嫌いな奴っていますよね。
個人的な関係の相手だったり、有名人だったり、気に入らない作品を作った作者とかも。
自分の嫌いな奴に大して攻撃したくなるのは人としておかしくない感情なのでしょう。
面と向かって攻撃したり、悪口言ったりしたくなります。
あと攻撃にもいろいろ度合いがあります。
あらん限り罵倒したり嘲笑したり、ネットで有名人に対して悪口を書いたり、徹底的に追い込むまでやるのもあれば、その場で悪口言うだけで完結したり。
私はどうも自分が嫌いな奴を攻撃することが年々億劫になるというか、最近は攻撃することで自分の溜飲が下がるどころかかえって疲労が増すようになってきました。
なんかの漫画読んで気に入らなかったときに2ちゃんねるかどこかでいかに気に入らないか一生懸命熱弁したこともありましたが、今はもう全くその意欲が出ない。
やってる人を見ると「よくそこまで熱心になれるなー」と感心したりする始末です。
あと嫌いな有名人がどうにも賛同できない馬鹿としか思えないツイートとかしたときに炎上させようとかなり頑張ってる人ももう単純にすごいと感じます。
一時のものではなく何日も、ときには何年も続ける人もいます。
なんというエネルギー。
私はそこまでの攻撃運動をしたことはありませんでしたが、度合いの差はあれ昔は自分もカッカしてたのに、今はなぜそこまで怒れるのか攻撃続けられるのかすっかりわからなくなってしまいました。
ネット炎上、抗議活動、不買運動、デモなどなどを頑張ってやってる人がもうそれだけでちょっと怖い。
自分の怒りや不快感を表明するにしてももうちょっと他にやりようあるんじゃないのかなーって思ったりします。
自分が嫌いな奴が攻撃されてても正直全く同情はしないわけですが、攻撃してる人のこともなんかもう怖い。