に成功してしまうとは!
御前試合の1回戦第一試合でいきなり金狼とマグマが当たってしまい、チームでの作戦もへったくれもないガチンコとなってしまいますが、金狼には近視…この村でいうところのボヤボヤ病という問題点があります。
その問題点を唯一解決できうる近視用レンズを持つスイカは、前回マントルから「川で溺れた」と本当か嘘か分からないことを言われて、安否が不明でこりゃもう金狼が勝てる展開はないかなあーと思っていました。
でもスイカちゃん、木に縛られてたのをあっさり自力で脱出しちゃって「えー!」って思いました、マジで。
そして2ページ目には試合会場に無事に戻ってきちゃった!
もうこの時点で勝負はついたようなものです。
試合序盤、金狼は気合と使命感で頑張ってマグマを一瞬押しますが、それはただマグマを本気にさせただけでした。
マグマが間合いを取ると金狼は視界がぼやけてもうまともに戦えない様子。
そしてそれを見ていたスイカがこれまたあっさりと金狼がボヤボヤ病であることを見抜いてしまいます。
……なんていうかドクターストーンのいつもの超スピード展開が「さくさく」だとすると今週は本当にマジで「あっさり」といった感じです。
まー、同じボヤボヤ病のスイカだから見破ることができたというのは理に叶っています。
レンズのおかげで遠くの金狼の表情も見えるようになったから気づけたというのもありますし。
それと、金狼はボヤボヤ病のことを他人に知られたくなかったかのように弟銀狼には言ってたので意地張って助けをはねつけそうな感じでしたが、これは同じ境遇のスイカだったから素直に受け入れたのかなあー。
スイカは金狼にレンズの仕込まれた仮面を貸すためにわざわざ階段を登って、転がり落ちた勢いをつけて投げ渡します。
なんかキン肉マンのスプリングマンの「デビルトムボーイ」とキャプテン翼の高杉の「ローリングスロー」を合わせたような技です。
そういえば近視で日常生活もおぼつかない侍がメガネをかけたとたんに超強い剣豪になったって話を昔NHKのタイムスクープハンターで見た覚えがあります。
メガネは人を救う。
そうしてこうして金狼は見事マグマを圧倒することができました!
え!できちゃったんだ!
御前試合はこれで決着なのでしょうか?
それともマグマのほうが何か汚い手でも使ってここから金狼を倒してしまうんでしょうか?
あるいは外部から物の手助けを得たので金狼の反則負けになるとか。
コハクはスイカの安否確認に行ったまままだ戻らないし、御前試合はまだ何らかの展開がありそうな気もします。
そういえば千空は今週なにもせずつったってるだけでした。
千空が全く活躍しなかった回っていうのはここ最近すごく珍しい。
単行本3巻は12月4日発売!
次回へ続く!