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会計の時とかに「大丈夫です」って言いますか?

ドラッグストアでレジの前で並んでたら、私の一つ前にいて会計してるお客(幼児連れの若い母親で20代かも)が店員に「ポイントカードお持ちですか?」と聞かれ「大丈夫です」って答えてました。

 

「大丈夫です」が「No Thank you」みたいな意味の言葉として使われるようになってもう何年かたちましたけど、なんかますます曖昧化が進んでるなーと思いました。

 

ポイントカード持ってるかどうか聞かれたら本来ははいいいえしか答えようがないけど、そこで「大丈夫です」となると「持ってないけど私はそれで困らないから大丈夫です」つまり「いいえ」みたいな意味となります。

 

別に私は今更「こんな言葉遣いはやめたほうがいいです」とか言うつもりはありません。

 

大丈夫ですはこの先も増えていくだろうなあーと感じました。

 

 

 

逆に店員のほうが使う場合もあります。

 

こちらの服はサイズのほうは大丈夫ですか?」みたいに。

 

これから世の中で増えていく以上はそこに違和感持ったりあるいは腹を立てたりしてももう自分では変えようもありません。

 

世の中の変だと感じる言葉の使い方ってのはいくらでもありますし、さっさと受け入れて順応してしまったほうが楽です。

 

自分は使わないとしても。

 

 

 

よく大丈夫ですYESかNOか分からないといわれますが、たいていの場合はNOの意味で使われます。

 

「お弁当温めますか?」と聞いて「大丈夫です」と言われたら「温めなくても大丈夫です」という意味以外はまずありえないです。

 

強引に解釈すれば「そのまま温めてくれても大丈夫です」ととれなくもないですけど、そもそもお弁当温めるか聞かれて温めて欲しいならそのときは普通に「はい」って言えばいいだけです。

 

「いいえ」という直接否定を避けて曖昧化させるための「大丈夫です」なんですから「はい」のときに使う意味がない。

 

 

 

……なんて思ってたら、ドラッグストア店員は若い母親に次に「食料品と日用品は袋一緒でも構いませんか?」と聞いて、若い母親はその質問にも「大丈夫です」と答えました。

 

あ、こっちはYESって意味だ!!

 

普通に「一緒に入れても大丈夫です」って意味だ!

 

大丈夫ですは全部NOと解釈しておけばいい、と思ってた私の固定観念が破壊されてしまいました。

 

 

 

つまり、文章内でYESかNOかはあまり重要ないんですね…。

 

「わたしはあなたにこんな気遣いをしようと思っていますがどうですか?」という質問の場合、会話の形式がYESだろうとNOだろうと大丈夫ですは「気遣い無用の方向でお願いします」って意味になると。

 

ドラッグストアで店員と見知らぬ人がほんの数秒会話してるのをちょっと聞いただけですが、なんか結構勉強になった気がしました。

 

でも私は今後も使わないかなあ。

 

「いらないです」って言います。

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