毎日新聞のいじめに関する記事読みました。
https://mainichi.jp/articles/20170923/ddl/k27/100/429000c
スクールクライシス学校危機・心と命を救おう いじめ防止法4年、減らぬ被害 /大阪
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一応要点だけをまとめてみます。
「いじめ防止対策推進法」が施行されて4年だけど、成果があるとはちょっと言えない状態らしいです。
文科省は「いじめの重大事件の調査のガイドライン」でいじめがあったら公表することを薦めているけど、自治体は(学校も教育委員会も?)公表したがらない傾向が強いとか。
なんともいやな感じです。
さらにもっとひどいと思ったところがあってそこは文章ごと引用します。
いじめ事件が大きく報道されるたび、大人は子どもたちに「勇気を出して、お父さん、お母さん、学校の先生に相談をしよう」と呼びかけてきました。しかし 私自身の分析では、背景にいじめが疑われる自殺、自殺未遂の計52件のうち、半数以上の29件で、本人や保護者が学校、教師にいじめの相談をしていました。内訳としては、小学生2件、中学生21件、高校生6件、年齢非公開が1件です。
このうち8件では本人がいじめ調査アンケートにいじめがあった事実を書いていました。これとは別に、友人が心配して教師に相談したものも2件ありました。
つまり、いじめ被害者が相談しなかったから教師がいじめを認識できず、解決できなかったのではありません。教師に相談したり、アンケートに書いたりしていたにもかかわらず、何も対応してもらえなかったり、おざなりな対応をされたり、逆にいじめの被害者側に問題があるとされたりして、死に追いつめられていたのです。
いじめられた子は誰にも相談しなかったとかできなかったとかいうわけじゃなくて教師に相談したのに対応してもらえなかったことが半数以上だという、教育評論家の分析です。
クラス担任や部活顧問の教師はあてにしてはいけないんですねえー。
防止法では学校には「対策のための組織を置くものとする」とあるから、もしいじめがあったら担任なんかよりも校内に設置されている筈のその対策組織に直接相談するほうがまだましなのでしょう。
……でもその組織にもろくに助けてもらえなかったとしたら…もう学校行くのやめるしかない!
(そもそも子どもにはどの教師がその担当なのか全然わからないかもしれません)
そういえばいじめで自殺した子どもってなんで不登校になってしまうという選択肢が取れなかったんでしょう?
親が学校休むことを許さなかったのでしょうか?
もしそうだとしたらそれで子どもが自殺したのに逃げることを許さなかった親には被害者面なんかしてほしくないものです。
学校も地獄で親も鬼だったら…家出するのがベストでしょうかね。
でもそうなるとどこに家出するのがいいんでしょうか。
ある日の登校途中に学校には行かずに警察とか役所に駆け込んで「学校に行きたくないし、家にも死んでも帰らない!」と訴えるのがいいのかなあー。