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かぐや様は告らせたい185話感想 決戦日は休息日

いきなりですが「かぐや様は告らせたい」の英語翻訳版のタイトルって「

Kaguya-sama:Love Is War」って言うそうです。

 

恋は戦争。この漫画の登場人物は日々恋愛頭脳戦に明け暮れたり明け暮れなかったり大忙しです。

 

しかし戦士達は、バレンタインという普通なら決戦のこの日、逆にみんな戦いを一時やめて心安らかな一日を過ごしてるかような感じでした。

 

週刊ヤングジャンプ33号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい185話 「秀知院はバレンタイン後編」

 

要するにほっこり回。

 

つうかこれまでの185回で最も「ほっこり」だった回かも。

 

Kaguya-sama: Love Is War, Vol. 14 (English Edition)

Kaguya-sama: Love Is War, Vol. 14 (English Edition)

  • 作者:Akasaka, Aka
  • 発売日: 2020/05/05
  • メディア: Kindle版
 

 (ちなみに英語版は現在は14巻が最新らしい)

 

 

 

 さて、今週はカラー扉絵!

 

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何か意味深なところとか全く無しのド直球ストレートなバレンタイン絵。

 

本編もそんな感じの話でした。

 

 

 

冒頭は石上

 

自分がバレンタインとは無縁であることを呪ってるみたいです。

 

でもそりゃお前自業自得やんけ。中学の1年2年はひねくれて過ごし、3年で例の事件を起こして、それで「誰かからの好意」を期待すんなよ。

 

それにお前は今子安一筋なんだから彼女から以外のチョコを期待すんなよ。

 

……なんてツッコミが虚しく響くほど、実際の彼の今年のバレンタインは幸せいっぱいです。

 

 

まず子安から貰えます。廊下で。人目を気にせず堂々と渡すことが彼女なりの好意(あるいは厚意)と誠実さの表れです。

 

石上思わず感涙。

 

そのあまりの素のリアクションに照れまくる子安。

 

うーむ。彼女は結局石上をどう思っているのか。くっつく気はあるのか?

 

まだまだ謎です。

 

 

 

女子達から次々と、やっぱりみんな堂々と渡してくれて「モテ期」かと舞い上がる石上。

 

多少交流がある女性からなら普通にもらえ得るばらまきチョコでも、彼にとっては異常事態なことが、いじましいです。

 

再登校できて生徒会に入れて貰って頑張ってきて、人並みの幸せを「適切な評価を」与えられる喜びです。

 

子安小野寺大仏藤原からゲット。

 

ただ大仏からのブラックサンダー一袋には、彼女なりの思いが込められてますかね。

 

(ところで私の時代ならこういうときはチロルチョコでしたが、今はブラサンなの?)

 

 

描写はないけど、かぐやマキマスメディア部からも貰えてると思います。

 

そしてもう一人からも。

 

 

 

舞い上がる石上は白銀に自慢しようと生徒会室になだれ込み。

 

しかしそこには机に山盛りのチョコを前に微妙な表情の白銀が。その隣には伊井野が。

 

白銀のモテっぷりを見て身の程を知りしょんぼる石上。その彼にいざチョコを渡すとなるとしり込みする伊井野。

 

それを見てさりげなく退室する白銀。

 

伊井野の頭をぐしっと撫でて、「頑張れよ」と応援しながらの、あまりにも華麗な退室。

 

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なにこいつ。

 

なに伊井野の頭をイケメンムーブかましながら撫でてんのこいつ。

 

なにかっこいいとこ見せてくんのこいつ。

 

 

いや本当これはマジで危険なプレーです白銀。

 

こんなチャージ、攻略ヒロインにしかやっちゃいかんでしょ。

 

こんなん惚れさせ行為でしょ。

 

許されないことですよ。

 

 

……とか思ったのですが、実は、かぐやの方も過去にこれに匹敵することを石上にやったことをふと思い出しました。

 

143話(単行本では16巻153話)で手を握り指輪をプレゼントしてます。

 

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(16巻)

 

これもシチュによっちゃ危険な惚れさせ行為です。

 

 

ま。彼ら4人2組はこれで惚れるとかにはならない関係であることは承知のことですけどね。

 

不思議な絆で結びついています。

 

 

 

 

つうか今週のメインはここからです。

 

白銀から勇気を貰い、机の下にキットカットのバレンタイン限定パッケージのほう!!!を用意して、石上に、ギクシャクと不器用に、ツンデレのテンプレを叫びながらも、渡せました!伊井野!渡せました!渡せました!

 

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やったぜ伊井野ミコ!

 

良かったなあああ。

 

私は普段は創作物を鑑賞して「泣いた」とかの感想は滅多に湧かないのですが、ここは、ちょっと本当にジーンとしました。

 

 

受け取る石上のほうも、ツンデレヒロインの好意に気づかない鈍感主人公ムーブの姿勢で素直に喜びます。

 

そのあまりに他意のない無邪気な喜び方に一抹の切なさもあるのですが、「渡せた」こと自体が伊井野にとってはとてつもない快挙です。

 

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この嬉しそうな笑顔。

 

私は本当に心の底から伊井野に幸せになってほしいと思いました。今週改めて。

 

 

 

そして今週はまだまだ見せ場があります。

 

気を利かせ退室中の白銀に声をかけるのは、早坂

 

前回予告した通り彼にチョコを渡すと。

 

私は前回一瞬「早坂白銀に気があるの?」とまさかを疑いましたが、今週明かされた彼女の白銀への思いは、恋愛感情とは全然別ベクトルで、そしてそれ以上にめっちゃピュアでした。

 

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今度こそちゃんと……私と友達になってくれる?

 

修学旅行編のエピローグの一つがここに。

 

白銀もまた「早坂愛の友達」です。ほっこり。

 

 

で、早坂は流れるようにかぐやとバトンタッチ。

 

連携が取れてるってことは、かぐやと早坂は「白銀にどうチョコを渡すか」をちゃんと相談し合えたってことですね。仲良しですね。

 

しかしここのかぐやから白銀へのチョコのシーンには、私は感想の言葉が特に浮かんできません。

 

だって、本当にあまりにもストレートですもん。

 

それにもう二人は既に両想いの恋人同士ですからね。

 

あ、ただ「付き合って最初のバレンタイン」ってのは、アドレナリン出ますよね。

 

出てどうするかは、カップルそれぞれ。

 

 

 

 ラストページは「みんな幸あれ」的な締め。

 

マキは柏木の両方に渡せて、豊崎風祭もマス部から貰えたっぽく、藤原は藤原。

 

 今これを読んでるのは7月なのですが、もしこの回が現実の2月に掲載されてたら破壊力は倍増してたでしょうね。いろんな意味で。

 

 

 

 あと全く関係の無い私事。

 

このブログが1000回目の投稿達成しました。はてな読者数もちょうど200人になりました。

 

読んでくれた方ありがとうございます。

 

 

 

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