今週は素晴らしすぎました。
本当に、ただただ素晴らしいの一言でした。
週刊少年ジャンプ 冨樫義博 ハンターハンター No.375 説得
素晴らしかったのはもちろん第7王妃セヴァンチ所属兵隊長であるところのおっさんウェルゲーです、が、まー順を追って、今週はまずは格王子の念獣の能力がいくつか明かされましたのでそこから。
そういえば最近になって念能力の系統は、当初の強化系とか変化系とかの6系統の他にさらにいろんな分類の用語が出てくるようになりました。
相互協力型(ジョイントタイプ)って言葉は前に傭兵のゴレムのときに出ましたが。
(爆弾魔(ボマー)のゲンスルー一味も今から分類するとジョイントタイプになるのでしょう)
迎撃型(カウンタータイプ)とか、強制型、半強制型、要請型とか、拡散・徴収型、共存型、誘導型、さらに細分化された感じでややこしい!
でもまーこのへんは言葉を見れば意味がする理解できるので判断に苦労しないのが幸いではあります。
各王子の念獣(守護霊獣)の能力はこれでかなり明かされてきました。
明かされた中で一番脅威なのは第9王子ハルケンブルグの念獣のようで、強化系で「凄まじいオーラ!」っていうのがなんかGI編あたりのゴンを思い出させます。
ここで、第1王子ベンジャミンとハルケンブルグが顔がめっちゃそっくりに描かれてたのは意図的な演出なのかなあー。
この二人は母は違うけど、ほとんど同じ顔。
そしてまだ全く明かされてない王子の念獣が4頭。
ベンジャミン、クラピカ達の第14王子ワプル、謎のコインの第3王子チョウライ、そして恐怖の馬女姿の第4王子ツェリードニヒの念獣。
ツェリードニヒのところがどうなってるのか連載再開してもまだ一度も出てきてなくて超気になります。
テータは嘘をついた瞬間にピッって血しぶきが出たっきりで、本当マジでどうなったの!?
カチョウとフウゲツの通り抜けトンネルは双子で作ってるジョイントタイプ?
そして場面が変わって第13王子マラヤームの念獣が空間をどうかしてるらしい1013号室。
……先週の感想ブログで私はこのおっさんウェルゲーが非常に気に入ったことを書きました。
この時は私は足を引っ張るナイスクソキャラとしてウェルゲーを評価したのですが、今週になっていきなり予想もしない方向でキャラが立ちまくってて初めて読んだときは呆然としたものでした。
念能力を頑なに信じないウェルゲーを説得するためにビスケは(きっと不本意ながら)自分の本当の姿を晒すことで証明してみせるのですが……なぜかここでウェルゲーがビスケの筋肉美に惚れるという斜め上超展開。
なんじゃこりゃ。
こんな展開もありうるのかと、本当に驚きました。
ここ20話くらいの間、クラピカは苦労してばかりだし、人が次々と死ぬし、特に第12王子モモゼという女の子が死ぬのはなかなかヘビーだったし、ずっと殺伐と重苦しい展開ばっかりだったのに、一瞬で空気が変わった気がしました。
ハンターという漫画の懐の深さを感じた、とまで言うと言い過ぎでしょうか。
ウェルゲーがビスケに惚れたことで状況が一気に好転しました。
(か、勘違いしないでよねっ /// )
でもビスケのほうは自分が惚れられたことに気付いてなさそう。
それにマッチョ姿を褒められても嬉しくないでしょうしね。
ともあれ、これは第13王子そして第7王妃の勢力(小さい勢力ですが)がクラピカ達と仲間になれるかもしれないってことでかなりのプラスな進展になりそうです。
ビスケとハンゾーとも連携しやすくなりますし。
なんかいきなり希望が見えてきたなあー。
この調子で残りのノストラード組ハンターの、センリツ、バショウ、イズナビとも今後協力体制ができるかも???
しかし、そうするためには難関はまだいくつもあります。
目下の問題は謎の1013号室と、1014号室のクラピカ先生の念講習に紛れている暗殺犯。
でも暗殺犯はヒュリコフの観察によるとこの10人の誰かで確定してるそうですが、誰が犯人でもピンとこないです。
あとは、下層での旅団とヒソカの戦いも気になるけど、しかし、連載再開して今週で5話目、通例通りなら10回連載するとまた休載に入ってしまうので、これで折り返しです。
あと5話でどこまで話が進んでくれるか…。
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